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ウィーンでも半分は雨にやられた老夫婦。特に3日めは1日冷たい雨と風に悩まされた。4日めは、1日かけてマウトハウゼン・メモリアル(強制収容所跡)に。この日はにわか雨に遭った以外はいい天気。

老夫婦とその娘、オーストリアへゆく②

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2010/08/29 - 2010/09/02

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Yoyosai

Yoyosaiさん

ウィーンでも半分は雨にやられた老夫婦。特に3日めは1日冷たい雨と風に悩まされた。4日めは、1日かけてマウトハウゼン・メモリアル(強制収容所跡)に。この日はにわか雨に遭った以外はいい天気。

旅行の満足度
5.0
観光
4.5
ホテル
5.0
交通
4.5
同行者
家族旅行
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス
旅行の手配内容
個別手配

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  • 8月30日、2日め(続き)<br /><br />シェーンブルンから、酒好きの老婦人が「ウィーンの森の酒場街」に行きたいと。それは…一体?<br /><br />オーストリアは実はワイン醸造が盛ん。スイスと同じく、国内での消費がほとんどかもしれないが。<br /><br />グリンツィングという、ウィーンの森のはずれで醸造所があり、ワインを飲ませる酒場(ホイリゲ)のある地区へ行った。<br /><br />フランツ・ヨーゼフ皇帝の長男はこんなところでワイワイするのが好きだったそうで、ここからあまり遠くないところで情死を遂げた(ということになっている)…とか、老人とその妻は持ってきた「最後の皇女エリザベート」を読みながら旅をしていた。<br /><br />主な情報源で話のネタにもなった。

    8月30日、2日め(続き)

    シェーンブルンから、酒好きの老婦人が「ウィーンの森の酒場街」に行きたいと。それは…一体?

    オーストリアは実はワイン醸造が盛ん。スイスと同じく、国内での消費がほとんどかもしれないが。

    グリンツィングという、ウィーンの森のはずれで醸造所があり、ワインを飲ませる酒場(ホイリゲ)のある地区へ行った。

    フランツ・ヨーゼフ皇帝の長男はこんなところでワイワイするのが好きだったそうで、ここからあまり遠くないところで情死を遂げた(ということになっている)…とか、老人とその妻は持ってきた「最後の皇女エリザベート」を読みながら旅をしていた。

    主な情報源で話のネタにもなった。

  • この日、この時間が一番天気がよかったのでは。<br />気持ちのよい夕方だった。<br /><br />「地球の歩き方」に従い、地下鉄終点駅からさらにバスに乗る。<br />駅前のバス停では停留所と時間がきっちり書かれた時刻表があり、間違いなくたどりついた。<br /><br />この辺、ベートーベンの家とかがある。

    この日、この時間が一番天気がよかったのでは。
    気持ちのよい夕方だった。

    「地球の歩き方」に従い、地下鉄終点駅からさらにバスに乗る。
    駅前のバス停では停留所と時間がきっちり書かれた時刻表があり、間違いなくたどりついた。

    この辺、ベートーベンの家とかがある。

  • 細い道に沿って、数軒のホイリゲがある。<br />6時前だったので(平日だし)、どこもまだ客がほとんどいない。<br /><br />あまりに空いているので気が引けて、坂の上まで上り、ベートーベンの小道をかすって、また下りる。<br /><br />Zum Martin Zepというところに入ることにした。

    細い道に沿って、数軒のホイリゲがある。
    6時前だったので(平日だし)、どこもまだ客がほとんどいない。

    あまりに空いているので気が引けて、坂の上まで上り、ベートーベンの小道をかすって、また下りる。

    Zum Martin Zepというところに入ることにした。

  • シュニッツェル食べないとね!

    シュニッツェル食べないとね!

  • 外から見えた、ブタの丸焼き(もちろん削いでくれる)も注文。

    外から見えた、ブタの丸焼き(もちろん削いでくれる)も注文。

  • 居酒屋なので、雰囲気がカジュアルで楽チン。<br /><br />日本人も多く訪れるらしく、ここでも日本語で「オイシイ」とか「コンバンワ」とか、そんな程度だが、若いウェイターさんが「こういうときはこう言えばよかった?」と確認に来る。

    居酒屋なので、雰囲気がカジュアルで楽チン。

    日本人も多く訪れるらしく、ここでも日本語で「オイシイ」とか「コンバンワ」とか、そんな程度だが、若いウェイターさんが「こういうときはこう言えばよかった?」と確認に来る。

  • 最後に、隣のテーブルの中年グループに倣い、グラッパを1杯注文してみる。味見。<br /><br />老夫婦も、これがなかなか気に入ったようだ。

    最後に、隣のテーブルの中年グループに倣い、グラッパを1杯注文してみる。味見。

    老夫婦も、これがなかなか気に入ったようだ。

  • 8月31日(火)<br /><br />3日め。<br />川のそばでは傘が飛ばされそうな大雨・大風。<br /><br />出足も遅く...運河+ドナウ川クルーズへ。<br />ぼやぼやしているうちに、反時計回りで、運河から川に向かう半周コースの出発を逃す。<br /><br />地下鉄で、川から運河にさらに進む半周コースの出発点に移動。すごい雨と風で、意気消沈。

    8月31日(火)

    3日め。
    川のそばでは傘が飛ばされそうな大雨・大風。

    出足も遅く...運河+ドナウ川クルーズへ。
    ぼやぼやしているうちに、反時計回りで、運河から川に向かう半周コースの出発を逃す。

    地下鉄で、川から運河にさらに進む半周コースの出発点に移動。すごい雨と風で、意気消沈。

  • 窓がすっかり曇って、外が見えないんですけど。<br />老人、1人でうろうろして写真を撮る。<br /><br />老婦人とその娘はテーブル席に座って動かなかった。<br /><br />ウィーンはドナウ川と運河がある。<br />運河と川の間は、ロックを通らなければならない。<br />へー。<br /><br />子供がおじいちゃん、おばあちゃんと乗っていた。<br />夏休みかな。<br />おかあさんと携帯でしゃべっている声。今運河〜と言っていた。<br />ドナウは、ドイツ語ではドーナゥというらしい。ドーナウ。<br />「ドーナツ」と言うとドーナウに聞こえるかも(おい)。<br /><br />その他に、スペイン人の中学生か高校生のグループが。<br />語学研修旅行とかそんな感じ?<br />

    窓がすっかり曇って、外が見えないんですけど。
    老人、1人でうろうろして写真を撮る。

    老婦人とその娘はテーブル席に座って動かなかった。

    ウィーンはドナウ川と運河がある。
    運河と川の間は、ロックを通らなければならない。
    へー。

    子供がおじいちゃん、おばあちゃんと乗っていた。
    夏休みかな。
    おかあさんと携帯でしゃべっている声。今運河〜と言っていた。
    ドナウは、ドイツ語ではドーナゥというらしい。ドーナウ。
    「ドーナツ」と言うとドーナウに聞こえるかも(おい)。

    その他に、スペイン人の中学生か高校生のグループが。
    語学研修旅行とかそんな感じ?

  • あまりの天気に、疲労が増し、この日はクルーズの後、<br />宿に戻った。<br /><br />スーパーで買い物し、老夫婦に「お風呂に入ったら」と勧められ4時ころから入浴。気分よくなり、もって来た食材も使って夕飯を作った。<br /><br />ちなみに宿は、アパート4連泊でキッチンもきっちりしたものが着いていた。<br /><br />ちらし寿司、みそしる、マッシュルームとロケットの玉子とじ、ハム+チーズで乾杯。<br /><br />全員お風呂に浸かって温まってから、早めに夕食。<br />のーんびりしてよかった。

    あまりの天気に、疲労が増し、この日はクルーズの後、
    宿に戻った。

    スーパーで買い物し、老夫婦に「お風呂に入ったら」と勧められ4時ころから入浴。気分よくなり、もって来た食材も使って夕飯を作った。

    ちなみに宿は、アパート4連泊でキッチンもきっちりしたものが着いていた。

    ちらし寿司、みそしる、マッシュルームとロケットの玉子とじ、ハム+チーズで乾杯。

    全員お風呂に浸かって温まってから、早めに夕食。
    のーんびりしてよかった。

  • 9月1日(火)<br /><br />4日め。この日は朝から西駅発の列車でマウトハウゼンへ。<br />オーストリア国鉄にはすばらしいホームページがあり、乗り換えについても情報ばっちりだ。でも1つ不安があって(行きにリンツまで行ってから、各停ローカル線でマウトハウゼンまで少し戻るのだ)、チケットは当日駅で買うことにした。<br /><br />快適な列車の旅だった。<br />ウィーン西駅を出るとすぐに、ウィーンの森なのだろう。<br />うっそうとした森林になり、伐採された丸太を運ぶ線路も見え、林業が行われているようだった。オーストリアという国と国民性はやはりこの海がなく深い緑が続く地理的条件が影響しているのだろうなあ。

    9月1日(火)

    4日め。この日は朝から西駅発の列車でマウトハウゼンへ。
    オーストリア国鉄にはすばらしいホームページがあり、乗り換えについても情報ばっちりだ。でも1つ不安があって(行きにリンツまで行ってから、各停ローカル線でマウトハウゼンまで少し戻るのだ)、チケットは当日駅で買うことにした。

    快適な列車の旅だった。
    ウィーン西駅を出るとすぐに、ウィーンの森なのだろう。
    うっそうとした森林になり、伐採された丸太を運ぶ線路も見え、林業が行われているようだった。オーストリアという国と国民性はやはりこの海がなく深い緑が続く地理的条件が影響しているのだろうなあ。

  • 田園風景。<br />リンツ郊外、マウトハウゼン。<br /><br />ここでは英語がぱったり通じなくなる。ウィーンではびっくりするほど誰でも英語で話が通じたので、いろんなブログなどで読んではいたが、その違いに驚く。<br /><br />今回の旅の目玉の1つである。ナチ強制収容所跡。

    田園風景。
    リンツ郊外、マウトハウゼン。

    ここでは英語がぱったり通じなくなる。ウィーンではびっくりするほど誰でも英語で話が通じたので、いろんなブログなどで読んではいたが、その違いに驚く。

    今回の旅の目玉の1つである。ナチ強制収容所跡。

  • 去年、ヴェニスで本で読んだゲットーを見たいと言った老人。<br /><br />それでは今年は、どかんと強制収容所跡。<br />自分の旅行ではこういう負の遺産には行かない。老人のための日程だ。<br /><br />ここは、整備されナマナマしい展示もない。コンクリート打ちっぱなしの記念館とアーカイブがある。<br /><br />マウトハウゼンは、ユダヤ人より戦犯が多く収容された場所ということだ。<br />

    去年、ヴェニスで本で読んだゲットーを見たいと言った老人。

    それでは今年は、どかんと強制収容所跡。
    自分の旅行ではこういう負の遺産には行かない。老人のための日程だ。

    ここは、整備されナマナマしい展示もない。コンクリート打ちっぱなしの記念館とアーカイブがある。

    マウトハウゼンは、ユダヤ人より戦犯が多く収容された場所ということだ。

  • そのため、ここで兵士が死んだ各国からの記念碑がたくさん建立されていた。<br /><br />バラック。もともとえーと何人用かな。たとえば60人収容だとすると、一番ひどいときは(終戦が近づくとだんだんひどくなる)1000人も押し込まれたとか、資料がないので...後で確認します。<br /><br />床に寝ても場所が足りない人数。<br /><br />説明の1つに、戦争が進むにつれて収容所が混んでくると、効率重視に入所以降の流線が単純化された、とかそんなことが書いてあった。つまり、最初の何年間かは銃殺、その後にガス室も作られたが、最終的に遺体を釜で焼くまでの流線だ。<br /><br />戦争とは。<br />感覚の麻痺。<br />

    そのため、ここで兵士が死んだ各国からの記念碑がたくさん建立されていた。

    バラック。もともとえーと何人用かな。たとえば60人収容だとすると、一番ひどいときは(終戦が近づくとだんだんひどくなる)1000人も押し込まれたとか、資料がないので...後で確認します。

    床に寝ても場所が足りない人数。

    説明の1つに、戦争が進むにつれて収容所が混んでくると、効率重視に入所以降の流線が単純化された、とかそんなことが書いてあった。つまり、最初の何年間かは銃殺、その後にガス室も作られたが、最終的に遺体を釜で焼くまでの流線だ。

    戦争とは。
    感覚の麻痺。

  • ちなみに、駅から歩くと遠いです。<br /><br />マウトハウゼンは丘の上にあります。<br />資料が少なかったが、下調べしたとおり、駅からタクシーで行くしか手がない。書いてあったように、駅員さんが呼んでくれた。<br /><br />気持ちがいいし、帰り(下り)は歩こうとして、大変だった。<br />ひたすら気持ちのいい風景だったが、私なら地図もなし、目測もなく歩こうとは思わない。<br /><br />が、老婦人に誘われ、...結局どれだけかかったかな。遠回りになったと思われるが、1時間くらい。<br /><br />老人、やっと見つけた人の姿を追って、森の中の住宅の庭にまで入りこむ。<br />まだ若い旦那さん、まったく英語を解さない。しばらくして奥さんと子供が家から出てきて、うーとかあーとか言いながらも最終的に的確に道を教えてくれた。<br /><br />車社会。歩いて駅に行くことなどないのだ。<br /><br />初めから道順とそれだけ時間がかかるとわかっていれば、心から楽しめたであろう。今度はちゃんと歩きたい。<br /><br />マウトハウゼン駅の若い駅員さんは、駅から歩いたら20分くらいだけど、すごい急坂だと言っていた。<br />もちろん、20分で着けるとは思えない。<br /><br />1本列車を逃す。1時間後の次のローカル線を待つ間、何もない駅前のハンガリー人がやっているレストラン兼パブ兼カフェでのんびり過ごす。<br />これはこれでよかったが、老人、疲労困憊。<br /><br />9月2日(木)<br />5日め。<br /><br />1枚も写真がないよ、お父さん!<br />もちろん撮りました。<br /><br />お昼までベルヴェデーレ宮殿の上の宮へ。下の宮の特別展に興味があったが時間切れ。今回はあくまで老夫婦のお供なので、行きたかったセセッションやら他の美術館・博物館はまた別の機会ということで、旅は終わった。

    ちなみに、駅から歩くと遠いです。

    マウトハウゼンは丘の上にあります。
    資料が少なかったが、下調べしたとおり、駅からタクシーで行くしか手がない。書いてあったように、駅員さんが呼んでくれた。

    気持ちがいいし、帰り(下り)は歩こうとして、大変だった。
    ひたすら気持ちのいい風景だったが、私なら地図もなし、目測もなく歩こうとは思わない。

    が、老婦人に誘われ、...結局どれだけかかったかな。遠回りになったと思われるが、1時間くらい。

    老人、やっと見つけた人の姿を追って、森の中の住宅の庭にまで入りこむ。
    まだ若い旦那さん、まったく英語を解さない。しばらくして奥さんと子供が家から出てきて、うーとかあーとか言いながらも最終的に的確に道を教えてくれた。

    車社会。歩いて駅に行くことなどないのだ。

    初めから道順とそれだけ時間がかかるとわかっていれば、心から楽しめたであろう。今度はちゃんと歩きたい。

    マウトハウゼン駅の若い駅員さんは、駅から歩いたら20分くらいだけど、すごい急坂だと言っていた。
    もちろん、20分で着けるとは思えない。

    1本列車を逃す。1時間後の次のローカル線を待つ間、何もない駅前のハンガリー人がやっているレストラン兼パブ兼カフェでのんびり過ごす。
    これはこれでよかったが、老人、疲労困憊。

    9月2日(木)
    5日め。

    1枚も写真がないよ、お父さん!
    もちろん撮りました。

    お昼までベルヴェデーレ宮殿の上の宮へ。下の宮の特別展に興味があったが時間切れ。今回はあくまで老夫婦のお供なので、行きたかったセセッションやら他の美術館・博物館はまた別の機会ということで、旅は終わった。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • Belle Neigeさん 2010/11/08 08:41:21
    ワインは楽しみですよね
    はじめまして。
    どこの国に行っても、ワインが話題となって楽しめますよね♪
    オーストリアに行ったら、行ってみたいと思いました。
    お写真の表情も、とても素敵な表情をされていて、気持ちが伝わってきます。
    よく、旅行記の写真の顔に加工がされているものがありますが、あれは味気ない!せっかくの旅行で、みんな素敵な表情されていると思うのに…
    これからも旅行を楽しんでくださいね!

    Belle

    Yoyosai

    Yoyosaiさん からの返信 2010/11/09 23:21:58
    RE: ワインは楽しみですよね
    Belleさん、こんにちは。

    メッセージありがとうございました。

    メッセージを送っていただいた時点では旅行記がまだ完成していなかったのですが、大体できました。

    今回あまり興味なく出かけたウィーンですが、グリンツィングは良かったです。ウィーン自体が小さな街でしたが、それでも石作りのビルは圧倒的なのだと、30分ほど郊外に行くだけでわかりました。建物は小さく一軒家が多い森のはずれの住宅街です。ゆるやかな細い坂道。私自身、街中に住んだことがないので、我知らずほっとしました。

    ウィーンは、住みやすい都No. 1だそうです。確かに清潔だし、いろんな面できっちりしていて、サイズ的にも住みやすそう。

    Belleさんも飲み食い好きであれば、ウィーンに行かれる際は郊外のホイリゲはお勧めです。

    Yoyosai

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