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イグアスの滝(アルゼンチン側より)・・・・滝、また滝……<br /> <br />アルゼンチン入国<br />バスがイミグレ−ションに到着すると、記入したEDカ−ドとパスポ−トを持って下車し、入国審査を受ける。難なく通過し、これでいよいよアルゼンチン入りである。再びバスに乗ってジャングルに囲まれた舗装道路を走って行く。<br /> <br /><br />間もなくすると、バスは横道へそれて赤茶けた狭い悪路の地道に入って行く。これから、アルゼンチン側のイグアスの滝を見に行くのである。両側には鬱蒼としたジャングルが迫っている。ここは地道の悪路だけに、いったん雨が降るとぬかるんで車は通れないので、通行禁止となる。ということは、雨天の日は、ここからのイグアスは見られないということになる。今日は幸い好天なので、通行止めの心配はない。<br /> <br /><br />ボートに乗ってイグアスへ<br />悪路を通り抜けると、川岸の広場に到着する。そこは対岸に渡るボ−トの発着所になっている。バスから降りて乗船待ちの行列に並んで待つ。14〜16人乗りぐらいの小型ボ−トだが、これに乗って向こう岸に渡り、そこからイグアスの滝を眺めるのである。<br /><br /><br />内外から観光客が大勢詰めかけている。隣に並んでいる中年のおやじさんが、「日本のサッカ−は残念だったね。ブラジルに負けちゃったよ。」と話しかけてくる。ちょうど、シドニ−オリンピックの真っ最中で、その試合があったばかりなのだ。そこで、「おめでとう。」とブラジルの勝利を祝して握手を求めると、「いや、私はアルゼンチン人なんですよ。」という。てっきり、ブラジル人とばかり思っていたのだ。<br /> <br /><br />やがて順番が来て乗船となる。ボ−トの両サイドのベンチに向かい合わせに座ると、救命具を着用せよという。準備が終わると、いざ出発である。向こう岸は遙か遠くに見えるほどの広い川幅で、この川の流れがすぐ右手の落下地点で“悪魔ののどぶえ”を生み出す滝となっている。右手前方には、その白い水煙を上げる滝口が見える。船外機を1基付けただけのボ−トは、軽快なエンジン音を響かせて走っているが、もしこのエンジンが故障でストップでもしたら、そのまま川に流され、“悪魔ののどぶえ”へ真っ逆さまという事態になりかねない。その点の安全対策はどうなっているのだろう。そんなことを考えているうちに、ボ−トは対岸へ到着。そこには、帰りの観光客が列をつくって乗船を待っている。  <br /><br /><br />展望橋からの眺め<br />足元の悪い船着き場を上がると、ブラジル側と同様に長い展望橋が設けられている。川岸沿いをジグザグに伸びるこの橋は、長さ200m以上はあるようだ。この橋の先端が“悪魔ののどぶえ”の落下点で、その白い水煙が滝口から舞い上がっているのが見える。橋をどんどん進むにつれて、滝の轟音が次第に大きさを増してくる。 <br /><br /><br />橋の先端に到達すると、そこには目を見張るような大自然の景観が繰り広げられている。あの広い川の悠然とした流れが突然切り立つ断崖に出合い、それが川底を失って真っ逆さまに落下しているのである。茶褐色の滝の水流が、雲のようにむくむくと沸き立ちながら落下する様は、ただただ、すさまじいの一語に尽きるものである。じっと眺めていると、その滝の中に吸い込まれそうな錯覚に陥り、恐怖感さえ覚える迫力である。 <br /><br />(この続きはこちらへ⇒ http://yasy7.web.fc2.com/ )<br /><br />

アルゼンチン:イグアスの旅

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2000/09/20 - 2000/09/20

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yasyas

yasyasさん

イグアスの滝(アルゼンチン側より)・・・・滝、また滝……
 
アルゼンチン入国
バスがイミグレ−ションに到着すると、記入したEDカ−ドとパスポ−トを持って下車し、入国審査を受ける。難なく通過し、これでいよいよアルゼンチン入りである。再びバスに乗ってジャングルに囲まれた舗装道路を走って行く。
 

間もなくすると、バスは横道へそれて赤茶けた狭い悪路の地道に入って行く。これから、アルゼンチン側のイグアスの滝を見に行くのである。両側には鬱蒼としたジャングルが迫っている。ここは地道の悪路だけに、いったん雨が降るとぬかるんで車は通れないので、通行禁止となる。ということは、雨天の日は、ここからのイグアスは見られないということになる。今日は幸い好天なので、通行止めの心配はない。
 

ボートに乗ってイグアスへ
悪路を通り抜けると、川岸の広場に到着する。そこは対岸に渡るボ−トの発着所になっている。バスから降りて乗船待ちの行列に並んで待つ。14〜16人乗りぐらいの小型ボ−トだが、これに乗って向こう岸に渡り、そこからイグアスの滝を眺めるのである。


内外から観光客が大勢詰めかけている。隣に並んでいる中年のおやじさんが、「日本のサッカ−は残念だったね。ブラジルに負けちゃったよ。」と話しかけてくる。ちょうど、シドニ−オリンピックの真っ最中で、その試合があったばかりなのだ。そこで、「おめでとう。」とブラジルの勝利を祝して握手を求めると、「いや、私はアルゼンチン人なんですよ。」という。てっきり、ブラジル人とばかり思っていたのだ。
 

やがて順番が来て乗船となる。ボ−トの両サイドのベンチに向かい合わせに座ると、救命具を着用せよという。準備が終わると、いざ出発である。向こう岸は遙か遠くに見えるほどの広い川幅で、この川の流れがすぐ右手の落下地点で“悪魔ののどぶえ”を生み出す滝となっている。右手前方には、その白い水煙を上げる滝口が見える。船外機を1基付けただけのボ−トは、軽快なエンジン音を響かせて走っているが、もしこのエンジンが故障でストップでもしたら、そのまま川に流され、“悪魔ののどぶえ”へ真っ逆さまという事態になりかねない。その点の安全対策はどうなっているのだろう。そんなことを考えているうちに、ボ−トは対岸へ到着。そこには、帰りの観光客が列をつくって乗船を待っている。 


展望橋からの眺め
足元の悪い船着き場を上がると、ブラジル側と同様に長い展望橋が設けられている。川岸沿いをジグザグに伸びるこの橋は、長さ200m以上はあるようだ。この橋の先端が“悪魔ののどぶえ”の落下点で、その白い水煙が滝口から舞い上がっているのが見える。橋をどんどん進むにつれて、滝の轟音が次第に大きさを増してくる。


橋の先端に到達すると、そこには目を見張るような大自然の景観が繰り広げられている。あの広い川の悠然とした流れが突然切り立つ断崖に出合い、それが川底を失って真っ逆さまに落下しているのである。茶褐色の滝の水流が、雲のようにむくむくと沸き立ちながら落下する様は、ただただ、すさまじいの一語に尽きるものである。じっと眺めていると、その滝の中に吸い込まれそうな錯覚に陥り、恐怖感さえ覚える迫力である。

(この続きはこちらへ⇒ http://yasy7.web.fc2.com/ )

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
社員・団体旅行
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
  • この壮観なパノラマ景観に息をのむ。これが“悪魔ののどぶえ”の落下口。

    この壮観なパノラマ景観に息をのむ。これが“悪魔ののどぶえ”の落下口。

  • このボートに乗って向こう岸に渡る。<br /><br />

    このボートに乗って向こう岸に渡る。

  • 川を渡っているところ。左前方が船着き場。右前方は滝の落下口、中央には水煙が見える。

    川を渡っているところ。左前方が船着き場。右前方は滝の落下口、中央には水煙が見える。

  • 展望橋の風景。前方に見える水煙が滝の落下口。

    展望橋の風景。前方に見える水煙が滝の落下口。

  • この壮観なパノラマ景観に息をのむ。これが“悪魔ののどぶえ”の落下口。

    この壮観なパノラマ景観に息をのむ。これが“悪魔ののどぶえ”の落下口。

  • 滝のカーテンが広がる景観がなんとも美しい。この自然の造形美に、ただただ感嘆するのみ。

    滝のカーテンが広がる景観がなんとも美しい。この自然の造形美に、ただただ感嘆するのみ。

  • “悪魔ののどぶえ”に突進する ボート<br />

    “悪魔ののどぶえ”に突進する ボート

  • 頭上から頭を叩かれる感じ。 そのド迫力に一瞬たじろぐ。<br /><br />

    頭上から頭を叩かれる感じ。 そのド迫力に一瞬たじろぐ。

  • ピラミッドの斜面のようなつくりのシェラトン インターナショナル イグアス ホテル。ロケーションは抜群。<br />

    ピラミッドの斜面のようなつくりのシェラトン インターナショナル イグアス ホテル。ロケーションは抜群。

  • ホテルのダイニングルームから 眺めるイグアスの滝。<br /><br />

    ホテルのダイニングルームから 眺めるイグアスの滝。

  • ブラジルの国鳥・トッカーノ<br />(実物の写真が撮れなかったので、<br />雑誌の写真を拝借掲載しました。)<br /><br />

    ブラジルの国鳥・トッカーノ
    (実物の写真が撮れなかったので、
    雑誌の写真を拝借掲載しました。)

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