2010/11/23 - 2010/11/24
119位(同エリア287件中)
さみだれさん
ついにはじまってしまいました。
グランドサークル&ラスベガス女一人旅。
写真は夕暮れ時のブライスキャニオン。
この日は日の入りに間に合ったのか間に合ってないのか。
いずれにしても曇天だったかな。
寒さは「ブライスが一番寒い!」と出発前からいろんな人に聞いていたので
まあ…想定内でしたけど…寒波(死笑)
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このような、ますます寒そげな道を車はひた走り…
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徐々にブライスっぽくなってきて…
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つ、つきましたー…
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つきま……
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つ………
風があるのでメチャ寒かったはずですけど
もう記憶にないほど…(笑)
寒かったはずです! -
でまあ、こんななんで…
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道もこんなで…
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しかも雪が凍ってるんで…
ホントはブライスキャニオンもちょっとハイキングさせてもらえるはずだったんですけど…ムリでした。 -
あの、くねくねしてるの、道だと思うんですけどね…
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まーどの道見ても、こんなですわ…
その上暗くなってきてるしね。 -
まあ、こんなで…
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こんなで…
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こんなで…
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こんな…
やっぱ歩けるか歩けないかが私には結構重要なので
歩きたかったな〜とは思います。
思い出が全然違う。残念。 -
で、今夜のお宿、ベスト・ウェスタンに連れてきてもらいました。国立公園内のロッジとか以外は全部このベスト・ウェスタン…だった気がしますが、どのホテルもすごく素敵で十分でした。
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お部屋はこんな!
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洗面所はこんな!
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トイレはこんな!
(これの左側にバスタブ)広い!! -
窓?ベランダ?からはこんな眺め。
確か3階?だったかな。
多分、アナタの想像以上に寒いけどハイテンションなら平気(笑) -
で、冷蔵庫と電子レンジ
…の前にカードキーなんて置いて(なんで置いたんだろ???)はしゃいで写真撮ってそのまま部屋を出るという超初歩的な愚を犯すさみだれさん。
フロントのお兄さんに何度も謝り予備キーをもらうが、その間自室とフロントを何往復しただろうか…。
また、別口で、「トイレの水が流れない」とフロントに言いに行ったり、部屋入れたので予備キーを返しに行った後最初のキーが使えなくなったり…走りまくった…くたびれた…
このあとようやく気づくんですが、1日が24時間じゃなかったり朝もてんやわんやだったりして、このころ、私、毎朝飲まなければならないはずの血圧の薬をかなり飲み忘れています。異常に動悸がするな…とか、ちょっと身体おかしいな…って当たり前だよ!アンタよくぶっ倒れなかったよ!
(気温低いところなんかだと余計に危ない)
大事に至らなくてよかったですね…ハハハ -
で、部屋とフロントを何往復もする間目に入っていた素敵プール。プールがあって入らないわけがないさみだれさん。食事前・食事後迷うが後にするとめんどくさくなりそうだ…とも思い、先にプールへ。
簡単に書きますけど、プール入るのってそれだけでも一苦労なんですよ(世界各地。脱衣所のルールが分からず、全裸で怒られたことだってある(確かアイスランドあたりか?あれは本当に尊厳とかボロボロになる(苦笑))
なんせここのシステムがわからない。すでに下に水着を着て、その上に服を着て一切の貴重品は部屋の鍵スーツケースの中、身一つで来たとはいえ、どうゆう段取りで入っていいのかわからない。のでちょうどそこにいたお母さん&娘さんに「どうか教えてください…」から質問する。するととても親切なお母さん。一度ではわからない私に、話中の携帯電話を切ってまで繰り返し説明してくれる。恐縮すると「そんなのは全然気にしなくていい」と。なんていい人なんだ!私は何度もお礼を言った。
プールの水はなかなか冷たいのですが(泳いでればなんとかしのげますが)この奥側にあるジャグジーが外国の割にはなかなか高温で気持ちがよく、だいたい皆さんそっちにへばりついてました。
私も何往復か泳いではもっぱらそちらへ。で、たくさんのアメリカンの家族連れやフランスからの青年などといろいろお話しました。楽しかった。
お世話になった皆さん、話仲間に入れてくれた皆さん、ありがとうございました。 -
プールから部屋まではすぐですが、やはりそれでも寒い!
大慌てで風呂で温まってから食事です。
日本からの持ち込み食材とレストランでもらった熱湯でつくったスープ・お茶です。
(この夜私は2回も熱湯をもらいに行き若干失笑されますが、助かりました) -
ゼリー飲料は3つ、玄米なんたらは4つ持ち込みました。
(どれも違う味のやつ)
量的にちょうどよかったです。
12日中に全部食しました。 -
この日はたまたまふら〜とホテル内の売店に行ったらまだ開いていたので、これら追加です。(半分明日の朝御飯)
コレ以来、アメリカでやたらこの牛乳を買ったなあ。 -
見た目的には左側がおいしそう!と思って買ったんですが、結構独特のココナツミルクみたいな味が濃くてちょっと苦手で、右側の方がさっぱりしてておいしかったです(右側を翌朝食べた)。
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腹も落ち着いたところで夜散歩開始です。確か11時前後。
写真にはさすがに写せませんでしたが、ダイヤモンドダストが舞っています。キラキラしてました。はじめて見ました。だけど朧月夜です。星は2.3個。幻想的な美しい夜です。(無論メチャメチャ寒いけど)
一旦戻ってフロントのお姉さんに、「月がきれいです。星もいくつか見れました。いつもはもっとたくさんの星が見れるのですか?」というような小学生英語でお話しする。若いお姉さん、とっても感じのいい子で、「そうです。月が出てるからあんまり見えないの」とかなんとか。とてもチャーミングで感じがよかったので、方角と日の出を見に行けるグッドなポイントを聞いてみる。するとどっちの方向とかいろいろ教えてくれた。
この間、フロント前のロビーでガイドさんが、偶然そのホテルで会ったという旧友やガイド仲間たち?と話に花を咲かせている。
明日の集合時間を聞いて解散となった直後、私はだいたいの日の出時間をガイドさんに聞いたら、それが集合時間より前(7時過ぎくらい?)だったので、内心「え?日の出見に連れてってくれないの?」と思ったが、その他にもいくつもこの先「連れて行ってもらいたいところ」を抱えていてこれ以上わがままは言えないかな、とか、悪天候(夜中にブリザードが来るかもとか言ってた)を見越しての判断なのかな、とか、小さいお子さんもいるから行けないとの判断なのかな…と悶々としていた。だからそのロビーででしばらく話しかけられる機会を伺ったりもしたが、話は途切れそうもなかったので断念して、一人日の出ポイント方面を確認に行く。 -
ホテルのエントランスはこんな。
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で、【0】の「衝撃、雪のさざなみ」写真がこのとき。まあ見たことない世界。
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奥上側の部屋が私の部屋。
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つらら(泣)
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確かホテルの駐車場の一番奥辺り。
ここで引き返して、さっきのお姉さんがまだフロントにいたから再度説明を求めて食い下がると地図を示しながら説明してくれた。ちょっとかなり無謀なほど距離があることが判明。お姉さんも「多分ムリだと思う」と言う。が、道は一本道で、あの月と星(雲のなさ)、その夜じゅうにブリザードが来たとしても、それが過ぎた後なら、必ずや美しい日の出なはず、とほぼ確信する。
悪天候でないなら食事と荷物整理を済ませて行ってみようと決めて寝る。 -
雪、上がった!!!
日の出が7時過ぎで集合が7:45くらいだったから、6:30に出て行けるトコまで行き、半分の時間で折り返そうと決める。昨日の残り物の食事を終えて帰ってすぐ出られるよう準備も整えて、完全防寒して、背中にカイロを貼り、両脚にミニカイロを入れ(←これが効果抜群)、決死の覚悟でいざ出発。
こんな真っ暗な道。鬼だよ!(笑)
(あ、懐中電灯必須です。なきゃコレ無理) -
振り返るとこんな。鬼だよ(笑)
猛烈に寒かったはずなんですが、そんなことより「なんとか辿りつきたい」「そして無事集合に間に合いたい」という気持ちの方がはるかに強く、車道の凍った雪を踏みしめながら、転ばないように、でもできるだけがんばって歩くことに必死で、寒さはあまり感じませんでした。 -
こんな美しい月が!日の出絶対強烈に美しいはず!
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空が白んできた!もう汗びっしょり(苦笑)
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人っ子一人おられません…(死)
この間、私同様、日の出ポイントに向かうのであろう乗用車数台と除雪車数台が私の横を通り過ぎる。
「乗せてくれえええ(心の叫び)」
最後の除雪車のオジサンは、わざわざ車を止めて、遭難者みたいな(苦笑)私に、「君、大丈夫?」と声をかけてくれた。優しい。
「日の出が見たいんです。あっちですよね?」と言うとうなずいてくれて、お仕事に戻られた。
歩いてる人なんてもちろんいない…(死) -
やっとたどりついたのは、前日にも見た、ブライスキャニオンの入口。目的地はあと十分くらいあればついたのかもしれないが、この時点ですでに7時過ぎ。ここまでが限界だろうと(これ以上進んでも目的地にはたどり着けそうもない道がしばらく続く)、ここを最前線とした。
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最前線記念に、新雪に足跡を残し、看板の横などにも立ってみる。…むなしい(哀)
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少しでも高いところから見られないか少し周りを探したが、ちょっと全然無理そう。林の中に入っていくのは、さらに危険そう。断念。
きっとポイントにいけた皆さんはもう見れているんだろうな…(哀) -
そうして、もときた道を戻ります。
相変わらず人はおらぬ。 -
通り道にあったので。
ここで使っていたカメラが、ついに寒さのあまり?動かなくなる。充電が切れたのではない(充電池は山盛り持っていってる。変えても動かない)。カメラが動かないということで、どんなに寒いか逆に思い知る(笑)
以降、二代目のカメラにて。 -
ここはもうホテルのすぐ前の向かいのちょっとした村?的なのの向こうから朝日が………!!!
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出……出た〜〜〜〜〜〜〜!
なんとこれが私にとっての「ブライスキャニオンの日の出」です(死)
ここはホテルから5分とかからないようなところ。
明るくなって後から検討したら、私が向かったのの逆側に歩いた方が「日の出」自体はもうちょっとちゃんと見れたような…
でも「ブライスキャニオンのあの風景と日の出」ということでお姉さんが教えてくれたのですから。そこに行けたらそれは紛れもなく「ブライスならでは」の素晴らしさだったことでしょう。
案の定、最高に近いくらい、空気の澄んだ中での美しい日の出だったと思います。キャニオンで見れた皆さんはきっと感動されたと思います。 -
ツアーの皆さんと合流してますます姿を表すアマテラスオオミカミ。
先ほどストを起こしていた1台目カメラが再び動き出す。 -
そしてしつこく車で数分足らずでやってきたのは、私がさっき一人八甲田山を繰り広げてやっとこさきていたブライスキャニオン入口(死)
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「夜明け前、ここまで一人で歩いてきました」
とツアーの皆さんに言ったら驚愕される。そりゃそうだ。
寒さ的にも道的にも距離的にも普通じゃない(苦笑)。
ガイドさんが「oh、クレイジー」と呆れ笑いとともにつぶやいたように聞こえたが、それは私には賞賛の言葉に聞こえた。このガイドさんは「何かに熱い人」が好きだということはその後の会話でわかる。
その後「言ってくれれば連れてきたのに…」的なことも言ってくれた。そうだったのだろうが、ちょっと複雑な気持ちだった。私は言おうとはしたんですけどね… -
除雪車のスピードと雪の撒き散らし方の乱暴さが笑えるほど激しい。
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差し込む朝日がキレイ。
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これが除雪車。かなりなスピードでバンバン走ってます。
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こげなとこさ連れてきてくれた。
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朝日に輝くブライス。
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朝日に輝くブライス。
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朝日に輝くブライス。
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輝いとるの〜
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あの先端が最前線。痛冷たい風がモウレツ〜(哀)
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どんだけ天気いいんだよ…(悔)
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で、ちょっと車で移動して…
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ブライスのなんたらセンター
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えっと、今の(今日の?)気温が14F(-10度くらい)ってこと?
昨日の最低気温-9度? じゃ、今朝は何度だったのさ?!…と思いつつ、いや、数値がどんなであろうとも、きっとオレは忘れないさ!(嫌でも)と…(笑) -
結局この日、行程は変更され、我々一行は、なんたら国立公園(K先輩によると一番どうでもいいとこだったらしい(笑))への景色のよい道?は断念・迂回することに。ガイドさんは運転しにくいこの荷車付きバンをほぼ一日中ひたすら転がし、氷ガチガチの道、無事故でよく乗り切ってくれたと思います。
この日が、私には最初で最後のまともな座席「助手席」でしたが、もともと人間に対し無駄な気遣いをする上に、「ガイドさんのご機嫌をとらねば脅迫症」重病患者だった私……実は結構疲れました。
ガイドさんの疲れとじゃ、比にもならんでしょうけどね。
ガイドさんは、なぜ断念するかや、現時点で我々が取れる最善の道などを、逐次、我々お客に誠実に説明し、我々の意向を確認してくれた。こういうときの説明の仕方とか、外国の人って本当に上手だなと今更ながら思う。日本のいろんなトップの方とか、頼むから爪の垢煎じてぜひ飲んでもらいたい。
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