エベレスト街道はトレッキング、ルクラからバンダールへ帰る時が登山

2010/11/01 - 2010/11/25

11月のいい時期によるエベレスト街道トレッキング三昧。ノーガイド、ノーポーターの予定だったが、帰りの飛行機が天候不順で飛ばなかったためルクラからジリまで歩くことになる。その地元の生活街道はカラパタールやゴーキョピークへの観光トレッキング街道ほど生易しいものではなかった。ルクラからの二日目にポーターをお願いした。
11/1ｷｬｾｲで夜にｶﾄﾏﾝｽﾞ到着。11/2ﾙｸﾗへの飛行機手配往復210＄、TIMSは1430Rp、ｸﾝﾌﾞｰ入山許可料1000Rp、など諸手続き。地図200Rp。11/3ﾓﾝｼﾞｮでは1500Rp11/4ﾅﾑﾁｪでは1800Rp11/5ﾊﾟﾝﾎﾞﾁｪでは1300Rp11/6、7のﾃﾞｨﾝﾎﾞﾁｪでは3350Rp11/8、9のﾛﾌﾞﾁｪ5200Rp11/10ﾎﾟﾝﾂｪ1500Rp11/11、12ｺﾞｰｷｮ4100Rp11/13ﾅﾑﾁｪ1300Rp11/14、15、16ﾙｸﾗ3800Rp+地図500Rp11/17ｶﾘｺｰﾗ810Rp11/18ﾘｸﾞﾓ1200Rp11/19ｾﾃ850Rp11/20ﾊﾞﾝﾀﾞｰﾙ600Rp11/21ｶﾄﾏﾝｽﾞ直通ﾊﾞｽ720Rp+食事500Rp+宿700Rp。11/22、23、24の夜までｶﾄﾏﾝｽﾞの宿1400Rp+半日400Rp+食事3000Rp。

エリア エベレスト山周辺(ネパール)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 2.5
• グルメ: 2.5
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: キャセイパシフィック航空 キャセイドラゴン航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

この飛行機に乗る。15人乗り。ピストンで乗客は入れ替わり。

内部は2列。

ルクラの飛行場は坂になっていて登るように着陸する。

11/3、ﾙｸﾗ（2840ｍ）は行には通過するだけの村。

ナムチェバザールまでいくつもの吊橋を渡る。

パクディンで食べたダルバート。注文してから1時間以上かかったので以降いつもヌードルスープにした。ミルクティーも加えて450Rp。

ﾓﾝｼﾞｮ（2835ｍ）。ﾙｸﾗから一度下って、登り返しﾗﾝﾁも入れて6時間。1泊目。200ルピー。条件として夕食・朝食をﾛｯｼﾞ内でとる。合わせて1500Rp。

向こう側の欧米のトレッカー二人にはガイド、ポーター、キッチンボーイが随行して宿の食事ではなくボーイが作る料理を食べている。

トレッカーが通過してしまう村。

ナムチェバザールに入る前のチェックポイント。

11/4、ﾓﾝｼﾞｮから急坂を登り2時間。ﾅﾑﾁｪﾊﾞｻﾞｰﾙ着（3440ｍ）。ﾓﾝｼﾞｮの村を出るときにﾁｪｯｸﾎﾟｲﾝﾄ｡ﾅﾑﾁｪに入るときにもう一度ﾁｪｯｸを受ける。

ナムチェの飛行場、緊急用でしょう。

ﾅﾑﾁｪから高度馴化のためHｴﾍﾞﾚｽﾄﾋﾞｭｰまで散歩。

エベレストビューホテルのロビーの温湿度計。

サナサの道案内。

11/5、開放感のあるﾀﾝﾎﾞﾁｪ（3867ｍ）に昼頃到着。宿泊も考えたがもう少し先までと休憩だけ。右の山はｱﾏﾀﾞﾌﾞﾗﾑ。

タンボチェでのアップルパイ。

ﾊﾟﾝﾎﾞﾁｪ（3985ｍ）、下の村。ﾅﾑﾁｪから8時間。

高山病で歩けなくなりポーターに背負われて下るトレッカー。

11/6、7はﾃﾞｨﾝﾎﾞﾁｪ（4350ｍ）。ﾋﾟｰｽﾌﾙﾛｯｼﾞで高度馴化のため2泊。

村の最初にあったピースフルロッジ。

11/7はﾃﾞｨﾝﾎﾞﾁｪからﾁｭｸﾝまで散歩。ｱﾏﾀﾞﾌﾞﾗﾑの山容はどこから見ても美しい。

トゥクラ。

11/8のｺｰｽできついのはﾄｩｸﾗからの登り1時間だけ。ﾛﾌﾞﾁｪを目指す。

ロブチェ。

11/8、9はﾛﾌﾞﾁｪ（4930ｍ）。このﾛｯｼﾞだけが高く、一部屋1300ﾙﾋﾟｰで、ﾍﾞｯﾄは3個あった。翌日にﾛｯｼﾞを替えるとそこは無料だった。

ゴラクシェップ、前方の茶色い小山がカラパタール。

カラパタールへの登り。

カラパタールの頂上。

11/9、ｶﾗﾊﾟﾀｰﾙ（5550ｍ）からのｴﾍﾞﾚｽﾄ。ｺﾞﾗｸｼｪﾌﾟ（5150ｍ）から2時間。ﾛﾌﾞﾁｪから往復7時間。

振り返ってみたアマダブラム。

ポルツェには上の道を行く。

11/10、ﾛﾌﾞﾁｪからﾁｮﾗﾊﾟｽ越えも考えたがﾉｰｶﾞｲﾄﾞのため、無理をせず通常ｺｰｽでｺﾞｰｷｮを目指す。行ける所まで歩こうとﾃﾞｨﾝﾎﾞﾁｪに返却し忘れた部屋の鍵を返しながら向かう。結局ﾎﾟﾙﾂｪ（3810ｍ）まで。高度馴化が済んでいると下りは楽々。下に見えるのがポルツェ。

ポルツェから右側を通ってｺﾞｰｷｮを目指し、道の果てまで歩く。

11/11、ﾎﾟﾙﾂｪからﾀｰﾚ側を歩いてｺﾞｰｷｮに向かったが川向うの道の平坦さがうらやましく思えた。ガイド付きのカナダ人親子は2時にﾅﾗで行程を終えていたが自分はそこからｺﾞｰｷｮ（4750ｍ）まで3時間をかけて午後4時半に到着。疲れた。

11/12、ｺﾞｰｷｮﾋﾟｰｸ（5360ｍ）へ2時間のところを3時間かけて登る。苦しかった。ｶﾗﾊﾟﾀｰﾙよりもずっときつかった。

11/13、ｺﾞｰｷｮに2泊して天候が悪くなり始めたため一気にﾅﾑﾁｪまで下る。10時間。ﾄﾞｰﾚ近くは雪が降っていた。

両足義足のトレッカーと遭遇、思わずカメラOKかと尋ねると、誇らしげに承諾。何十年前にカトマンズで視覚障害のバックパッカーを見かけたときも驚いたが、前向きな人はいるものだ。

11/14、ﾅﾑﾁｪからﾙｸﾗまで一日で下り、帰りの飛行機の手配をしようとするが、12日から飛行機は飛ばず待機客がﾙｸﾗの町にあふれていた。宿もなく、すでにﾂｲﾝの部屋に泊っていた日本人に相部屋を乞いｼｪｱさせてもらいやっと宿を確保。この日から数日天候が悪く、噂によると4000人が待機していたという。ｵｰﾌﾟﾝﾁｹｯﾄは不利だった。

ｼﾞﾘからカラパタールまでのトレイルランの参加者。30人ほどだそうだが、スタッフは4−5倍いそうだった。参加者はフランス人が多かった。

11/17、ｼﾞﾘまで3日間と見積もってﾙｸﾗを出発しﾏﾆﾃﾞｨﾝﾓを目指すが、ｽﾙｷｬまで500ｍを一気に下り、峠までは1000ｍの登り返し。そしてｶﾘｺｰﾗまで1000ｍの下り。足に来たので3時をもってこの日の行程を終了。ﾙｸﾗで同室だったO氏とｼﾞﾘまで同道することになったが相談の結果、明日からはﾎﾟｰﾀｰを頼むことにする。1日1000+食事代で峠を越えなければならない2日間の予定。

女主人とポーター。

11/18はﾘｸﾞﾓどまり、ﾎﾟｰﾀｰが指定するﾛｯｼﾞだけに地元の人は利用する宿になる。食事もﾚｽﾄﾗﾝではなくｷｯﾁﾝの竃の近くに陣取る。

ヤクのチーズを切っている。

リグモで泊ったロッジのトイレ。

ここには泊らなかったが地元の人が泊るロッジ。

ランチはここで、頼んだのはヌードルスープ。

この峠で3500ｍ。

11/19、今日はﾘｸﾞﾓ（2720ｍ）から300ｍ登り降りをしてｼﾞｮﾝﾍﾞｼまで下った後、1000ｍを登り返してﾗﾑｼﾞｭﾗ峠を越えなければならない。ただひたすらﾎﾟｰﾀｰを追う。ｾﾃに泊る。

ｼﾞﾘからナムチェまで15日間で100キロの荷物を運ぶ。

バンダールへは地元の人しか知らない新しい道を行った。

11/20、ﾊﾞﾝﾀﾞｰﾙから直通ﾊﾞｽがあるというのでﾎﾟｰﾀｰに延長してもらう。11時に到着。ﾊﾞｽの最後の2席のｼｰﾄが買えた。

11/21、ﾊﾞﾝﾀﾞｰﾙからｼﾞﾘまで歩いて7時間のところを5時間かけてﾊﾞｽは進む。ｽﾀｯｸする時には屋根に乗っている客や立ち席の客が降りて車輪の滑り止め作業を手伝う。結局ｶﾄﾏﾝｽﾞには14時間かかった。