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サレの町<br /> <br />モロッコ3日目。朝食は7時半からとなっているので、それをめがけて7時半に起きる。今日は、ここラバトの川向にある隣町のサレへ出かけてみるつもりだ。歩くのには遠いので、バスかタクシ−を利用することになる。身仕度を整え、まずは朝食に出かける。どんな食事を食べさせてくれるのか、楽しみだ。<br /> <br /><br />別棟の2階にある食堂へ行くと、お客の姿はほとんど見えない。泊まり客が少ないのか、それともすでに朝食を済ませたのだろうか? 部屋はがらんとして、テ−ブルとイス以外に周りには何も置かれていない。ビュッフェ形式の朝食ではないのだ。少しがっかりしながらテ−ブルにつくと、奥の部屋からウェイタ−が出てきて飲物は何にするか注文を聞く。そこでコ−ヒ−を注文して待っていると食事が運ばれてくる。<br /> <br /><br />テ−ブルに置かれたのを見ると、コ−ヒ−にパン2個(小型フランスパンとクロワッサン)、それにバタ−とジャムが添えられている。朝食は、ただそれだけである。なんとあっさりした朝食だろう。4,000円台の宿泊料金からすれば、こんなものかもしれないと納得しながらあきらめる。全部残さず食べ終わると、けっこうお腹もふくれて満足? フランスパンはとても美味しく、なかなかのものでる。<br /> <br /><br />食事を終えて裏口から横の通りに出てみると、小さな食品店がある。ミネラル水もあるので、ボトル1本を買い込んで部屋に戻る。テラスから街の景色を眺めたりしながら、ゆっくりと過ごし、今日の日程を考える。ガイドブックを再度チェックしてから階下へ下り、フロントでサレ行きのバス停のことを尋ねてみる。するとフロントマンは、バスよりもタクシ−の方が良いだろうと言う。バスの行かない途中の場所に、いわゆる「芸術村」があり、そこにも立ち寄れるからと言う。それならと、タクシ−を呼んでもらうことにする。<br /> <br /><br />しばらく待っていると、老ドライバ−が運転するグラン・タクシ−がやって来る。そこで値段を交渉すると、2時間で200DH(約2,300円)という。やはり、相場は1時間100DHのようだ。そこで契約は成立し、出発となる。<br /> <br /><br />芸術村<br />このドライバ−もフランス語オンリ−なので、コミュニケ−ションがとりにくい。車はホテルを出るとブ−レグレグ川にかかる橋を渡って対岸のサレの町に向かう。その途中から右へそれてしばらく走ると、広い敷地の中に建つ「AL OUALJA」という芸術村に到着する。ピンク色の1階建て屋舎が横長に連なった施設で、今は人影もなくひっそりかんと静まり返っている。最近では、この地の観光ポイントの一つになり始めている場所らしいのだが……。<br /> <br /><br />中に入ると、幾つかの展示室が並び、そこには手工芸品を中心にした商品が陳列されている。陶器、カ−ペット、衣類、家具、民芸雑貨、絵画などが、部屋別に上品に展示されている。庶民を対象にした施設ではなく、どうも観光客目当てのようである。一通りめぐりながら、何かみやげ品になるものはないかと探すが、これといった適当な物は見当たらない。<br /> <br /><br /><br /><br />民芸品の部屋に入って物色していると、小型の燭台が目にとまる。鉄製のフレ−ムに花模様入りレザ−で太鼓張りにしたものである。モロッコの記念品をまだ何一つ入手していなかったので、これにしようと買うことに決める。この地では、みやげ品に適した小物がなかなか見当たらない。結局、この時点での来客は、私一人だけという状況だった。<br /><br />(この続きはこちらへ⇒ http://yasy7.web.fc2.com/ )<br /><br /><br />

モロッコ:サレの旅

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2002/05/29 - 2002/05/29

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yasyas

yasyasさん

サレの町
 
モロッコ3日目。朝食は7時半からとなっているので、それをめがけて7時半に起きる。今日は、ここラバトの川向にある隣町のサレへ出かけてみるつもりだ。歩くのには遠いので、バスかタクシ−を利用することになる。身仕度を整え、まずは朝食に出かける。どんな食事を食べさせてくれるのか、楽しみだ。
 

別棟の2階にある食堂へ行くと、お客の姿はほとんど見えない。泊まり客が少ないのか、それともすでに朝食を済ませたのだろうか? 部屋はがらんとして、テ−ブルとイス以外に周りには何も置かれていない。ビュッフェ形式の朝食ではないのだ。少しがっかりしながらテ−ブルにつくと、奥の部屋からウェイタ−が出てきて飲物は何にするか注文を聞く。そこでコ−ヒ−を注文して待っていると食事が運ばれてくる。
 

テ−ブルに置かれたのを見ると、コ−ヒ−にパン2個(小型フランスパンとクロワッサン)、それにバタ−とジャムが添えられている。朝食は、ただそれだけである。なんとあっさりした朝食だろう。4,000円台の宿泊料金からすれば、こんなものかもしれないと納得しながらあきらめる。全部残さず食べ終わると、けっこうお腹もふくれて満足? フランスパンはとても美味しく、なかなかのものでる。
 

食事を終えて裏口から横の通りに出てみると、小さな食品店がある。ミネラル水もあるので、ボトル1本を買い込んで部屋に戻る。テラスから街の景色を眺めたりしながら、ゆっくりと過ごし、今日の日程を考える。ガイドブックを再度チェックしてから階下へ下り、フロントでサレ行きのバス停のことを尋ねてみる。するとフロントマンは、バスよりもタクシ−の方が良いだろうと言う。バスの行かない途中の場所に、いわゆる「芸術村」があり、そこにも立ち寄れるからと言う。それならと、タクシ−を呼んでもらうことにする。
 

しばらく待っていると、老ドライバ−が運転するグラン・タクシ−がやって来る。そこで値段を交渉すると、2時間で200DH(約2,300円)という。やはり、相場は1時間100DHのようだ。そこで契約は成立し、出発となる。
 

芸術村
このドライバ−もフランス語オンリ−なので、コミュニケ−ションがとりにくい。車はホテルを出るとブ−レグレグ川にかかる橋を渡って対岸のサレの町に向かう。その途中から右へそれてしばらく走ると、広い敷地の中に建つ「AL OUALJA」という芸術村に到着する。ピンク色の1階建て屋舎が横長に連なった施設で、今は人影もなくひっそりかんと静まり返っている。最近では、この地の観光ポイントの一つになり始めている場所らしいのだが……。
 

中に入ると、幾つかの展示室が並び、そこには手工芸品を中心にした商品が陳列されている。陶器、カ−ペット、衣類、家具、民芸雑貨、絵画などが、部屋別に上品に展示されている。庶民を対象にした施設ではなく、どうも観光客目当てのようである。一通りめぐりながら、何かみやげ品になるものはないかと探すが、これといった適当な物は見当たらない。
 



民芸品の部屋に入って物色していると、小型の燭台が目にとまる。鉄製のフレ−ムに花模様入りレザ−で太鼓張りにしたものである。モロッコの記念品をまだ何一つ入手していなかったので、これにしようと買うことに決める。この地では、みやげ品に適した小物がなかなか見当たらない。結局、この時点での来客は、私一人だけという状況だった。

(この続きはこちらへ⇒ http://yasy7.web.fc2.com/ )


旅行の満足度
4.0
観光
4.0
同行者
一人旅
交通手段
タクシー
旅行の手配内容
個別手配

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  • サレの町のとある通り<br />

    サレの町のとある通り

  • 「AL OUALJA」<br /> 芸術村?<br /><br />

    「AL OUALJA」
     芸術村?

  • 石のテーブル板<br />両側に立てかけられている。1枚石でできている。<br />

    石のテーブル板
    両側に立てかけられている。1枚石でできている。

  • 陶器類の陳列<br /><br />

    陶器類の陳列

  • ヴェテランの老ドライバー<br /><br />

    ヴェテランの老ドライバー

  • この赤い円盤がグラン・タクシーのライセンス<br /><br />

    この赤い円盤がグラン・タクシーのライセンス

  • メディナの大きな門<br /><br />

    メディナの大きな門

  • 右がハッサンの塔<br />左の奥が廟<br />

    右がハッサンの塔
    左の奥が廟

  • 壮観な墓地の風景。きれいに区画整理されているのがおもしろい。

    壮観な墓地の風景。きれいに区画整理されているのがおもしろい。

  • サレのモスク<br />

    サレのモスク

  • ブ−レグレグ川<br />正面がウダイヤのカスバ<br /><br />

    ブ−レグレグ川
    正面がウダイヤのカスバ

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