2009/10/27 - 2009/11/08
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りゅーちんさん
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ブログを移転し、こちら↓に日記の改訂版ございますので、
ぜひご覧ください。
https://ryutravelhack.com/
若者パッカーの登竜門、インドです。
実はこの年の夏に別の国に行こうとしたのですが、
直前にインフルにかかってしまい、さらにこともあろうにパスポートをプリンターにはさんだまま忘れ、
それに気付いたのが空港駅の3つほど手前だったので、あえなくキャンセル。。
その後気分あらため、遠藤周作の深い河も事前に読み、
いざインドへ。
インドに行くと、人は二つに分かれる。
インドにハマってしまうか、大嫌いになるか。
個人的な結論を言うと、
ハマりました。 ジョージハリスンの気持ちが少しばかり分かりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今回はアシアナ航空さんにお世話になります。
アジアのハブ空港、インチョン経由です。 -
機内食。
しかし右下の唐辛子チューブの使い方が全く分からず、
隣の韓国の方をチラッとみると、
米にぶっかけているww
日本で言う卵かけご飯みたいなことかな。 -
夜中一時インド着。
空港からバスでコンノートプレイスに出たのが運のつき。
狂犬病もちの犬がうようよしてて、早くそこからオートリクシャでパハールガンジに向かおうと思ったのですが、
なぜか道が途中で通行止めになっており、しかたなく近くの宿に行ってくれと言ったのですが、
走行中、一人のインド人が歩いてこっちに向かってきて、
減速したリクシャを見計らい俺のサイドバッグを露骨に奪おうとしてきました。
俺は左腕だけで対応し、
リクシャのスピードを上げて難を逃れたのですが、
今のは何だと聞くと、
「あいつは酒に酔っているんだよ。」やって。
これがインドの洗礼か。
そうしてリクシャが行き着いた先は怪しい旅行会社。
そこで起きてきたオヤジに事情を説明すると
今日は何ちゃら祭りで高いホテルしか空いてないと言われ、
実際安い宿に電話しても満室。
途方にくれていると、オヤジが今からタクシーでアーグラーに行けばいいと言い、
いくらか聞くと、22000円やとさ。
正直ボっとるのは分かってましたが、
さっきの一件で怖かったので、
タクシーで行くことに。
早くも2度目の洗礼。
その途中撮った写真。 -
タクシーでは当然寝れず、
ふらふらで着いた宿がシャンティロッジ。
ちょっと前に弾丸トラベラーでこの屋上のレストランからマリエと藤井リナがタージマハルを見ていたので、ここに決定。
シングル250ルピー。
まずはシャワーを浴びてブランチへ。 -
shankara vegisでバナナラッシーとターリー。110ルピー。
ものすごい多かった。 -
唯一首都に野良牛がいる国、インド。
マジでいっぱいいました。
でも人馴れしていてそんなに怖くないです。
時々うんこ垂れ流しているときがありますが。 -
すごい印象的に感じるように作られている。
やるな、シャー・ジャハーン。今で言うデキる男ってやつやな。
しかし入場料が高い。他の場所も含め750ルピー。 -
圧倒的な存在感。
そしてあまり考えていなかったが、
外国客はさることながら、
インド人の客もめちゃくちゃ多い。
女性は派手派手のサリーを着て、旅行のおめかしをしている。 -
つづいてはアーグラー城。
ここは敷地が広大で全部は周れなかったが、
要所をおさえて観光。
リスや猿も大量。 -
ここの小さく茶色い部分は全部リスです。
-
サイクルリキシャのリキシャワーラーが自ら撮ってくれと志願。
周りの子どもは、 知りません。 何かいつのまにかいました。 -
屋上のレストランで食べたバターチキンカレーとライスとヨーグルトラッシー。190ルピー。
そういやこないだの旅猿でも出川と東野がここでバナナ食べてましたね。 -
朝はjohny's placeでバナナラッシーとオムライス、60ルピー。
改めて思うが、普通の飯が普通に松屋より安いというのが物価っていうものなんですよね。 -
アーグラーカント駅でバラナシ行きの夜行チケットを買いに駅へ。
構内で見かけた本屋。 -
ヤムナー河を望むインド人カップル。
絵になるねー。 -
ヤムナー河を臨む。
-
名もなきレストランで昼食。
plain curdとカレー。 75ルピー。 -
駅の待合室で、近くに座ったイタリア人のアレッサンドロとおしゃべり。
彼はインドに留学中で言語を勉強しているらしいが、すごく退屈らしい。
そして彼は何とヒキコモリという日本語をなぜか知っていた。。
こういう他愛もない会話を何時間もしていた。
ところでこの待合室だが、普通は一等の人しか入れず、
入り口で退屈そうに椅子に座っているおっさんに見せなければならないが、
外国人はほぼフリーパスらしい。。
周りのインド人もある程度の財力を持ってそうな人たちばかりだった。 -
たしかにかじりたくなる材質だが。
-
プラットホーム。
線路内はこの世のものとは思えない汚さ。
ごみ捨て放題、唾はき放題で鼠出放題。 -
アレッサンドロ。
いまさらながらビスケットおごってくれてありがとう。 -
電車に乗り、自分の席は三段の寝台の一番上段。 よしっ!
でもみんな寝ようという空気になるまでベッドは作らずにしばし車窓に揺られる。
時々鳴り響く「プーーーーッ。」という甲高く長い警笛。
どこか旅情があっていいじゃないか。
そんななか、
たまたま前に座ったオーストリア人と会話。
名前はジョン。 でもほんまはヨハンヌやけどね、みたいなことを言ってた。
なるほど、スペインでいうホセ→ペペ みたいなことか。
彼もバラナシだと言う。
ここで会ったのも何かの縁という感じに、
電車外から窓越しに寄ってくる様々な売り子の中からチャイ屋を見つけ、
チャイをご馳走に。
何か毎回おごってもらってばっかで嬉しい反面悔しい。
そうこうしているうちに、そろそろ寝よかみたいな雰囲気になり、
ベッドの上段へ。
結構上がるのもきつい。
そして窓全開で寒いながらもいつの間にか就寝。
ふと起きると、電車はラクナウでストップしている。
ジョンは下で新聞を読んでいる。
外ではインド人が木の枝で歯磨きしている。
これが朝の6時ごろで、着いたのがたしか昼の2時前後。
俺はまだ若い方だが、若いなりにやはり少しは身にこたえた。
写真は電車で食べた朝食の注文弁当35ルピー。
右上のさつま揚げみたいなチャパティが抜群にうまかった。 -
バラナシに着き、
ジョンと一緒に宿を探し、
泊まったのがビシュヌゲストハウス。
ベンガリートラの南のほうにある。
ここに居を構え早速散策。
宿の屋上のレストランから撮影。
バラナシでは小さい凧揚げが流行っているようで、
いつもひらひら空に飛んでいる。 -
ジョンとインド人C。
これから毎夜開催の礼拝(プージャー)をボートから見学。 -
プージャー風景。
お客の数も陸とボートとすごい。
帰るときに軽くボートを漕がせてもらった。 -
朝早く起きてガンガーのサンライズを見ようと朝五時にジョンと再びボートに。
前日、そろそろ寝ようと小説を読みながら寝転がっていると、
ベッドの端にねずみが顔を出していました。。
最悪や。
それからは当然のように寝れず、
窓がぶっ壊れていて鼠が入り放題で散々でした。 -
マニカルニカー・ガート。
ボートからは撮っていいって船頭さんが。 -
信心深い。
-
サンライズ。
泳いでるのは死体ではないです。 -
ボリウッドの映画かな?
失礼やけどあんまおもしろそうじゃない。 -
普通の道の傍にあった公衆便所。
女子用はどうすんのやろ? -
夜になると野獣に変わる。
-
マリーゴールドが色々なところで売られていてきれい。
-
かなりかわいい。
-
たまたまこの日はディワーリーという祭日で、
ガート沿いにはろうそくが並べられて幻想的だった。
宿に戻っても花火がバンバン鳴り響き、夜中まで爆音で音楽が流れていました。 -
バラナシでお世話になった宿。
-
ジョンとインドのガラムっていうボードゲームをしました。
日本のおはじきみたいな感じかな。 -
この日に俺はジャイプルに行くんでジョンとお別れ。
バイバイジョン。 -
バラナシ駅構内のレストランで食べたマサラドーサー。20ルピー。
春巻きみたいな食感で旨かった。 -
車内でインド人が食べていておいしそうやったんで便乗して購入。
パパイヤ、トマト、きゅうり、バナナをカットして塩コショウとレモン汁をかけて出来上がり。
15ルピー。
朝食に丁度いい。 -
ジャイプルに到着。
オートリクシャで宿に行って荷物を置き、
まずは地球の歩き方に載っていたlassiwalaのラッシーを飲みに。
このラージサイズで24ルピー。
高いなりに濃厚でウマイ!! -
lassiwalaの外観。
歩き方に載っていたオヤジさんもいました。 -
リクシャワーラーに昼食はウチで食べてけと言われ、
市街の南のほうにある家で御呼ばれすることに。
この人の親父はムスリムで、写真を撮りたかったが断念。
しばしタバコを燻らせながら歓談。
奥さんと娘さんは台所にこもりっきりで、
何か昔の日本のようだなと感慨に耽る。
このごはんが、レストランで食べるのよりもどこか素朴で飾り気がなく、
本当の庶民の味を頂いた。 -
ピンクパレス。
ピンクシティのシンボル。
近くのジャンタルマンタルは2010年に新たに世界遺産に。 -
昨日のムスリムの親父さんに誘われ、
ジャイプルからデリーの途中にある実家でいとこの結婚式があるとか何とかで、
車で乗っけてってもらうことに。
そこは砂漠のど真ん中にある普通の村。
何にも無さ過ぎて怖い。 -
隣人のラクダを借りてタダでキャメルライド。
揺れる揺れる。 -
シルエット。
この後いとこ夫婦を家で待ったが、
何かのトラブルで今日は来れないもとに。
みんな大笑い。
ただ泊めてもらうことに。
しかし親父はラクダ100ドルやら、
息子は内緒で一緒にガンジャやろうやら、
全部断りました。 -
翌日家族にナマステと告げ、
バスでデリーに。
結構時間かかりました。6時間半くらい。
やっと念願のパハールガンジ。
宿はスカイビューゲストハウス。 300ルピー。
部屋で休憩していると廊下でHYの
『こわい〜くら〜い♪』をおそらく日本人が鼻歌で歌っていました。 -
メトロでコンノートプレイスへ。
門番のいるマックでチキンマハラジャマックセット119ルピー。
マックの中にいる人はどことなく富裕そうな人ばかり。 -
コンノートで人気のシェイク。
店の周りには飲んでいる客がたくさん。 -
世界遺産クトゥブミーナール。
断言します、カリン塔です。 -
世界遺産フマユーン廟。
-
インド門。
-
世界遺産ラールキラー。
定休日で外から。 -
ジャマーマスジット。
ムスリムがいっぱいいた。 -
インド最後の晩餐はタンドリーチキン発祥の店、
モティマハル。 -
そろそろ帰らねば。
-
残りの小銭ルピーを使い切る。
それにしても空港はどこでも何でも高い。
このティーだけでも23ルピーとは。
でもこの一杯で落ち着ける。 -
インチョンのマックがある階でユッケジャン。
8000ウォン。 -
イライラや恐怖や色々あったが、
この景色を見るとどうでもよくなる。
そんな気がしました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- Halonさん 2011/03/07 09:17:47
- リクシャワーラー
- りゅーちんさん、はじめまして
インドの旅行記、とても面白かったです。
リクシャワーラーとその親父さんとの出会い、砂漠の村で一泊、
ここだけでもひとつの旅行記にしてほしいような体験だと思いました。
シャンティロッジ、弾丸で藤井リナが出てたの見ました。
うんうん、しっかりおさえてますね。
ジャイプルの素焼きに入ったラッシー、僕も大好きでした。
濃厚でね。
また次回の旅行記、期待してます。
Halon
- りゅーちんさん からの返信 2011/03/09 03:15:15
- RE: リクシャワーラー
- コメントありがとうございます。
リクシャワーラーのとこもほんとはしっかり書きたかったのですが、
写真のアップがめちゃめちゃ時間かかったりしたんで端折りましたwまた機会があれば別で載せます。
世界遺産、主要な観光地、テレビ本等で見た場所、食べ物、プラスα現地で偶然に巻き起こることに身を委ねてみる。。
こんなことをモットーに旅するのが好きです。
また2010年夏に行ってきた自己最高の1ヶ月5カ国の旅も近々アップする予定なんでぜひ!!
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