砂漠も行く ～sahara

2010/12/30 - 2011/01/02

マラケシュ、日本人宿House13発の「2011年年末砂漠ツアー」という3泊4日の旅行記です。

気になったのは気温。この時期、昼間は25℃くらいで快適ですが、夜が寒い。。寒過ぎました。何度も死ぬかと思いました。行かれる方は気をつけてください。


どんだけ多くの写真を見ても、どんなに話のうまい旅人から話を聞いても、全くイメージと違っていた砂漠。

情報収集が遅れ、ツアー申し込み締め切りがとっくに過ぎていたのにも関わらず参加受付てくれたHouse 13の方々。ここで出会ったあまりにも魅力的な仲間達。

本ツアーは、
マラケシュ→ワルザザード(アイトベンバッドゥ)→カスバ街道
→メルズーガ大砂丘→ブラックデザート(アルジェリア国境手前)
のルートです。

モロッコ全日程(2010/12/26～2011/1/8)
☆1日目　 　　マラケシュ
☆2～4日目　　タフロウト　　
★5～8日目　　メルズーガ砂漠ツアー　←←←←ここの旅行記です。
☆9～13日目 　エッサウゥラ　
☆14日目　　　カサブランカ


その他モロッコ旅行記
タフロウト編
http://4travel.jp/traveler/noelo3/album/10536387/
エッサウィラ編
http://4travel.jp/traveler/noelo3/album/10536361/

エリア エルフード(モロッコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 1.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

マラケシュ7：30発。
このようなバンでアトラスを越えます。
It's a ベンツ。というか、モロッコじゃタクシーとかもベンツが多い。何故だろう。

こんなくねくねがずーっと続きます。すーっとです。ずーっと。

休憩中に出会ったロバ。ロバ・・。意外とモロッコに来るまで見たことなかったかも。

5時間ほどかけ、アイトベンバッドゥに到着。
5時間ってあっという間じゃん、って思ってしまってる感覚。
なにせモロッコまで35時間ほどかかり、南モロッコ行ったときも12時間ほどかかったので。

世界遺産です。
まさか遠くのあの岩に登るのではないなと思っていました。

とその前に昼飯。
定番のモロッカンサラダとパン。

8人前くらいかな。写真以上に大きかったです。
暫く後、他のテーブルから余った、ほぼ新品のタジンが回ってくる。

レストランの中庭。プール？付き。

イケメン過ぎて??何を弾いていたのか覚えてないけど、何の見返りも無く演奏してくれた青年。日本で、友人とかに写真を見せる時も、何、このイケメン！って言われます(笑

「俺が作ったんだぜ。見てけよ」

完敗です。

岩の頂上へくねくねしながら登ってく。

アイトベンバッドゥ…

結局最後まで名前を覚えられなかった。
他の参加者に聞いても違う名前が返ってきます。
ドゥのとこだけみんな同じ。

ここで色々な映画が撮影されたそう。
ハムナプトラとか、ターミネーターとか。

日が沈む。2010年12月30日日没。年明けまであとちょっと。

名前忘れちゃった。
一日目の宿泊先。360度岩で囲まれた宿。
ここもすごかったなぁ。後の砂漠でかすんじゃったけど。

一応この日は部屋に泊まりましたが、寒くて寒くてぼんやり寝れたって感じです。

2日目。
この日も移動から始まる。

何気なくモロッコの国旗はかっこいいですね。
今回の旅行でも好きな写真です。

メルズーガで車からラクダにお乗り換え

行きのバスの中で、ラクダを見た事がないといったら、

「ラクダは見るに耐えないほど醜いらしいよ」

って噂を聞く。えーー。
実際に見ると、愛苦しいほどかわいい。
モロッコのラクダは特別にかわいい、という事で。

照りつける太陽。といっても一番暑くても25℃くらいでした。

キャラバンはこんな感じで。

ん？視線を感じる。

やっぱり見られてた！

なんか用？

見ーてーただけー。

ぺっちゃり

らくだ。スタミナがない子もいる。
休憩は多めで進んでく。

本日泊まるテントに到着。

意外な事にトイレ付き。
クレイジーな寒さでこの日もほとんど眠れず

2010年12月31日。
今年最後の日没。

日没。それは同時にさむーいさむーい世界の始まり。

ツアー参加者達を遠めから。砂漠ってこんなも広大

モロッコは星がきれいだよ、って何度も聞いた事がある。

綺麗すぎて、逆に作り物なんじゃないかって疑うほど。

いままで色々な場所で星を見てきた人もここは別格だって言ってたみたい。

ついつい時間を忘れて星を撮ってしまう。

こんな綺麗な星空の記憶も薄れいっちゃうのかもしれない。
けど、このツアーで知り合った仲間4人で、一回だけ同じタイミングで見た流れ星があって、それは忘れないだろうなぁ

イケメンベルベル人、ハッサン。

有名人みたいで、グー○ルとかで検索すると写真が出てくるんだって。

夕食後、ベルベル人の音楽が始まる。
彼らのリズムはヤバイ。
エッサウィラでベルベル太鼓を買うきっかけになりました。

ひたすら音楽は続く。結局4時間くらい？続いた様な。
すばらしい音楽を演奏してくれたのは皆感謝しつつ、その長さには至る所から不評が。

三日目
７時くらい。
日の出を待つ。

辺りは段々明るくなっていき・・。

2011年。

初日の出。

毛布にくるまりながら適当な砂丘の上から望む。
思ったこと。
寒い…

この日もラクダに乗っていく。
本日の目的地はブラックデザートというところ。

砂漠は太陽の位置によって色が変わる。
逆光側は、砂が白色で面白かった。

順光側は知ってる砂漠の色。

奥に見える崖はアルジェリアとの国境。

この国境越えは今までの旅の中でもタフなほうになりそうだ。
当然そんなことやってませんが夢は見ました。

エルフードがモロッコとアルジェリアの境にあるって聞いてたけど、まさかここまで来るとは。ラクダで。しかも元旦に。

ブラックデザート到着。

4時間ラクダでぱかぱかと。

せっかくだからラクダにできるだけ長く乗りたい！って思ってたものの、こんなけ長いと尻とか股が確実に痛くなるって。

地面は砂じゃなく、石。

なんでも隕石がよく落ちてくるところらしいです。
この日はベルベル人の実家でホームステイしました。

ブラックデザートのヤギ達。

自分の中で印象深いのは空。
空が青かった、綺麗だった、大きかった・・とか色々言い回せるけど、なんかもっとすごい何かなんだよなぁ。きっと、行かれた方にはわかるでしょう。

元旦の日没。

「元旦にこんなけのものを見れたら今年なんでもやれそうだね」
って誰かが言ってました。

自分もそう思う。

そして1月2日の日の出。

4日目。
今まで来た道のりを帰ります。15時間くらいかけて。

ラクダはカメラを拒まない。ってわけじゃないけどついついカメラを向けてしまう。
色々いじらせて？もらったけど、鼻の先がプニプニしてて気持ちいい。やり過ぎて唾かけられたけど仕方ない。きっとイラっとしたんでしょうね。

砂漠っていくら歩いても疲れない。
ラクダに乗る方がよっぽどお股が痛かったので、帰りはラクダに乗らず、ずーっと砂漠を歩きました。その感覚は今でも忘れないですね。

ラクダにくくりつけておいた靴が無くなるってハプニングもありましたが。

この日はラクダ→車への乗り継ぎで夜0：30頃にマラケシュ到着！

砂漠。

もう行かない。遠いから。
うん。もう行かない。寒いから。

いやいや、また来るよ。だって楽しいから。

この旅行記へのコメント （2）

• なおちさん 2011/01/27 16:43:05

  こんにちは

  かわわさん
  
  こんにちは♪
  
  行って見たい国のうちのひとつに入るモロッコ・・・
  広大な風景に世界遺産。すてきですね。
  
  青い空に浮かぶ雲がとっても素敵です。
  
  続きも見させてもらいますね。
  
  なおち
  
  
  
  

  かわわさん からの返信 2011/01/27 21:04:10

  RE: こんにちは

  なおちさん！
  
  こんにちわ。お久ぶりです。コメありがとうございます。
  
  なおちさんはアジア周辺も結構回られてますね。
  あと、行ってみたい国、例えばペルーとかぺトラ遺跡とか自分の行ってみたいとこと一緒です。きっと気が合いそうな感じがします(笑
  
  ってわけで、モロッコ行かれてはいかがですか？
  きっとすごい楽しめると思います。お勧めします。