インド（その１：デリー周辺）

2010/11/24 - 2010/11/28

今年（２０１０年）世界遺産に新規登録された「ジャンタル・マンタル」を含め、７つの世界遺産を巡ります。
デリー近辺には、３つの世界遺産があります。

エリア デリー(インド)

エアインディアは中部国際空港に就航しておらず、関西国際空港からの出発となります。
新幹線、「特急はるか」を乗りついで、関空へ。

香港経由なのでデリーまで１２時間。香港の機内で１時間以上待機。

定刻より１０分早く出発しました。
びっくりです。
遅れるのではなく、早くですよ。
帰国時は３０分遅れでした。

ビジネスクラスで旅行費用が２３万円。
関空往復料金も含みます。
これもびっくりです。
正規料金は航空運賃だけで３６万円です。

こうしてみると、日本は素晴らしい国です。
瀬戸内海付近か？

フォーク等がビニール袋に入っているのですが、入れ方逆さまではないでしょうか？
それとアテンダントの皆さんの笑顔がない。
「ようこそいらっしゃいました」という雰囲気がない。
キャセイやシンガポール航空の評価が高いのがうなずける。
後で分かったことですが、インドはチップ社会だそうです。
チップがないと物事が円滑に進まないようです。
もちろん、チップがないと笑顔もない。

宿には１０時過ぎに到着です。時差が３時間３０分ありますので、
日本時間で夜中の２時です。
すぐ寝ました。

「アショカカントリーリゾート」というホテルです。
ちょっと古いのですが、プールもあります。
空港から近くにあります。

治安の問題か？門番がいます。
ポケットに手をつっこんだまま、笑顔がない。

ホテルの前の道。
でこぼこです。
もう少し、近代化されたイメージだったので、インドもこれからだな・・・という印象です。

総勢５人（ガイド・ドライバー含んで）の移動なのでこのタクシーで十分です。
トヨタ車です。
タタやスズキの軽？がわんさか走っているのかと思いきや、結構この手の小型車が走っています。

やってきました、世界遺産。「レッド・フォート建造物群」。

残念ながら、入場はしませんでした。

ムガール帝国、第５代皇帝シャー・ジャハーンが建造しました。
そうです、この皇帝が「タージ・マハル」も建造したのです。

「ラージ・ガート」。
ガーンディーが火葬に付された場所です。
今も参拝者が絶えません。

このリス、旅行中よく見かけました。
とてもかわいいです。

ガイドさんを紹介します。
スリヤカントさん。通称スリヤ。
日本語とても上手です。
後から聞いたら、奥さん日本人ということです。

ガスボンベ？を運んでいる。
この国のガスは人力に頼っているのだろうか？

二つ目の世界遺産「デリーのフマユーン廟」の入り口です。
外人の団体さんも目立ってきました。
このフマユーン廟、ムガール帝国第２代皇帝フマユーンのため、妃が建造したものです。

門を２つ通って行きます。
これが第一の門。

第二の門が向こうに見えてきました。

この第二の門の中に「フマユーン廟」があります。

後のタージ・マハルに影響を与えたという建築。
デザインが美しい。

壁の装飾。

赤砂岩の壁面に、白の大理石を埋め込んでいる。

デリー３つ目の世界遺産「デリーの最初のモスクとクトゥブ・ミナール」。

クトゥブ・ミナール、その高さは72.5m。
インドで最も高い石造建築だそうです。

直径は14.5m。
５層になっている。

石をこの高さまで積み上げるには、相当な技術が必要と思われる。
その積み方と、模様が素晴らしい。

隙間がない。
私が今まで見た塔の中で一番すばらしい。

入り口があるが、現在は閉鎖されている。
１２世紀後半に建造された。

アラーイーの塔。クトゥブより高い塔を目指したようです。
確かに、この直径だと、高さは100mを超えていたかも知れません。

昼食を済ませてジャイプールに向かいます。
約300kmですが、渋滞もあって約７時間かかりました。
その渋滞すざましいもので、人・自転車・三輪車・車・バスが混然となってしまうのです。
「ゴールデントライアングル」というくらいなので、もっとスムーズな道かと思っていました。
ジャイプール市内には地下鉄が早急に必要でしょう。

ホテルではインドの民族舞踏で歓迎してくれました。
もう２０：００です。
ホテルでインド料理をビュッフェでいただきました。

参考：世界遺産検定公式テキスト