初のオハイオ州出張　(1)　ダブリン

1987/04/19 - 1987/05/03

1987年4月Ohio州へ出張。社内で新設の部門に移って一ヶ月。新しいビジネスを日本で立ち上げる為にダブリンとコロンバスでの打ち合わせと研修の２週間

オハイオ州はほとんど東海岸で５大湖の一つエリー湖の南に位置する。いわゆる観光地とは縁が無い。自動車産業が盛んでその当時から既にホンダが進出していた。日本の自動車メーカーのアメリカ進出の先駆けの工場と言われる。写真はダブリンの宿舎付近の風景。

２３年前の旅はyoshitoのＨＰから製作中です。　　　
http://travelingmaki.kilo.jp/home25/ohio1987.html
(今からすればはや33年前の現役第1線時代の記録になります
　　2020年11月2３日　コロナ時代下の3連休　　　yoshito maki

エリア アメリカ

• 同行者: その他
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

４月１９日(日曜）PM3.40 Northwest００４便で成田からシカゴへ。１１時間のフライトで５年ぶりのシカゴ・オヘア空港には午後１時過ぎに到着。３時間後にはTW308便でオハイオ州都のコロンバスへ飛ぶ。

２週間の宿舎Cross　Courtyard　Inn

今回の出張先はOCLC（Online　Computer　Library　Center)。米国の非営利社団法人。この機関千余人の全スタッフの唯一の日系米国人Mrs.Kotaka　の出迎えを受けてDublin　市内の宿舎へ案内願う。　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　
　　　　

私にとってアメリカの田舎は始めて。車がないと何処へも行けない事を知る。そのためOCLCが２週間の滞在に用意してくれたホテルはオフィスから歩いてすぐのモ-テル
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ホテルの私の部屋。モテルは初めて泊ったがツインで割に広い。全く不都合はない。しかし奥のドアを開けると駐車場の屋外に出てしまうのはまさにモテル。

アメリカ大陸では車で移動して旅する観光客もビジネスマンも少なくない。

2011年現在のダブリンは人口も4万近い。コロンバス都市圏では高級住宅地で市税も高いが安全な都市と言われる。白人の街でもある。私が訪ねた当時は人口も1万。アイルランド系の移民が中心の白人の町だった。

　　　　

宿舎から歩いていける距離に小さな商店が幾つかはあった。そんな一つ。

新事業のため四国の営業所から転勤してきた今井君。慶応で図書館学を専攻していた。今回OCLCへ同伴。彼の初の海外出張。ホテルのロビーにて。

OCLCはコロンバス市の北西の郊外ダブリン市にある。人口60万人の州都に比べてダブリンは一面畑が広がっている。そんな中に立つ全面ガラス張りの大きなオフィス。

　

オフィスの大きな窓からの眺め。

オフィスの前の広い花壇に咲くチューリップ。Mrs.Kotaka

今回の出張､研修では終始お世話になった小鷹夫人。津田塾出身で渡米。オハイオ州立大学では図書館学を修めた専門家。現在はアメリカ国籍。

OCLCの広場で今井君と小鷹夫人。

4月２５日(土曜日）、びっしり詰まった週間の研修の後初めての休日。今井君は朝早くからオハイオ州の南西シンシナティー市にバスで出かけた。確かメジャー・リーグを見ると言っていた。コロンバスからはかなり遠い。写真はオハイオ州の州庁舎。

私はホテルにタクシーを呼んで貰いコロンバス市内へ出た。人も車も見かけない川沿いの道をかなり走って都心に出た。タクシー代は＄20.00当時のレートは約￥140だから￥2,800程になる。庁舎前広場で見かけた大砲。　

一見桜風であるがこれは海棠(かいどう）の一種かも知れない。

人口６０万余の州都コロンバス。しかし日曜日の街はほとんどひとけがなく私には静寂な街―否死の街にさえ思えた。

辛うじて見つけた街唯一のデパートLazarusによる。わずかな客を見かけてチョッと救われた。ネクタイとハンドバッグを買い求めたがそのハンドバッグはみな鎖で繋がっていた。

ここは何の建物だったか今や記憶に無い。

コロンバスから宿舎のダブリンに帰るためタクシーを拾うつもりでいた。ところが流しのタクシーがほとんどいない。やっと来たと思ったタクシーも空車はいない。結局食事をしたレストランに戻ってタクシーを呼んで貰った。