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船とは少し、関係ないのですけど、アフリカ一国土の広いスーダンのことをお話します。 <br /><br />スーダンは、実はエジプトで有名なあの、ナイル河が流れています。<br />青ナイルと、白ナイルという二つの河がスーダンの首都ハルツームで優雅に一本の大河になるのです。<br /> <br /><br /> 4WDに乗り、道なき道を行き過ごしたハプニングと感動の中で印象に残ったエピソードをご案内します。 <br />一つ目はスーダンの人々についてです。彼らはとても正直で、その正直さゆえに、例えば私とガイドさんは意見がかみ合わないこともしばしばで、毎日話し合いを重ね、終わり頃にようやく上手なコンビネーションが取れるようになりました。そんな中で感動したエピソードをご案内します。<br /><br /><br /> クッル遺跡という、壁画が美しい色彩を残す、クシュ王国時代の王のお墓見学へ行く途中に私はなんと、ポケットに何気なく入れていた5ユーロ程のお金を落としてしまったのです。そのときは全く気がつかなかったのですが、子供達がわざわざ届けに来てくれました。スーダンの物価を考えれば、5ユーロは子供にとっては大金です。日本でもそうですが、拾ったものであればそのまま持っていってしまいそうなものです。数人の子供達は、わざわざ私にお金を届けに来てくれたのです。物凄く緊張した子供達からお金を受け取り「シュクラン(ありがとう)」と伝えると、はにかみながら去っていってしまいました。お金が戻ってきたことよりも、なんだかとてもさわやかな気分になれたのです。 <br /><br /> もう一つは遺跡の面白さです。砂に埋もれたメロエのピラミッドはエジプトほどの大きさはありませんが、入り口にローマ神殿のような付属物があります。内側のレリーフは、古代エジプトの神々が描かれています。地下にあった玄室の副葬品などは19世紀に盗掘にあって、何一つ残っていないそうです。また、「王の街」と呼ばれる遺跡には、アウグストゥス(初代ローマ皇帝)の彫像の頭部のみが発掘されています。これは国立博物館で見ることができます。当時の女王がローマとの戦いに勝ち、アウグストゥスの彫像の頭部だけを持ち帰ったそうです。これがどういう状態で発掘されたかは、現地に行ってからのお楽しみでお願いします。ローマから遙か遠く離れた地でローマ文化の残照に出会う。古代ローマとメロエ王国のかかわりが、発掘事業でもっと見えてくるのかもしれません。 <br /><br />メロエ以外にも古代ローマと古代エジプトの文化の融合が見られる遺跡がたくさんあります。私の個人的なお気に入りはナカ遺跡のアマニティリナス女王のレリーフです。ふくよかな女王のレリーフは、迫力があり、当時の彼女の権力がしのばれます。 <br /><br /> 豊かな古代文化遺産をもつ大きな国スーダン。訪れた遺跡や人々は私たちをやさしく迎えてくれました。ピラミッドの周りをゆっくり歩いて観光したヌッリ遺跡で感じた、渇いた熱い大地と風。メロエの夕日とピラミッドのコントラスト。スークで出会ったおじいさん。ナイル河を渡るフェリー。あらゆる風景が脳裏に焼きつき、離れません。 <br />まだまだ語りつくせないことが沢山ありますが、この続きは又改めてご案内します。<br />

スーダン、その魅力とは?

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2008/04/11 - 2008/04/25

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クルーズコンサルタント

クルーズコンサルタントさん

船とは少し、関係ないのですけど、アフリカ一国土の広いスーダンのことをお話します。

スーダンは、実はエジプトで有名なあの、ナイル河が流れています。
青ナイルと、白ナイルという二つの河がスーダンの首都ハルツームで優雅に一本の大河になるのです。


 4WDに乗り、道なき道を行き過ごしたハプニングと感動の中で印象に残ったエピソードをご案内します。
一つ目はスーダンの人々についてです。彼らはとても正直で、その正直さゆえに、例えば私とガイドさんは意見がかみ合わないこともしばしばで、毎日話し合いを重ね、終わり頃にようやく上手なコンビネーションが取れるようになりました。そんな中で感動したエピソードをご案内します。


クッル遺跡という、壁画が美しい色彩を残す、クシュ王国時代の王のお墓見学へ行く途中に私はなんと、ポケットに何気なく入れていた5ユーロ程のお金を落としてしまったのです。そのときは全く気がつかなかったのですが、子供達がわざわざ届けに来てくれました。スーダンの物価を考えれば、5ユーロは子供にとっては大金です。日本でもそうですが、拾ったものであればそのまま持っていってしまいそうなものです。数人の子供達は、わざわざ私にお金を届けに来てくれたのです。物凄く緊張した子供達からお金を受け取り「シュクラン(ありがとう)」と伝えると、はにかみながら去っていってしまいました。お金が戻ってきたことよりも、なんだかとてもさわやかな気分になれたのです。

もう一つは遺跡の面白さです。砂に埋もれたメロエのピラミッドはエジプトほどの大きさはありませんが、入り口にローマ神殿のような付属物があります。内側のレリーフは、古代エジプトの神々が描かれています。地下にあった玄室の副葬品などは19世紀に盗掘にあって、何一つ残っていないそうです。また、「王の街」と呼ばれる遺跡には、アウグストゥス(初代ローマ皇帝)の彫像の頭部のみが発掘されています。これは国立博物館で見ることができます。当時の女王がローマとの戦いに勝ち、アウグストゥスの彫像の頭部だけを持ち帰ったそうです。これがどういう状態で発掘されたかは、現地に行ってからのお楽しみでお願いします。ローマから遙か遠く離れた地でローマ文化の残照に出会う。古代ローマとメロエ王国のかかわりが、発掘事業でもっと見えてくるのかもしれません。

メロエ以外にも古代ローマと古代エジプトの文化の融合が見られる遺跡がたくさんあります。私の個人的なお気に入りはナカ遺跡のアマニティリナス女王のレリーフです。ふくよかな女王のレリーフは、迫力があり、当時の彼女の権力がしのばれます。

豊かな古代文化遺産をもつ大きな国スーダン。訪れた遺跡や人々は私たちをやさしく迎えてくれました。ピラミッドの周りをゆっくり歩いて観光したヌッリ遺跡で感じた、渇いた熱い大地と風。メロエの夕日とピラミッドのコントラスト。スークで出会ったおじいさん。ナイル河を渡るフェリー。あらゆる風景が脳裏に焼きつき、離れません。
まだまだ語りつくせないことが沢山ありますが、この続きは又改めてご案内します。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
3.5
グルメ
3.5
ショッピング
2.5
交通
3.5
一人あたり費用
30万円 - 50万円
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
ユーラシア旅行社
  • クッル遺跡の壁画

    クッル遺跡の壁画

  • 駱駝を引く親子?

    駱駝を引く親子?

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