1990/04/28 - 1990/04/29
310位(同エリア1019件中)
がおちんさん
大理州にある古都、巍山を訪れました。
ここは唐代に興った南詔の発祥地として有名なだけでなく、前漢時代には邪龍県が置かれたと史書に記載があり、1983年に行われた文物調査では戦国時代の「火葬墓」も発掘されたそうです。
また巍山彝族回族自治県は杜文秀起義(パンゼーの乱)が始まった地としても知られています。ここに住む回族はフビライが雲南を占拠したときに屯田兵として留まったのが祖先とのことで、彝族の次に多く住んでいます。
街には郷愁が漂い、ゆるやかな時間が流れていました。
- 交通手段
- 高速・路線バス
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大理(下関)から巍山までは62キロ、未舗装の悪路を3時間走る。
バスを下りると、体がガタガタだ。
この道は1951年、民工の突貫工事によって48日で完成されたそうで、解放前は馬か徒歩によって大理まで荷物を運んでいたという。
前から歩いて来たのは彝族だ。 -
町へ入ると、古めかしい通りが続いていた。
遠くに城門が見える。
巍山は大理から近いし開放もされているが、ここに来る旅行者はほとんどいない。 -
時代を感じさせる家並み。
麺を干しているのかな? -
巍山県城は明の時代に建てられたもので、四方を城壁に囲まれ、4つの城門があったそうだ。
写真は、かつて城内の中心だった「星拱楼」。 -
ここから東西南北に道が伸びて、各城門に至っていたという。
今は北門を残すのみ。 -
町は観光化されていない。
地元民が暮す日常があるだけだが、のどかな光景に魅せられる。 -
星拱楼の下には、野菜などを売る人が立つ。
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馬の足音を聴くと、まるで過ぎ去った時代が蘇ったようだ。
回族の英雄、杜文秀もここを歩いたのだろうか。 -
前方に「拱辰楼」と呼ばれる、北門古楼が見えてきた。
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荷を運んできた彝族の人たち。
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拱辰楼の南面には「魁雄六詔」という扁額がかかる。
おばさんもシブイ! -
歴史を偲ばせる城門。
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こちらは城門の外側。
扁額には「万里瞻天」と書かれている。 -
夕方、西日が軒を照らす。だんだん人影もまばらになり、夜になると街は真っ暗だ。
古楼近くの小吃に入り、裸電球の下で白酒を飲む。
静寂さが旅情を募らせる。 -
翌朝、石炭で煮炊きする煙が通りに立ちこめる。
ゆうべ旅社のダニに噛まれたようで、体がちょっと痒い。 -
朝の道端は市場の様相を呈す。
売り物よりも、売る人のほうに目が行く。 -
ずらっと並んだ野菜売り。
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買い物カゴを提げたおばあさんが行く。
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古い土壁は味わいがあるが、もうボロボロだ。
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野菜通りはまだ続く。
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いんげんを売る彝族の女性。
頭に巻いた布がカッコイイ。 -
間違いがないか、しっかりとお金をチェック。
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小さな子供も、お母さんを手伝う。
売り物はネギかな? -
街がにぎやかになってきた。
黒くて精悍な顔つきの人たちが歩いている。
一瞬、そこに南詔国の幻を見た気がした。
昆河鉄道に乗って開遠・苗族の村へ〜雲南をゆく1990 (7) に続く
http://4travel.jp/travelogue/10546938
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