2011/02/26 - 2011/02/26
1343位(同エリア2781件中)
raicoさん
- raicoさんTOP
- 旅行記177冊
- クチコミ16件
- Q&A回答1件
- 497,238アクセス
- フォロワー32人
大江戸線東新宿駅から地上に出ると、ビルとビルの間から
ひときわ目を引くシルバーの躯体が現れる。
このマンションは建築家渡邊洋治氏の代表作。
この建物は1970年に竣工した建物。元陸軍船舶兵であった氏が
軍艦をモチーフにデザインを手がけたことから
軍艦マンションと呼ばれるようになった。
狂気の建築家、異端の建築家と呼ばれた渡邊氏の代表作が
40年の歳月を経てリノベーションされ入居者募集をはじめた。
再出航を記念してクリエータの展示物と内覧会を兼ねた
「GUNKAN crossing」というイベントがある事を知り
これは面白そうだ!とお出かけしてみた。
PR
-
東新宿の駅を降りて外に出るとひときわ目を引くビルが
そびえたつ。
これが噂の「軍艦マンション」
駅を降りると同様に一眼レフを構えた人たちが
建物を激写してる。
そして、その前には沢山の観光バスが停車している。
そんなに、大勢が見学に来ているのか?? -
確かに異様な光景だ。
MSのトップに掲載されたからって
と色々と考えてみるが
周りを見回しても観光バスで見学に
来るようなタイプは見当たらず。 -
グレーの躯体を下から見上げても
ちょっとした、威圧感。
地上14階地下1階40年前だったら
今より更に、目を引いていたであろう建物。 -
地下のエンタランスに向かう所から
すでにアートの展示物のお出迎え。 -
コンクリート打ちっぱなしのGF階で受付を済ませ
さあ、探検に出発。
思っていたほど人はおらず、ホッと一安心。 -
まずは、屋上に出てみる。
-
軍艦の甲板をイメージした屋上は
モノクロにするとまさにその通り! -
これが、当時としては斬新な横置きにした
給水管。 -
建築当時から異彩を放っていたといわれていますが
ここだけ見ても、これがマンションであろうことに
気付く人はそうそういないでしょう。 -
屋上からは新宿副都心はもとより、都内を一望できる
眺望の良さ。 -
屋上の周囲は微妙に傾斜がついていて
それがまた、さらに軍艦チック。 -
ま、確かにマンションの屋上にこの建造物は
必要ありませんな! -
先端にある階段を3段ほど登ると、
いい眺めだあ〜
徐々に人も増え始め、カップルやら会社の仲間同士
みたいな人やらがわらわら集まってきて、
その中の、男子3名に女子2名の集団に注目。
皆がその中の一人のマドンナを狙ってる様子。
彼女はどうやら高所恐怖症のようで、男子から
色々とからかわれていて彼女を特にお気に入りとみられる
男子は無用に饒舌になってくる。
でも、マドンナの対応は友達以上にはなりません
的な態度。そんなやり取りに耳をダンボにしながら
あまり相手にされていないもう一人の女子の心を察する(爆) -
「ねえ○○さんここのはしご降りて、下から
写真撮ってよ〜」
「そんんなのムリですよ〜できるわけないじゃないですかあ」
まっ、そんなにチャライ人たちではなかったが男子のネタ
は小学校時代からあまり進歩セズ。
お声のかからないもう一人の女子を
ただ心配するのであった。 -
ではまた、地下に戻り今回入居募集をしている
フロアの見学をするために、地下へ戻り誘導の元
まずは10Fのシェアハウスフロアへ向かう。 -
エレベータは鉛色の当時のもの。
9人乗りのエレベータは、あっという間に
「ぶ〜〜っ」。
こういう場合はやっぱり、一番最後に乗るのは
ぜひとも避けたいところ(爆) -
エレベータを降りて共用スペースの玄関。
シェアハウスというだけあって、当然
入口はひとつ。 -
入ってすぐ左手には洗面所とトイレ。
ここは光が射しこみとても明るい。 -
部屋の構造はこんな感じ。
間取りは当然尋常ではありません。
なんたって、軍艦ですから。
しかしながら下のほうの階には
ずっと住み続けているかたもいるわけで。。。 -
ここは、談話室。ロココ調の黒いバラの壁紙にシャンデリア。
ちょっと好みが分かれそうな空間。 -
備え付けのインテリアもこじゃれたもので
ツヤのある黒いテーブルは指紋がつくとか
ほこりが目立つんぢゃあないかなどと
住むわけでもないのに無用な心配ばかり。 -
では、物件No1。1001号室
ここは白を基調とした壁に黒い床。 -
この部屋は隣のビルの影響をあまりうけず
比較的日当たりもよさそうです。
でも、三角形のベランダはほぼ室外機に占拠され。。。 -
廊下の壁は、なぜかピンクグラデーション。
人がすれ違うのがやっとの狭いスペース。 -
2つ目の物件。1007号室ここは黄緑色に
塗られた壁で見た中では一番明るく、住むなら
ココ。と決めました。(笑)
金額はhttp://www.hituji.jp/comret/info/tokyo/shinjuku/gunkan-higashi-shinjuku/rooms -
見た中でも広さはそこそこ。
男女別フロア、ランドリースペース等の設備も設置されています。室内にはベット・机・椅子・冷蔵庫等の家具、インターネット環境もアリ。 -
物件No3.1003号室。
こちらはワインレッドのウォールペーパーに
なりますが残念ながらこの部屋あたりから
隣のビルが窓の外に迫ってきております。 -
この部屋からは、北西側、目白か練馬方面
と思しき眺望。 -
個室は左右対称にピンクの廊下で
間仕切りされていて
それぞれが、特徴を持った
作りになっています。 -
角部屋のここは部屋のド真ん中に柱があり
間取りは広いもののどうやって住むのかは
住む側のあなた次第です。(笑) -
では、シェアハウスの一つ下の階に
降りてみましょう。
靴を脱いでの公開のため、靴が散乱しておりますが
今回限りなのでご容赦ください。(笑) -
一つ下の階は共有スペース。シャワールームが
2つありました。 -
バスタブも一つありました。
-
また、上の階と同じような狭い廊下の
先に見えるのはヨットなどに使う窓。
はて?この部屋は??? -
共有のキッチンスペース。
-
洗い物をしながら、都会の夜景が見える贅沢な作り。
-
広さも充分でTOKIOでのルームシェアはサイコ〜
と思わせる作り。
・・・だが、作る順番だの食材がなくなっただの
後片付けをしないだのとモメはしないのか
とここでもいらぬ心配が><
いや、すばらしきシェアハウスです! -
その先には食堂と思しきスペース。
今日はみんなで、近くのコリアンタウンで
買った食材でコリアンナイト!
私の作った海鮮チヂミはどう?
でも、おれの参鶏湯もなかなかイケてるだろ?
という声が聞こえてきそうです。(笑) -
そして、食事の後は北欧家具でまとめられたオープンスペースで
DVDでも干渉、モトイ、鑑賞しましょう〜
今日はコリアンナイトだから韓流、でもやっぱハリウッドっしょ!
ええ〜アニメにしよ〜なんてみんなでワイワイ! -
もちろん、自分のスタンスで静かに過ごしたい人
部屋に戻りたいひとなど、自分スタイルが
選べます。 -
何もワイワイだけがコンセプトでは
ありません。
少人数で過ごしたい方のためのキッチンだって
この通り。 -
人に左右されない選択肢も
兼ね備える自由な空間。
楽しいTOKIO LIFEはまるで
NewYorkさながら。 -
今回GUNKANとCrossingしたアーティストの
展示スペースへと移動します。 -
これは、今回のアーティストの作品では
ない、ユニバーサルデザイン(爆) -
最初に登場したのがMicroWorks
-
天井からつるす、携帯の充電器
なかなか良かったです。
「コレ売れますよ!」と言ったら
「完売しました。」というお答えが(汗) -
今回のコンセプトとして
自由に壁面をという事もあり
3次元を自由に使う仕組み。 -
打ち合わせ中とかいうパネルを
立てかけウチワでしゃべってる面々。
アーティスト系の内輪ってのが、なんだか
一番入りにくいポジション。
だから、ちょっと気になる小っちゃいお店
って入りにくいのかなあ。。。 -
デジタルもOK。
-
こうゆうセンス、うらやましいと
思う今日この頃。 -
図工はそつなくできないと。。。
元々、絵は下手のコンプレックスもあり
だるまの上にハナ〜〜!
教師は怒らずともその当時の小学校で
こんな絵を書いたら○○ってだるまに
花瓶にしたんだってさあ〜
と言われる事をおそれこんな発想は
とうに封印してしまっただろう。 -
ここでもまたユニークな個性ある
数々の品が。 -
サザエさんの形をした髪を
結わくゴム。これは本人的には
サザエさ〜んではないとの事。 -
-
今度はカトラリー登場。
何がちがうの?? -
コウユウ工程を経ると
ああなるんだと。(笑) -
5階に下りてみましょう。
-
繊細な展示品を飾る「いつもの」
というテーマ。 -
当然女子作品みたいですが、美大系
草食系の男子作品。 -
絶対シェアハウスにすんでも広いほうのキッチンには
行かないんだろうなあ〜 -
ウケるウケないは別として
こんな作品も。 -
皮に建築用の樹脂を塗りつけた
鞄を扱うお店には -
デコら武器なる「角材」があったりして
皮革製品とデコラ武器の相関が理解できず(笑)
ケド君の行く末をなんだかちょっと心配したりして。。。 -
で、また地下に集合して今度は
SOHOオフィスフロア〜の見学会の時間です。 -
無機質に流れる音楽は「小松音響研究所」
なる所の作品。
近未来的な展示ブースが素敵。 -
真空管スピーカは憧れます。
-
そしてオフィスフロア見学へ。
アートスペースは時間制限がありませんでしたが
ここは決められた時間に集合しての見学。
部屋もこのようにジオメトリックな間取り。 -
ここも、住居スペースと構造は変わりませんが
扉が黒板の素材になっていてそのまま書き込めるとか
他業種の情報交換がスムーズにできるとか
主催者側としてはここがウリにしたい物件だった様子。
といいつつもここでは、かなり真剣に聞き入る方多数。
ちなみに月額賃料409,500円管理費102,375円。
興味のある方は是非! -
オフィスのベランダから見上げた眺望。
低層になるとほぼ隣のビルからは丸見え。
でも、オフィスだからいいんです。(笑) -
そしてまた、別のフロアーのアートスペースへ。
-
ここは、奇をてらうでもなく
実用的な感じで -
アバラにみたてたこの作品は
トースト立て! -
そば粉を引くようなこやつは
なんと庵治石でできたコーヒーミル。 -
この文字の先には
-
ビルを建築した先生の作品の数々がパネルで
展示されていて、
でも、このマンションのタイトルは
「鉄のマンション」だったりして -
-
-
まあ、いろんな作品を鑑賞いたしました。
-
反対側から見ても異彩をはなつ
このマンション。
興味のある方は是非っ!
って、なぜか不動産屋もどきになってしまった(笑) -
オマケ。朝発見した観光バスはここ
コリアンタウンに訪れていた模様。
このお店の混雑は特に半端なく
また、コリアンスターのお店や
食材市場もかなりの混雑ぶり。
ただし、この町の男女比率は
圧倒的に女子度が高いことは間違いありません!!
長々お付き合いいただいありがとうございました
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- までさん 2011/03/01 11:02:43
- いいわ〜
- raicoさま
こんにちは、お邪魔してま〜
いいですねぇ、ココ。
おそらく場違いなおばちゃんは部屋から一歩も外に出られないか
間違って誰かとばったり出会ってしまったら下宿のおばちゃんに間違えられるかどっちかだろうケド(自爆)
ではでは!
まで
- raicoさん からの返信 2011/03/02 23:19:23
- RE: いいわ〜
- までちゃん
何とも興味本位でいったんですがね〜
昔のNewYorkのルームシェアーと
SOHOのアーティストのイメージが
外観と相まって、決して硬派早稲田の
学生は住むことはないであろうお部屋。
うしし、オフィススペースなんかもあるので
「までの部屋」という人生相談コーナーを是非^^!
きっと、人気が出ると思うよ。(爆)
それより、新オオクボの韓流オバパワーのほうが
凄かった!!
raico
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
80