2011/01/22 - 2011/01/22
332位(同エリア646件中)
Toshさん
ホンガイ市場での昼食には満足した。お酒も入りいい気分。再び市場内を歩きまわる。日本語も聞こえる。日本人団体客も居るのか。そうしているうちに、いつの間にかハロン湾を眺めていた。すると、船の上からオバちゃんが声をかけて来た。なんだ?ジェスチャーからすると、「船に乗れ!ハロン湾を案内する」と行っているのだろう。いくらだと聞くと、50,000VND札を2枚見せた。今日の朝行くはずだったクルーズが90,000VND。うーん、悪くない、どういう風になるか分からないが、海の中を漕いでくれるのは確かだろう。ここは一丁、オバちゃんの口車にのってみることにするか!
脳と神経は確実に回復しているようだ。9月から12月まで南寧市の大学で中国語授業を受けていたが、初めの頃と終わりの頃では明らかに違いを感じた。初めの頃は、1時間以上授業に出ていると頭が痛くなってきた。終わりの頃は、2時間以上聞いていても頭が痛くならなかった。加えて、昼寝をしなくても1日過ごせるようになった。多分、今なら8時間続けて仕事が出来るだろう。ただ、5日間続けて働けるかと聞かれればまだ自信がない。
1月16日現在の状態:
左脳にあった鈍い痛みは消えつつ有る。調子が悪いと起きる。左脳が調子良いとき、ごくたまに右脳に痛みが走る。こちら側は痛みと言うよりも、シビレと言った方が良いかもしれない。左側の頭、背中、肩のリンパ球がうずく。
時折起こる症状:
眼の奥が痛くなり、痛みが歯に達することがある。左腕裏側の筋肉が痙攣することがたまにある。仰向けに寝転がると、左腕の親指が痺れてくる。背中のリンパ球が圧迫されるからだろうか?
感覚:
「寒い」という感覚が戻った。ということは、きっと「暑い」と言う感覚も戻っているだろう。この感覚は、後にラオスに行った時に確かめよう。
感情:
喜怒哀楽の全てが戻った。加えて「つまらない」とか「飽きた」という感情も戻ってきた。
出費合計: 571,000VND
出費内訳
宿:
「Nha Nhgi Tuyen Khanh」(1月21-22日:2泊)
1泊12,000VND×2日=240,000VND
必要条件未満:インターネット無し
交通費: 81,000VND
ハノイ−ハイフォン 36,000VND(列車ハードシート)
ハイフォン−バイチャイ・バスターミナル 40,000VND(乗合ワゴン)
バイチャイ・バスターミナル−バイチャイのホテル街 5,000VND
飲食費: 120,000VND×2日=240,000VND
雑費:150,000VND
円換算は下記URLにてお願いします。
http://ja.exchange-rates.org/
旅する"ワケ"
http://4travel.jp/traveler/ichayaiouno/album/10448441/
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
飯も食ったし、酒も入った。いい気分!
市場からハロン湾をもう一度拝んで帰るか! -
これぞ生のハロン湾だよな!
ヤッパ働くおばさんがいる光景っていいわ!
…そんな気分にひたっていると…
「○×△!」
…何だ?…
階段下の船を見た。 -
すると、このオバちゃんと目があった。
「○×△!」と再び叫んで、船を指差し、湾を差した。
…どうやらクルーズの誘いらしい…
試しに、
「いくら?」と聞くと、
「○×□」と言って、財布から50,000VNDを2枚抜いて見せた。
…お?いいんでないの?…
お酒も入り、オバちゃんの恰好を見ると観光客スレしてなさそうなので、話に乗ることにした。
船には一つ椅子が有り、それを真ん中に置いてくれた。
チトばかり魚臭いが、貸切だし、良しとするか! -
おばちゃんは巧みに櫂を操り船を回す。
さすがに市場だけあって、さっきの遊覧船乗り場とは違うな!
荷物のつみおろしをやっているよ!
俺好み!
生活そのものって感じ!
こういうクルーズがしたかったんだよ!! -
早速水上生活者の家を発見。
このいえは海にイケスを造り、魚を養殖しているらしい。 -
ボーッとイケスを眺めていると、犬が吠えながら近づいてきた。
彼らも水上の家で一緒に暮らしてるらしい。 -
奥ではイケスで釣りもしてる!
釣り堀か? -
axkyさんのブログで、家が何件か海に浮かんでいる写真をみた。実際に見てみると、予想以上に沢山あったので驚いた。
家の中にはテレビも寝床も台所もある…って当たり前か…ただ、トイレは無いようだった。当たり前か?…でもなあ、食事した後の食器はどこで洗うんだろう… -
貸切ってのは、やっぱいいぞなあ…
チャップチャップ
船を漕ぐ音だけが聞こえる。 -
前方右側、島から突き出てる岩、うさぎに見える。
勝手に兎岩と名付けよう。 -
この船からは島の生活も見れる。
「この島の住民は何人?」
質問したかったが、止めた。
…言葉が通じればなあ…ガイド付きで最高なんだが…
…まじ、リアル… -
モヤが掛かった中、海から突き出た大きな岩から船を漕いでやって来る二人組…なんか、水上勉の「雷電海岸」の中に出きそうな風景。
-
水はキレイみたいだな。
-
船は波で削られた岩肌をぐるりと回り込むようにしてゆっくりと進む。
なんか、日本のサスペンスドラマとか、ハリウッドの映画に出てきそうな風景。
サスペンスドラマなんかでは、よくこんな場所で人が殺されて海にドボンと投げられるんだよな…
そう考えると、もし、ここでオバちゃんに櫂で殴られて、海に落とされても誰も気付いてくれないだろうなあ。周りを見ると我々二人以外だれもいないんだから…
ハリウッド映画では、岩陰に海賊が隠れているんだよな… -
次々に岩山が迫ってくる…
一体、海面下の深さはどのくらいあるんだろう? -
ちょっとトイレタイム。
島に上陸してもらった。 -
ハロン湾の無名な島にひょいと上陸できるのが個人ツアーの醍醐味だよな。
-
オバちゃん、ちゃんと待っててくれてありがとう。
カッコイイよ! -
凄いよなあ、ああいうところに住みつくなんて。
でも、島を独占した気分に浸れるからいいか。 -
ホンガイの街が見えてきた。
-
ホンガイ対岸の島にはお寺?がある。
-
貨物船が荷を積んで進んでいく。
何が載ってるんだろう? -
まもなく到着…
…と言う時にオバちゃんが後ろから手を伸ばす。
そして、人差し指と親指を摺り合わせた。
…お?これは日本では…お金をくれというジェスチャー…
まあ、違ってもいいや、とりあえず精算しよう。
財布から100,000VNDを抜いて渡す。
すると、オバちゃんが、
「○×△」と言う。
…「ありがとう」と言っているのではない。今までの経験から察するところ、「もっとお金を寄こせ」だな…
黙っていると、50,000VNDを見せてきた。
なるほど、更にそれだけのお金がほしいわけだな…
…どうしよう…シカトだな…
その後、何を言われてもボーッとしながらホンガイ市場の方を向いていた。
…海に突き落とされるんだろうか?…それとも、市場への上がり階段に着けないつもりなんだろうか?…
その後も何度か船を止めて、札を見せながら声をかけてきた。
でも、少しずつ市場に向かっているようなのでシカトを続ける。
結局、市場に横付けしてくれた。
…ラッキー…
階段を登り、振り向いてニヤリと笑い、手を振った。向こうも笑って手を振ってくれた。
コレにて1時間にクルーズ終了。あー"楽し"かった!
なるほどね、値段を釣り上げたらシカトを決めると言うのも、ボラれないタメの一つの対策になるわけね。
ベトナムでは商談成立後、売り手側はありがとうと言わない。多分そう言うと、えらくボッているのが発覚してしまうからだろう。
経験から、ベトナムでは、笑顔を見せたり、お金を見せたりしたときは必ずと言っていいほどボッてきたので、お金のやり取りの際には
笑顔を見せない
財布の中身も見せない
この2点に注意した。
ハロン湾で得たものは、色々な意味で"大き”かった。
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