オーロラを見に行く旅　ユッラス（２）

2011/01/03 - 2011/01/05

五日目　1月3日

昨日の夜更かしがたたって、9：00起床。9：30に朝食を摂ってきます。朝食後、レセプションで24時間のインタネットアクセスカード(EUR15)を購入。

ユッラス滞在は今日が実質的に最終日。これまで天候が晴れない日が続いていましたが、最終日になって漸く雲が晴れてきました。

エリア ラップランド(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝食後、部屋に戻ろうとすると、急に雲が切れてこの旅一番の天気になりました。

この天気が夜まで続けばこの旅最初で最後のチャンス到来となるかもしれません。

写真は宿泊している建屋です。

アカスホテル本館

とりあえず今日は何もすることがないので、Yllasの街を散策することに。

K-Marketに向かうと温度計は-20℃。この旅の一番の低い気温です。ヨシ！

昨夜の雪の影響か、木々は雪をまとっていました。

凍結したアカスロンポロ湖にはたくさんのクロスカントリースキーヤーがいました。

しかし、ここまで雲が少ないのはこの旅初めてです。

K-Market近くのスーヴェニアショップ

K-Market近くには、面白い形の家がありました。

トナカイも放牧されています。

その後はスーヴェニアショップをはしご。

13：00に一旦ホテルに帰還し、空き缶や空きペットボトルをビニール袋に入れて再びK-Marketへ。リサイクルすると、EUR1.8ユーロになりました。

Marketでは最後の買い物。ビールが切れてしまったので、ビールの補給と今夜の食事分、計EUR10.95(リサイクル分EUR1.8含む)。

気温はさらに下がって-23℃。

この空にオーロラが出ることを期待して部屋に戻ります。

この旅はじめてのきれいな夕焼けです。

部屋に戻るとこの旅最後になる可能性が大きいフィンランドサウナ⇔冷水シャワー⇒ビールのゴールデンタイム。

DVDを見たりして17：00過ぎに一旦外へ。

所々に雲は出ているものの、星もちらほら見えます。太陽の活動はあまり活発でないという情報はあるものの、これなら運がよければオーロラが見られるかもしれません。

オーロラ観測に備え、ホテルに戻り夕食を摂ります。

19：30、満を持してオーロラ観測へ。

これまでにロケハンしていたアカスロンポロ湖に向かいます。岸近くの南側は意外と人工光が多いです。

そこで、凍結した湖の上に向かいます。
人工光が少なくなると、既にうっすらとアーチ状の影が見えます。撮影してみると、緑色のアーチが確認されました。

オーロラです。

かなり早い時間に出現しました。
周りは誰もいない凍結した湖上で撮影開始。

始めは単に薄いアーチだけでしたが、時間が経つにつれ、うねったり、二重になったりしてゆきます。
夢中で撮影してしまいました。

今回、天候がずっと悪く、オーロラはあきらめていたのですが、最後の最後で素晴らしいオーロラが見られました。

21：00を過ぎると、遠くからがやがや日本語が聞こえてきて、日本人グループが湖上に現れました

これまでずっと一人で一時間以上、凍結した湖上にいたのですが、このグループを入れると、オーロラの大きさが実感できる写真になりました。

岸近くで撮影すると、人工光で自分の影が写ってしまいます。。。

21：30頃までオーロラ観測。
この時点でまだオーロラは出ていましたが、一旦ホテルに戻ることにします。

部屋で紅茶で暖をとり、デジカメの電池充電。

23：00再び外に出てみます。

先程と同じアカスロンポロ湖上へ。

帯状のオーロラはなくなっていましたが、北側の空全体が緑がかっています。

20分ほどで今回のオーロラ観測を終了することに。

折角なので、遠回りになりますが、K-Marketに向かい温度確認。
-26℃を表示していました。

23：50にホテル帰還。明日は帰国しないといけません。キッチン＆プライベートサウナ付きのホテルで5日間も悠々自適な生活を送ってきて、この生活に慣れてしまいました。帰りたくないな。。。

六日目　1月4日

朝食を摂ってきました。
レストランでは、三日目に色々アドバイスしてもらった日本語ガイドのJyriさんにも会い、お礼を言ってバイバイ。

9：00過ぎにチェックアウト。

レセプションの案内では、今日は-28℃とのこと。


念のため、空港バスの時間を聞いてみると、11：00とのこと。。。

えっ！　確か、9：30があるはずだけど？

と聞いてみると、本日、火曜日はフライトがないため、9：30のバスは運行されないとのこと。

しまった、、、前もって聞いておくんだった。。。

とりあえず、チェックアウトは済ませてしまいましたが、既に防寒グッズはチェックインラゲッジにパッキングしてしまったため、外をうろうろするわけにもいかず、空港バスの時間まで再度部屋に入れてもらうことにします。

11：00の空港バスでKittila空港へ(EUR13.7)。
Laplandの地とももうそろそろお別れです。

空港へ向かう途中、デラックスホテルSaaga前で今年初めての太陽を見ることができました。

Kittila空港へは、12：00過ぎに到着。

Kittila空港をほぼ定刻に出発したAY448便では、通路側席だったものの隣がかなり巨漢のヨーロッパ人。ひぇ〜っと思っていると、後ろの列は３人席が丸々空いており、後ろの窓側席に移動したのでした。

窓からは、雪をまとったラップランドの風景が見えました。

15：00過ぎにヘルシンキ・ヴァンター空港到着。成田までのAY73便は16：35に搭乗開始とのこと。

AY73便は若干遅れて離陸し、機内食等でなかなか機内が暗くなりませんでしたが、3時間ほど経過し、機内が暗くなったところで、外を見ると、期待通りオーロラが出ていました。

この便では結構オーロラを期待していた人が多かったようで、たくさんの人が機外のオーロラを眺めていました。

しかし、機内からの撮影は難しいです。。。

成田到着は日が変わって1/5の10:00頃。

フィンランドから戻ると、日本の気候は優しい感じがしました。