2010/06/06 - 2010/06/06
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4nobuさん
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ロンドン滞在第一日は軽くロンドン市内の観光(大英博物館、バッキンガム宮殿、コートールド美術館、オペラ・カルメン)で時差ボケを解消するつもりだったが、オペラは爆睡で惜しいことをした。
第二日は娘の住いから直線距離で8kmと近いハンプトンコート宮殿に孫も含めた3世代で行く。
ハンプトンコート宮殿はチューダー朝の政治の中心であっために拡張も続いてチューダー様式と”控えめなゴシック様式”の調和したイングランド最大の壮麗な建築物でぜひ訪問したかったのが実現する。
その歴史は
ヘンリー8世を補佐して権勢と富を誇ったウルジーが聖ヨハネ騎士団から荘園を買い取り典型的なチューダー様式の邸宅を建設した。彼の富は王をしのぎ、このコートは王宮に勝ると言われたがそれが王の妬みを招き、それを避けるためにこのコートを献上したとも没収されたとも言われている。いずれにしてもヘンリー8世の所有になってからさらに豪華な増築と庭園の拡張が行われた。
その後も歴代の王はここを好んで長く滞在した。17世紀末にはウイリアム3世とメアリ2世によりクリストファー・レンを初めとする最高の芸術家と職人を使った最後の大改造が行われた。
宮殿内部の見学に時間をとられて庭園は十分な時間を取れなかったのが残念。
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ハンプトン・コート宮殿庭園全体図
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ハンプトン・コート宮殿正門。トロフィー・ゲート。ハノーバー王家の紋章を支えるライオンと一角獣。
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宮殿入り口へ。植木根元の字「H・R」は城主だったHenry?のことかな?
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正門左の建物は花できれいに飾られている。ここでチケットを購入
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正門から宮殿への広いみちの両側には花が美しい
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宮殿入口のもぎりの制服もチューダー調
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メインの建物の左側にあるセイモア門から入る
正面に「ヘンリ8世のキッチン」前の「大工頭の中庭」がある -
キッチンの前の「大工頭の中庭」
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大工頭の中庭の左の建物が「ヘンリ8世のキッチン」
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ブッチャー(肉屋)の間
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チーズの間
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キッチンのメインルーム
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調理用のなべ類が並ぶ
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囲炉裏ばたで皆さんがよく写真を撮っていた
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キッチンの囲炉裏。横棒は丸焼き用の串?
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場内のインフォメーションもチューダー朝の制服
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ファウンテンコート(噴水の中庭)。向こうの2階が儀式用区画
正面のイーストゲートを抜けると庭園に出る -
回廊からファウンテンコートを見る
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回廊の北(ここでは左)には礼拝堂がある。
今日はミサがあり合唱のメンバーが待つ。 -
合唱のメンバーたち
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女王の大階段室。
庭園に面した2階の女王の儀式用区画へ上る -
東棟(儀式用区画)からファウンテンコートを見下ろす
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東棟から外を見ると広大な庭園とその向うに噴水と掘割が見える
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一番大きい中庭のベースコートの塔のそばで
人形と並んで休むお茶目な孫 -
ベースコートではコンサートが予定されているらしい。
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ヘンリー8世の区画にあるグレートホール。
片持ち梁構造と豪華な装飾の天井が面白い。
壁にはアブラハム物語をテーマとする16世紀のタペストリーが懸けられている。 -
ホールの隣室、警護室&宴会場でヘンリー4世と王妃の寸劇を演じていた。
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寸劇の後で歓談するヘンリー4世と王妃役。
さてこの王妃は何番目の王妃か -
クロックコートの名の由来になった天文時計。
ヘンリー8世のために作られセント・ジェームス宮殿にあったのを
19世紀に移設された。 -
ファウンテンガーデンを巡る観光馬車
脚首に長い毛のある馬は2002年に騎馬軍楽隊で最初に見たときはびっくりしたがけっこういるんですね。http://4travel.jp/tarveler/4nobu/album/10075353 -
馬車に乗って庭園を一周
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気持のいい一周だったがあっという間だった。
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馬車の中から
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庭園を散歩する親子
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庭園で寛ぐ先ほどの寸劇の俳優たち
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宮殿南側のプリヴィ・ガーデン。時代にあわせて何度も改造された。
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プリヴィ・ガーデンの隣のポンド・ガーデン。元はプールだったそうな。
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宮殿の南西部のロワー・オランジェリーガーデン
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退出する時に振り返って宮殿正面の全景をみる。
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退出する時に振り返って宮殿正面の全景をみる。
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テームズ河の水上バス乗り場へ
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歩くわが家族
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沢山の船が行き交うテームズ河
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水上バスから見る王宮左翼の建物
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河畔には高級住宅が続く
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カヌーで休日を楽しむ人たち
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すれ番う水上バス
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キングストンで水上バスを降りる
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キングストンで今晩の食料を仕入れてバスで帰宅。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Berg Heilさん 2010/12/20 08:18:37
- 英独の差
- ご無沙汰のコメントです。
貴兄の英吉利の城の写真や、TVの旅番組を見ますと英独の富の差を痛感します。これもばらばらであった「神聖ローマ帝国」と早くも統一国家を作り上げた英仏との差でしょうか? おまけに17世紀の三十年戦争ですっかり各国に荒らしまわされ、更には産業革命に乗り遅れた独逸との差が歴史を物語っている感があります。
来年はカミサンが伊太利へ行きたい(2回目)といっていますし、亭主はウーン6泊、ニュルンベルク6泊でドナウ沿岸の小さな街を訪ね歩きたいと考えていますが、これも全て懐具合との相談になります。
まだまだ単独行が出来そうです。 良いお年を!!
Berg Heil 拝
- 4nobuさん からの返信 2010/12/20 12:01:49
- RE: 英独の差
- Berg heil様
こちらこそご無沙汰いたしておりましてすみません。
遅筆でも失礼しておりますが、早速のご高覧とコメントをありがたく思っております。
イングランドもいいところは沢山あるのですがドイツがやはりわが心の里でしょうか。さりとて最近は山とか、家族の希望もあって機会がなかったのですが。
5月にミュンヘンへのチケットを確保したのでようやく機会が出てきました。今回は小さな村から村へと巡りたいものです。しかし一方では久しぶりにベルリンにも行きたい。
そうそう Berg heilさんお薦めの本「ドナウの南とエルベの東」を読みました。優しく丁寧に書かれていて私の旅の教科書として最適です。そして今回の旅のリストに沢山の地名をメモしました。
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