2009/03/13 - 2009/03/14
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yoshipingさん
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ルクソールからさらにナイル川の上流、アスワンとアブ・シンベルへ。エジプトの最も南まで、と思うとずいぶん奥まで来たものだと思います。アブ・シンベルの遺跡ももちろんですが、アスワンの神殿やアスワンハイダムも楽しみです。朝日に染まるアブ・シンベル神殿を見たくて、アブ・シンベルで1泊する行程にしました。実際に見てみて、とても感動しました!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 船 タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ルクソールの駅でアスワンへの列車を待ちます。予定では9時ころ出発のはずが、なかなか乗る列車が来なくて、予定より1〜2時間遅れて出発しました。
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車窓から。ナイル川に沿って、のどかな農村風景が続いてまいました。川の幅は、カイロで見たよりもだいぶ細くなってきているようでした。
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アスワンに着いて、まずはアスワンハイダムへ。巨大なロックフィルダムです。途方もない水量を誇るダム湖をかかえるダムで、そのスケールには圧倒されます。ただ、フィルダムということもあって、高さをあまり感じない構造です。実際に高さは111mと、そこまでのものではありません。日本の急峻な地形とは違うわけですね。
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上流側のダム湖(ナセル湖)はやはり広大です。500?も続くというから途方もないスケールです。貯水容量は千億m3以上で、日本の最大級のダム湖と比べても3ケタ違う規模ですね。
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続いて、フィラエのイシス神殿を訪れます。アスワン(ロー)ダムのダム湖に浮かぶ島なので、渡し船で行きます。
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船着き場から上陸し、神殿を見学します。写真は神殿の本殿(?)。壁面に彫られている神々の像が素晴らしい。
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神殿内部にはさらに精密な彫刻が。ライトアップされ、立体的に浮かび上がっており、とても美しいです。
渡し船で戻るとき、料金のことで若干もめました。最初に金額決めといたのに。しつこいんです。 -
切りかけのオベリスク。これまでカイロ、ルクソールでも立派なオベリスクを見てきましたが、一枚岩からこのように切り出して来ていたのですね。それにしてもこれは特大サイズのようです。完成していれば…
閉園ぎりぎりの時間だったため、駆け足の見学になってしまいました。列車が遅れた影響です。でも予定通り見るものは見られて良かったです。 -
本日はアスワンの駅近くの宿で一泊。夕食後、アスワンのスークをぶらつきました。夕方になると厚さもやわらいでいました。
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アスワンの駅。ライトアップの雰囲気はルクソールとそっくりです。
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翌日、一路、アブ・シンベルへ。アスワンハイダムの脇からはひたすら砂漠の中の道を走ります。
砂漠とはいっても、砂ばかりでなく、石がごろごろしています。ところどころ、円形の丘が見られました。 -
アスワンから3時間ほどでしょうか。アブ・シンベルの宿に荷物を置いて、さっそく遺跡見学です。
アブシンベル小神殿。6体の像はラムセス2世とネフェルタリの像だとか。内部の壁画もすばらしく、これだけでも立派なものです。 -
大神殿。やはりこれには圧倒されました。4体の巨大なラムセス2世の像。どれだけの権力を持ち、どれだけ自己顕示欲の強い王だったのか…
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昼間の見学後、宿で一休み。夕方になって、光と音のショーを見るためにもう一度神殿へ。遺跡への道すがら、見た夕日です。
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音と光のショーもなかなかのものでした。まあそれ以外にアブシンベルで夜にする事は無いのでしょうが。
日本語の出るヘッドフォンもあり、良く分かりました。これだけに言えることでは無いですが、もうちょっと歴史を勉強してくると感動もひとしおだったかも。 -
翌朝、朝日に染まる神殿を見たくて、もう一度。都合、3回も入場料を払ってしまいました。でもその甲斐は絶対にありました!
朝日に照らされる小神殿。 -
ナセル湖からのぼる朝日。今日も雲ひとつありません。
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大神殿です。朝日に照らされ、鮮やかな色に染まっています。青空にとても映えます。
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ナセル湖を見渡せます。この景色もきれいでした。もう数十キロ先は、スーダンとの国境なんですね。
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それにしてもこの神殿が、ダム湖に沈むのを回避するためにまるごとここに移設されたとは、知らないで見てたら気がつかなかったでしょうね。
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また砂漠を走り、お昼にアスワンに戻りました。
アスワンの川沿いのマクドナルドで昼食のあと、フルーカに乗りました。 -
風にのってゆったりと進むフルーカはとても良い感じ。写真は対岸の貴族の墓。
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同じく対岸に見えるアガ・ハーン廟。訪れる人も少なそう。
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フルーカクルーズのあと、貴族の墓を見るため、渡し船で西岸にわたりました。船着き場で降りると、頼んでないのに子供の御墓案内がはじまりました。まあカギ開けてくれないと内部は見られないから良いですけど。
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御墓も良かったですが、このあたりからのナイル川の眺めがすばらしい!苦労して上った甲斐がありました。西岸はひたすら砂漠でした。
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御墓の斜面を登りきったところには小さな小屋が。昔の見張り小屋か何かでしょうか。しばらくここで休みました。
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丘の上からナイルの下流側には、ヌビア人の村という集落が。全体的に青い建材が使われているのか、砂漠の中に青っぽい集落がすがすがしい印象です。
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丘を降りて渡し船で街に戻りました。
カイロまでは今日の夕方の夜行列車で戻りますが、しばらく時間があったので公園で一休み。そこで会った家族。ボールペンが欲しいというので友人があげると喜んでました。ボールペン欲しがる、ていうのは、噂には聞いてましたけど…
カイロまでは12時間くらいのかなりの長旅となりました。
とにかく、アブシンベルの日の出も見られましたし、大満足でした。
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