SIERRA DE GREDOS グレドス山脈　-1-　LA ADRADA ラ・アドラダ城

2011/02/19 - 2011/02/20

Amigos de Paradores（パラドール友の会）のポイントが
貯まったので、またタダ泊してきました。

選んだのは、第１号パラドール
1928年にオープンの Parador de Gredos（グレドス）

アビラ県南部、グレドス山脈周辺の村々を周ってきました。

最初に寄ったのは LA ADRADA ラ・アドラダの城です。

エリア スペイン

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.5

今回のドライブ・ルート

Sierra de Gredos　グレドス山脈は
カスティージャ・イ・レオン州
アビラ県の南部に位置しています。

この旅行記に出てくるラ・アドラダ及び昼食ストップしたアレナス・デ・サン・ペドロはこの地図の「1」と「2」です。

La Adrada　ラ・アドラダ　の城

町の外、高台にあります。

（夫撮影）

14-15世紀建設

城壁がカッコイイ！

お堀にかかる橋を渡って、正門から中に入ります。

廃墟になっていた城を州が修復しました。

中に入りましょう。

呼び鈴が自動的に鳴って、事務所からガイドの人が出てきた。

見学料は取られなかった。

中庭パティオ


（夫撮影）

パティオ向こう側にあるのは最初に建った教会の廃墟。

城はこの教会を拡張していって出来上がった。

ルネッサンス様式のパティオ

廃墟となっていた城を、発掘された遺跡を元に復元して観光用にオープンしたのが2004年のこと。

パティオ周辺のこのポツポツと丸い装飾も、発掘された中にあったのでこうだったと分かった。

この写真、左のちょっと黒っぽい部分が発掘されたオリジナル。
これを元に右の部分を再現した。


（夫撮影）

パティオの床はオリジナルの石畳

壁の下部にタイル装飾があったことも遺跡から分かった。

アーチの合間から見たパティオ。

16世紀の城内住居部分を再現した部屋。

この部屋にもタイルが見られる。

発掘されたオリジナル。

教会部分は完全には修復されていない

柱の下部と主祭壇のみ　

柱には石を切り出して柱を作った職人のサインが刻まれている。

ここにも

奥にある階段から城壁に上がる

城壁の上から見た La Adradaの村


（夫撮影）

城壁に開いた攻撃用の穴から外を眺める

城　外側


（夫撮影）

城壁の上はこんな風に歩けるようになってる。

上から見たパティオ

上階には昔のこの地域の様子や城の歴史などの展示室になっている。

城の模型が楽しい

なかなか面白い城でした。

La Adrada城を後にして、昼食をとりに次の街へ向かいます。

食事ストップしたのは
Arenas de San Pedro
アレナス・デ・サン・ペドロ

最初の地図　「2」

この辺りで一番大きな街です。

この街にも立派な城があります。

これまでに何度か訪れている街ですが、中は廃墟で外側だけ残っていたのに、いつの間にか塔などが修復されて中が見学できるようになっていた。

今回は昼時間で閉まっていたので見られませんでした。

城壁の外には何故か、くっついて人家が建っています。

昔も来たことあるレストラン
Bodegon de los Galayos

田舎風の内装

食べ物は美味しかったのだけれど、グラスが汚いしサービスも愛想なかった。

アビラ名物
Patatas revolconas

茹でたジャガイモにチョリッソやパプリカを混ぜたもの。
トッピングには豚の脂身をカリカリに揚げたものを乗せる。

Queso frito de Grisando
フレッシュ・チーズのフライ

ギサンドはこの近くにある村

メインには当然　アビラ牛のステーキ

手前は私の普通サイズの
Chuleton de Avila

夫は特大の
Don Chuleton Especial de Ternera de Avila

肉はとても美味しかった。
さすがに食べ切れなかった。

Castillo de la Trsite Condesa

「悲しい伯爵夫人の城」と名付けられています。

また、いつか来なくっちゃ。


この後、パラドールへ向かいます。

グレドス山脈旅行記　1/3　（完）