マンガで外交体験「マンガの描き方講座」開催日記（70歳の母と13歳の甥も参加）

2010/10/28 - 2010/11/05

日本のマンガが大好き！な人たちは、海外にもたくさんいます。
せっかく現役でマンガ家やってんだからと言う事で、ジャカルタでマンガセミナーを開催してみました。
文化外交って面白いな。

エリア ジャカルタ(インドネシア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 2.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: チャイナエアライン
• 旅行の手配内容: 個別手配

ジャカルタの空港でトイレを借りた母は、そこでまずカルチャーショック！
「どっち向いてトイレを使ったらいいの？」「紙が無いわ！」「どうして床がびしょぬれなの？」
とりあえず、トイレに紙は流さないで、ゴミ箱に捨ててね、とアドバイス

ジャカルタではコンドミニアムに滞在。
40階立ての超高層ビルなんて初めて！
ちょっと恐い・・・。すっげー高い！
どこまでもジャカルタの町が見えます。

2007年にも泊まったコンドミニアムは、名前が変わっていました。今回は「アリアデュタ・スマンギ・ホテル」に。以前は「ホテル・アストン・スディルマン」でした。
道を挟んだ隣に、ローカルなショッピングモール「プラザ・スマンギ」があって、真横の入り口からローカルスーパーマーケットに遊びに行けます。日本食は少ないけど、品数は豊富で面白いのでオススメです。

コンドミニアムはフルキッチンつき。
冷凍冷蔵庫も電子レンジもコーヒーメーカーもある！
でも朝ごはんには階下での豪華なビュッフェの朝食がつくので、あまり使わなかった･･･。
以前より朝食のメニューは充実。豪華で品数も多くて美味しかった。朝からワッフル・朝からラーメン・朝からステーキ　だって食べられる。もちろんお粥もありました。

同時イベントである「インドネシア人の大学生に日本語でミュージカルを上演し、社会人になるための準備と学びを！」が目的で作られた「en塾」の「アメージング・浦島太郎」の上演が控えていました。
チケットは幸いにしてすでに完売。あとは当日を待つだけとはいえ、まだまだ作業が残っていました。

大道具・小道具さんも深夜まで頑張る！
裏方は徹夜で突貫工事中です。
衣装が練習で裂けたら、すぐに補修！

踊る！唄う！演技する！
全部　日本語　だけで！
嵐の振り付けだって踊っちゃうぞ！

明日は泣いても笑っても発表会。

当日・伝統的な建築物でもあるジャカルタ芸術劇場のロビーには、こんなスペースも設けられていました。

2時間以上の長丁場を頑張りました。

お疲れ様でした！

日曜日のジャカルタ・メインストリートはノーカーデーということもあって、自転車のイベントが開催されていました。
エコの掛け声もあって、サイクリング車が流行っているそうです。
日中はとても自転車など乗れる気候ではないけれど、早朝などは気持ち良いかもしれません。

「アリアデュタ・スマンギ・ホテル」は、出かける時はすぐに表通りに出られて楽なんですが、帰宅する時は見えているのに車線を変えることができず、何キロも回り道をしなければならないのですっごく大変。
タクシー代も倍ぐらいかかってしまう。
インドネシアの交通法規は、イマイチ効率的じゃないなぁ。

マンガセミナーの本番・インドネシアとしては、遅刻は当たり前のことだけど、時間前から来てくれる熱心な人も大勢いました。
漫画のお仕事のムービーを作ったので、それを見てもらい、自分のオリジナルキャラクターを描いてもらうことに。
ＢＧＭに最近流行のインディーズミュージックをかけてみたら、みんなわかってた！さすがネット世代です。

質問も沢山頂きました。
書き方から、日本で学ぶにはどうしたらいいのか、出版はどうなっているのかなど。
ジャカルタの大きな書店に、自費出版物を持ち込んで販売しているグループもすでにあるそうです。
漫画の携帯配信会社も５つほどあるという・・・さすがに早い！

みなさんかなりの実力です。

日本の漫画の影響がわかります。

これはなかなか可愛くてリアル。

コンクール形式で、三人の方にプレゼント！
スクリーントーンセットや、デジタル漫画製作ソフトの体験版などを手渡して終了しました。
みなさん、ぜひ日本に遊びに来てね！
コミックマーケットはちょっと大変だけど、コミックシティもサンシャインクリエイションも、ＣＯＭＩＣ１もあるよー！

会場となった日本語・インドネシア語の語学学校・ジャカルタコミュニケーションクラブです。
ブロック・Ｍという大きな繁華街のほど近く、高級住宅の並ぶ一角にあります。
ヨガなどのカルチャークラスもあるんです！

終了後は打ち上げだ！
メニューはチラシ寿司、ナポリタンスパゲティ、ソトアヤム（チキンスープ）肉じゃが、などなど。
ジャカルタの食事がイマイチ合わなかった母も甥も、ここではたくさんご飯をいただけました。