よーろっぱ１２かこくのたび⑲～モナコ編「ニース・モナコ、

2010/03/26 - 2010/03/26

世界で2番目に面積の小さい国であり、人口密度の最も高い国でもあるモナコ公国。

今日はそんなモナコをうろうろしてみる。



この日は日中にモナコを観光したあと、一度ニースに戻り、夜行バスでイタリアに向かうという算段を建てていた。
夜行バスがあることはEUROLINEのサイトで確認済みだ。

モナコに向かう前に、バスのチケットを確保すべくバスターミナルに乗りこむ。


「あの、今夜のボローニャ行きのバスに乗りたいんですが。」


「今日はそのバスはありません。」


「(°д°)?…へ、…今夜のボローニャ行きですよ？」


「今日は金曜なのでありません。明日の土曜日ならあります。」



ここで重大なミスに気付かされた。
夜行バスは毎日運行されているのでなく、特定の曜日だけしか運行されていなかったのだ!!

なぜサイト見てた時点で気付かなかったし俺orz


だがニースでもう一泊し、明日の夜を待つという選択肢は自分の中では無かった。

少しでも前へ、前へ。

モナコから鉄道でイタリアへ入り…

降り立った街はジェノバだった。

エリア モンテカルロ(モナコ)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

ルームメイトがまだ起きないが、部屋を撮影。

マセナ広場にたくさん設置されている座ってる人間の像。

正座やら体育座りやらいろいろあります。

この上なくシュール

夜にはいろいろな色にライトアップされて幻想的、っていうか怖いｗ

雨模様なのが惜しいですが、この旅初のビーチです。

2日後に乗る飛行機のオンラインチェックインをしようと思って、プリンタの使えるＰＣを探して歩き始めた。
昨晩泊ったホステルに聞いたところ、同じグループの別のホステルでインターネットが使えるというので、まずはそこに行ってみることにした。

ところがそこのホステルはプリンターを設置していなかった。
そこで今度は街のネカフェの場所を教えてもらい、結局そこでプリントアウトすることができた。
日本ですら利用したことなかったネカフェを初利用。1.2euro

帰りにおいしそうなチキンサンドを買って帰った。

どんより

荷物をピックアップしてニース駅へ。

とりあえず本日のメイン、モナコ公国へ。
その後は、もう野となれ山となれだ！

モナコの玄関、モンテカルロ駅はトンネルの中に造られたおもしろい駅。

駅の外に出るまでエスカレータやらエレベータがいろいろあって迷った。

駅を出るとそこは絶壁に人工建造物が複雑に組み込まれた異様な光景。

下から見るとこれまた異様。
こんな所にしか造るとこなかったのかよ。

とりあえず荷物をどこかに預けたくてインフォメーションに聞いてみたが、夏だけ駅で預かってくれるというが今は３月なので無理らしい。というわけで荷物背負ったまま散策。

まさに我々が思い描くカジノのイメージそのものの外観、「ル・カジノ・ド・モンテカルロ」

やっぱ欧州人シンメトリー好きだな。

モナコの鴨

バスでヴィル地区へ移動。

モナコ港全体が見渡せる。

いくら高級リゾートとは言っても、これはキツくない？と思わせるほど建物がひしめき合っている。

ヴィル地区。
レストランは昼の営業が終わって人もまばら。

クリーム色で意外落ち着いた外観の大公宮殿。
やはりオフシーズンなので見学不可。

砲弾

なんか葡萄みたい

良く見ると手前（大公宮殿側）は高さ規制でもあるんですかね？
壁面の色も統一感があって宮殿からの景観が守られているような気もします。

こんなクルーザー持ってたらカッコよすぎだろおい

あーめーがあがーったよー

謎の地下通路。鏡のラビリンス。

パン屋で買ったケーキ。2euro
でかい上に濃厚て腹にたまる。

ニースに戻ってもしょうがない気がしたので、到着が夜になっても先へ進んでイタリア国内のそれなりに大きい街に泊ろうと思った。
となるとモナコに近い大きな街としてはジェノヴァということになる。

16:17発…のハズが少し遅れてモナコを出発。
やはりフランス国鉄は信用ならない。

イタリアの国境駅であるventimigl駅でイタリア国鉄に乗り換え。
しかしこの遅れのせいで乗り継ぎに失敗。

おのれフランス国鉄!!

1時間待って次の列車に乗ることに。

イタリア国鉄になると少々車両の質が落ちる。
高級感のある色合いだが安っぽいシート。まあ普通車だし。

車内を歩き回っていろんな所の窓を開けまくる謎のおっさん登場。

21:00、ジェノヴァPrincipe駅に到着。

宿探しには遅い時間だが駅周辺で安ホテルを探す。

1つ星のマークにいざなわれて細い路地へ。

1泊30euroで部屋があるという。これ以上探すのも面倒なのでここに
決定。

広いけど、もしやダブル？

ホテル近くのレストランで遅めの夕食。
メニュー見てもイタリア語さっぱりわからんので、店員のおねえさんに「あなたのオススメで」って頼んだら、ジェノバらしくジェノバソースのパスタが出てきた。
店員さんわかってるなぁ。