2001/04/02 - 2001/04/02
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yasyasさん
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10日目。アフリカの旅も残り少なくなってきた。今朝はチョベ国立公園へ早朝サファリに出かける。その後はジンバブエのビクトリア・フォ−ルズへ戻り、ホテルへ入る予定である。6時出発ということで、今朝は5時前に起床。昨夜は、早起きに備えて早寝したので睡眠不足の心配はない。
身仕度を整えて集合場所のバオバブの巨木の前に行くと、朝食用のスナックが用意されている。パンと飲物類といった簡単な内容である。早朝なので食事の準備ができないわけだ。それでも、こうしてサファリ客のためにスナックを準備してくれている。早速、コ−ヒ−とパンをつまんでお腹を満たす。これで、出発準備OKだ。
早朝6時、まだ薄暗い中を2台のジ−プに分乗してチョベ国立公園へ向け出発する。ここはボツワナ北東部に位置し、7万頭という圧倒的な数のアフリカゾウを有する国立公園である。宿泊ロッジからくるまで20分足らずの近距離のところにあり、移動距離が短くてありがたい。
公園に近づいたころ、道路の側に大きな黒い影がぬ〜っと現れる。おや? 1頭のゾウがのそり、のそりと歩いている。早速、われわれを歓迎して出迎えに来てくれたのだろうか。それにしても、こんな公園の外をうろつくとは……。この様子だと、公園内はさぞかしゾウの群れであふれているのかもしれない。そんな期待を胸に公園内に入って行く。
樹林に囲まれた地道を走っていると、左前方の草むらにライオンの群れを発見。それがなんと、ハンティングでゲットしたバファロ−に群がりながら、獲物の肉をおいしそうに食べている情景に出会う。今朝のサファリで最初に出会ったこの迫力シ−ンに、すっかり眠気が取れてしまう。そこには8頭のライオンがいるようだ。あの500kg以上もある巨体のバファロ−を仕留めるのだから、彼らのハンティング振りは、すさまじいばかりである。このでかい獲物に群がるライオンの姿は、迫力満点である。
いつ仕留めたのかはよく分からないが、すでに満腹して横たわっているライオンもいれば、まだガツガツと獲物に取り付いているものもいる。この様子からみると、すでに昨日ハンティングは終わっているようだ。ドライバ−にそのことを尋ねると、多分そうだと教えてくれる。
今、かぶりついている様子を見ていると、その中の1頭がすっぽりと頭を獲物の腹の中に突っ込んでいる。内蔵のおいしいところを食べようと、まず腹の部分に穴をかじり開け、そこから内蔵を引き出して食べるのだろう。その後にできた空洞に、なおも頭を突っ込んであさっているのである。これだけの巨体獲物であれば、数日はエサの心配はいらないのだろう。
この場を後にして進んでいると、道路沿いにホロホロドリが遊んでいる。ふっくらとふくらませた羽には、こまやかな白黒の斑点模様が全身にちりばめられていて、その優しい姿には野性とは思えない親しみを感じるものである。地道の道路を走っていると、あちこちで彼らに出会うのだが、いつも群れながらよちよち歩いている。その姿がまた可愛いものである。
ホロホロドリをそっと除けながら、くるまはどんどん奥へ進んで行く。突然、道路脇の草むらからヒヒの親子が飛び出す。かと思うと、今度はインパラの登場だ。竪琴のような美しい角を持つのは雄だけだそうだが、その優美な姿はいつ見ても美しい。しかし、このおとなしい動物は、小柄でか弱さもあってか、ライオンなど肉食動物たちの格好のハンティングの標的にされるのである。また、彼らの数は多いから、どこでも容易に出会うことができ、ハンティングには困らないだろう。
(この続きはこちらへ⇒ http://yasy7.web.fc2.com/)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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