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「島四国」とも呼ばれ親しまれている小豆島八十八ヶ所霊場は、行程が四国霊場の約10分の1。<br /><br />霊場は美しい自然の中に点在しており、中でも山岳霊場は静寂荘厳な山峡にあって、心身の疲れを癒してくれます。<br /><br />そんな小豆島の霊場を全部巡ってみよう!せっかくだから、歩いて巡ってみよう!<br />お遍路さんの地図に載っている「遍路道(徒歩のみ)」を通ってみよう!<br /><br />気軽な気持ちで小豆島霊場めぐりスタートです。<br />

山ガールのお遍路さん(小豆島)

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2011/01/08 - 2011/01/08

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fensuke

fensukeさん

「島四国」とも呼ばれ親しまれている小豆島八十八ヶ所霊場は、行程が四国霊場の約10分の1。

霊場は美しい自然の中に点在しており、中でも山岳霊場は静寂荘厳な山峡にあって、心身の疲れを癒してくれます。

そんな小豆島の霊場を全部巡ってみよう!せっかくだから、歩いて巡ってみよう!
お遍路さんの地図に載っている「遍路道(徒歩のみ)」を通ってみよう!

気軽な気持ちで小豆島霊場めぐりスタートです。

交通手段
徒歩

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  • 9番札所 庚申堂<br />午前8時30分、ここからスタート。<br /><br />無事に全部巡れますように。

    9番札所 庚申堂
    午前8時30分、ここからスタート。

    無事に全部巡れますように。

  • 8番札所 常光寺<br /><br />ソメイヨシノなどより一足早い3月上旬に開花する、ジョウコウジザクラで有名な常光寺。 <br /><br />お遍路さんグッズを何も持っていないので、とりあえず「納め札」のみ購入。<br /><br />本当は、白装束とか金剛杖とかあったほうがいいんだけど、今回のテーマは気軽にお参りのため、見合わせることに。<br /><br />

    8番札所 常光寺

    ソメイヨシノなどより一足早い3月上旬に開花する、ジョウコウジザクラで有名な常光寺。 

    お遍路さんグッズを何も持っていないので、とりあえず「納め札」のみ購入。

    本当は、白装束とか金剛杖とかあったほうがいいんだけど、今回のテーマは気軽にお参りのため、見合わせることに。

  • 7番札所 向庵

    7番札所 向庵

  • いよいよお遍路道です。<br /><br />お遍路さんが迷わないようにところどころに「へんろ道」の札が。<br />そして、何よりも驚いたのが、あまり人が通らない道なのに草刈などの手入れがとてもよくいきとどいていること。<br /><br />地元の方が、時折綺麗に整備してくれてるんだろうなあ。<br />感謝です。<br /><br /><br />急な斜面を登って登って・・・まだつかないかなあと<br />思っていると。

    いよいよお遍路道です。

    お遍路さんが迷わないようにところどころに「へんろ道」の札が。
    そして、何よりも驚いたのが、あまり人が通らない道なのに草刈などの手入れがとてもよくいきとどいていること。

    地元の方が、時折綺麗に整備してくれてるんだろうなあ。
    感謝です。


    急な斜面を登って登って・・・まだつかないかなあと
    思っていると。

  • やーーっと到着!<br /><br />2番札所 碁石山<br /><br />歩いて登ると、着いた喜びも大きい!

    やーーっと到着!

    2番札所 碁石山

    歩いて登ると、着いた喜びも大きい!

  • 1番札所 洞雲山<br /><br />ここは、夏至の時期にお日様のあたる岩肌の影が観音様に見えるという「夏至観音」で有名なお寺。<br />夏至の時期には、たくさんの参拝客がやってきます。<br /><br />お堂の洞窟の窓から、ぽっかりと田ノ浦半島が見えました。<br /><br />これからの今日の予定は、あの半島の先までぐるっと一巡り。<br />まだまだ長いぞ。

    1番札所 洞雲山

    ここは、夏至の時期にお日様のあたる岩肌の影が観音様に見えるという「夏至観音」で有名なお寺。
    夏至の時期には、たくさんの参拝客がやってきます。

    お堂の洞窟の窓から、ぽっかりと田ノ浦半島が見えました。

    これからの今日の予定は、あの半島の先までぐるっと一巡り。
    まだまだ長いぞ。

  • 3番奥の院 隼山<br /><br />ひっそりと佇む奥の院 隼山。<br />

    3番奥の院 隼山

    ひっそりと佇む奥の院 隼山。

  • 隼山からの眺め。<br /><br />穏やかな瀬戸内の風景。<br />静かで柔らかで、ほっとする。<br /><br />ほんまに綺麗!<br /><br />隼山にあった宿坊?はもう今は使われていない様子。<br />この絶景が見渡せるところなだけに、もったいなーい。

    隼山からの眺め。

    穏やかな瀬戸内の風景。
    静かで柔らかで、ほっとする。

    ほんまに綺麗!

    隼山にあった宿坊?はもう今は使われていない様子。
    この絶景が見渡せるところなだけに、もったいなーい。

  • 3番札所 観音寺<br /><br />碁石山までの登りは大変だったけど、反対にくだりはらっくらく。<br /><br />途中、牧場横を通りすぎたり、野いちご見つけたりと<br />島ののどかな風景に癒されながら歩いてきたから、<br />余計に足取りも軽かったのかな。<br /><br />この地域・坂手は「二十四の瞳」の小説で有名な壺井栄さんが生まれ育ったところ。<br />観音寺の近くに壺井栄さんの文学碑があります。<br />「桃栗三年 柿八年 柚子の大馬鹿十八年」<br />壺井栄さんが好きだった言葉だそうです。

    3番札所 観音寺

    碁石山までの登りは大変だったけど、反対にくだりはらっくらく。

    途中、牧場横を通りすぎたり、野いちご見つけたりと
    島ののどかな風景に癒されながら歩いてきたから、
    余計に足取りも軽かったのかな。

    この地域・坂手は「二十四の瞳」の小説で有名な壺井栄さんが生まれ育ったところ。
    観音寺の近くに壺井栄さんの文学碑があります。
    「桃栗三年 柿八年 柚子の大馬鹿十八年」
    壺井栄さんが好きだった言葉だそうです。

  • 4番札所 古江庵 を打ち終わり<br /><br />「二十四の瞳」の舞台となった田ノ浦半島へやってきました。<br /><br />それにしても、今日は本当にお天気がいい!<br />寒霞渓の稜線もとてもはっきりくっきり。

    4番札所 古江庵 を打ち終わり

    「二十四の瞳」の舞台となった田ノ浦半島へやってきました。

    それにしても、今日は本当にお天気がいい!
    寒霞渓の稜線もとてもはっきりくっきり。

  • 5番札所 堀越庵 <br /><br />の、すぐそばに壺井栄さんの旦那さま壺井繁治さんの<br />「壺井繁治詩碑」がありました。<br /><br />この文学碑のある公園に、分校があって、栄さんたちは<br />そのすぐ隣に住んでいました。<br />分校の様子を見て、二十四の瞳の物語は生まれたといわれています。

    5番札所 堀越庵 

    の、すぐそばに壺井栄さんの旦那さま壺井繁治さんの
    「壺井繁治詩碑」がありました。

    この文学碑のある公園に、分校があって、栄さんたちは
    そのすぐ隣に住んでいました。
    分校の様子を見て、二十四の瞳の物語は生まれたといわれています。

  • 田ノ浦半島を峠越え。 お遍路道を歩きます。<br /><br />ここもまたよく整備されていますが、それにしてもきつい。<br />急な登り坂が続いたところで、ふと振り返ると<br />堀越の小さな集落が広がっていました。<br /><br /><br /><br />

    田ノ浦半島を峠越え。 お遍路道を歩きます。

    ここもまたよく整備されていますが、それにしてもきつい。
    急な登り坂が続いたところで、ふと振り返ると
    堀越の小さな集落が広がっていました。



  • 長い長い峠越え。<br />急な坂道が多くてつらかったけど、<br />ざっくざっくと響く枯葉の音や、すっと伸びる竹林の荘厳さ、<br />いろんなことに気づかされます。<br /><br />そしてそして、ようやく見えた6番札所 田ノ浦庵<br /><br />無事、峠越えできてよかった。<br />そして、お昼時。お腹が減ってきたので、<br />近くの「岬の分教場」でおにぎりをほおばる。<br /><br />いっぱい歩いた後だったので、とってもおいしい!

    長い長い峠越え。
    急な坂道が多くてつらかったけど、
    ざっくざっくと響く枯葉の音や、すっと伸びる竹林の荘厳さ、
    いろんなことに気づかされます。

    そしてそして、ようやく見えた6番札所 田ノ浦庵

    無事、峠越えできてよかった。
    そして、お昼時。お腹が減ってきたので、
    近くの「岬の分教場」でおにぎりをほおばる。

    いっぱい歩いた後だったので、とってもおいしい!

  • 今はほとんど使われていない町道南田ノ浦線を通って、帰ることにした。<br /><br />昔からある道なので、ここを通って<br />岬の子どもたちは怪我をした大石先生に会いにいったんだろうなと<br />小説の世界に思いをはせながら歩く。<br /><br />穏やかな播磨灘の風景に、竹林に。<br />こんなステキなところを、あまり人が通っていないのはもったいないな。

    今はほとんど使われていない町道南田ノ浦線を通って、帰ることにした。

    昔からある道なので、ここを通って
    岬の子どもたちは怪我をした大石先生に会いにいったんだろうなと
    小説の世界に思いをはせながら歩く。

    穏やかな播磨灘の風景に、竹林に。
    こんなステキなところを、あまり人が通っていないのはもったいないな。

  • 10番札所 西照庵 14時10分着<br /><br />この付近はお醤油蔵や佃煮工場がたくさんあります。<br /><br />醤油の桶(コガ)のモニュメントが雰囲気を演出。<br />ほのかにお醤油の香も漂う町並みです。<br /><br />今日は、ここで終わり。<br />続きは、また次のお休みの時に巡ろっと。

    10番札所 西照庵 14時10分着

    この付近はお醤油蔵や佃煮工場がたくさんあります。

    醤油の桶(コガ)のモニュメントが雰囲気を演出。
    ほのかにお醤油の香も漂う町並みです。

    今日は、ここで終わり。
    続きは、また次のお休みの時に巡ろっと。

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