2010/08/07 - 2010/08/07
11位(同エリア47件中)
ひらしまさん
広西での最終日。程陽の村歩きとトン族の民族舞踊を楽しみます。
この旅行記の目次
1 漓江でいかだに乗る 桂林・興坪
2 龍脊の竹筒飯 桂林・龍勝
3 風雨橋の村に泊まる 程陽
4 トン族の村の朝 程陽 (今回)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝6時半、普段は朝寝坊なのに旅先では別人の私は、一人で散歩に出ました。
旅館の2階が道路に面していて、そちらの玄関はこのように中国的雰囲気です。 -
建築中の新しい風雨橋を渡ってみました。川が曲がっているので、渡った先は永済橋のすぐ近くになります。橋が必要でつくっているというより、どうも観光資源としてつくっているような気がしてなりません。
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対岸の水車の上から見た旅館です。
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永済橋はまだ眠っているかのようです。
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寺院の廊下のように静かな永済橋でした。
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高台にそびえる馬鞍寨の鼓楼を見上げながら、昨日とは違う道を歩いてみます。
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程陽の8つの集落のうち、馬鞍寨、平寨、岩寨は昨日歩いたので、今朝はその少し奥の東寨と大寨をめざします。入村時にもらったリーフレットのごく簡単な地図しか持ってないのですが、なんとかなるでしょう。
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東寨の幼稚園です。
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中を覗くと、質素な中にも幼稚園らしさがうかがわれます。この車はお遊び用でしょうか。
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村の診療所です。
しかし、東寨の鼓楼が見あたりません。 -
大きな道路に出て進むと、人家がふえてきて、真新しい鼓楼が現れました。これはどうやら大寨の鼓楼のようです。
昨日訪れた岩寨鼓楼に比べるとこちらは9層ですから規模は小さいのですが、高級感はあります。狛犬(?)と石段、それに斜め格子などのデザインがいいですね。
(追記)
ほかの方の旅行記を読むと、大寨の鼓楼はこの写真とは違うもののようでした。で、これは平寨の鼓楼とされている方もいれば、平寨の鼓楼として別の写真を掲げている方もおられ、真相は混沌としてきました。うーん、私は一体どこを歩いてたのでしょうか。 -
屋根裏にはこんな飾りがあって
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馬鞍寨や岩寨の鼓楼は大人の男性の憩いの場のようでしたが、この鼓楼は女の子たちの遊び場でした。
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さらに進むと、道の両側に市が立っていました。ぶら下がっているのは豚肉でしょうか。竹籠の中は鶏で、その向こうは野菜を売っています。歩いている鶏も売り物なのかどうかはわかりません。
おじさんが何か話しかけてくれましたが、起きてから一言も話してなかったので全然反応できなかったのが残念です。 -
市場から宿に引き返すことにしました。
東寨の鼓楼は結局見つけられないまま、きれいな蓮の花が咲いているあたりで道を折れ、岩寨方向へ歩きます。 -
生涯学習センター、でしょうか。
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永済橋まで戻ってきました。
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朝8時。すっかり明るくなっていますが、まだ静かです。
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宿に戻り、朝食は川に面したテラスで。私はチャーハン、相棒は湯麺。それに中国茶。
なかなかの値段を請求されて驚きました。ガイドの劉さんや運転手は室内で食べていましたが、我々とはきっと値段が違うような気がします。
静かな田舎の村ですが、この旅館に限っては商魂たくましい印象が残りました。 -
とは言え、部屋の快適さは得難いものがあります。一週間くらい泊まって、のんびり散歩したり読書したり昼寝したりもいいねと、相棒と語り合いました。
この次はすのこ持参で、いや、木工はお手の物のトン族の村なんだから現地で作ってもらえばいいんだ…。 -
さて、程陽での最後のお楽しみは、馬鞍寨の鼓楼前広場で10:30と15:30の2回おこなわれるトン族の民族舞踊です。
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男性は白いシャツに黒いズボンで、頭には鉢巻き形の黒い帽子をかぶっていて、それについている飾りは一人ひとり微妙に違います。
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女性は青い上着に黒のスカート、たくさんの髪飾りや首まわり、すねにも飾りを付けていますが、みなさん年若いこともあって幼稚園の制服のような感じもします。
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男性は笙の笛を奏でながら、女性は赤い傘を手に踊ります。
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歌垣のようなものでしょうか。
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観客は西洋人が多かったのですが、中国人観客の中には、演じている人の横に並んで写真に収まろうという目障りな人がいて、ちょっと残念でした。
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ショウも半ばを過ぎた頃、観客に酒が振る舞われます。
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そのとき観客はチップを渡します。
また、写真を撮っている業者がいて、あとで売り込みに来ますが、気に入ったら買えばよいと思います。 -
大型の笛が登場しました。
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アルペンホルンのような大きな笛を懸命に吹いています。
最後は、観客を誘って一緒に踊り、40分ほどの民族舞踊は終わりました。
記念に笙の笛を買い、さらに前日に見かけた刺繍の美しいクッションカバーを合龍橋で求めて、風雨橋の村程陽をあとにしました。 -
桂林空港に向かう途中の龍勝のドライブインで昼食にしました。
ガイドの劉さんは空港まで行ってしまいたかったようですが、空港のレストランなんて馬鹿高いだけで、おもしろみがないですからね。 -
広西での最後の食事は、相棒はビーフン、私は肉野菜炒め。今度は注文しすぎないようにして適量でした。
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食後は爆睡している間に桂林空港に着きました。昼食を含めて所要3時間半でした。
程陽への往復は、事前の情報通り舗装が穴だらけの区間もあり、それを巧みによけて走ってくれたので、やはり車を雇ってよかったと我ら軟弱な旅人は思ったのでした。
このあと広州に2泊するのですがそちらは省略し、これにて広西旅行記を閉じたいと思います。最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
主な経費(すべて2人分 1元≒13円)
トン家旅館室料 120元
同上朝食 41元
水 2元
舞踊寄付 10元
写真 10元
クッションカバー2枚 180元
昼食(龍勝) 24元
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