2010/09/20 - 2010/09/20
73位(同エリア149件中)
おむさん
今日は午前中Vittoriosa(ヴィットリオーザ)の町へと繰り出す。
(かつてビルグと呼ばれた町だがこの呼び名は現在も残っている)
ヴィットリオーザはスリーシティーズと呼ばれる【セングレア】【ヴィットリオーザ】【コスピークワ】の3つの町のうちのひとつ。
特にこのヴィットリオーザは古く美しき中世の町並みが残る素敵な町で、個人的にスリーシティーズの中で一番興味があり楽しみにしていた町でした。
ほんとは3つとも廻りたかったのですが、想像以上にヴィットリオーザの街並みが素敵で歩き回りすぎて体力消耗してしまい、対岸のセングレアに渡ることもないまま昼過ぎにはヴァレッタに戻ってしまい、スリーシティーズの内1シティしか見れなかった・・(ヘタレ!)
でもの〜んびりじっくりとVittoriosa(ヴィットリオーザ)の建物や町並みを見て歩くだけでも十二分に素敵で充実した町歩きでした
≪今回の旅行記一覧≫
2010/9/17
地中海猫探しの旅◎リマソール1日目CyprusCATSの歓迎◎
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10508942/
2010/9/18
地中海猫探しの旅◎リマソール2日目 憧れの猫修道院◎
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10510206/
2010/9/19
地中海猫探しの旅◎Malta1日目 Sliema夜の公園猫探し◎
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10511201/
2010/9/20
地中海猫探しの旅◎Malta2日目 ヴィットリオーザの街を歩く◎
★今ご覧頂いてる旅行記です★
2010/9/20
地中海猫探しの旅◎Malta2日目つづき 猫大漁◎
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10514149/
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★告知★写真展開催 (2011/4/6追記)
【マルタねこ2】― 地中海ねこ探しの旅2010 ―
All photo by.omu
今回2010/10月に撮り歩いたマルタ共和国(マルタ島)で撮った猫写真がメインですが、同時に旅行したキプロス共和国(キプロス島)での猫写真も一部展示予定
是非ご来場お待ちしています
★場所:catteria cloud nine(大阪/東三国)
http://catteria-cloud9.com/top.html
カフェブースおよび猫ブース
★期間:2011年4月26日(火)〜5月15日(日)
* 5/2・9(月)は定休日
※イベント詳細は「blog命みじかし旅せよ乙女」でご確認下さい
http://omushimejitrip.blog71.fc2.com/blog-entry-54.html
★今回の写真展開催に際しマルタ観光局HP上でもバナーリンク協力頂いております
http://www.mtajapan.com
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
早朝ホテルにてin Sliema
朝早く目が覚め、いつもなら迷わず二度寝するのですが素敵な朝焼けが見れるかな?と淡い期待を抱きバルコニーへと出てみました。
時刻はたしか朝6時位で、まだ明けきらない空に対岸のヴァレッタの絶景が神秘的に浮かび上がりうつくしゅうございました
早起きは三文の徳とはこの事か! -
バルコニーで写真を撮っていると他のバルコニーからもカシャっカシャっとシャッターを切る音が聞こえてきました
言葉こそ交わさないものの、いろんな人と今この瞬間の風景を共有してるんだな〜としみじみ実感 -
日暮れの空同様に夜明けの空も、空の色の変化が非常に早い
ちょっとまばたきしてる間にも空の色は刻々と明るくなっていきました
今日はお天気も良さそうだし、これはいい1日のスタートを切れそうだ!
7時半〜のビュッフェ式ブレックファースト開店早々駆け込みまだ人のまばらな中そそくさと朝食をとる(ちなみに普段から朝食を食べる習慣が無い為せっかくたくさん食べ物が並んでいてもどうも朝から食は進まずせいぜい食パン一枚とハム一切れ位しか食べれない私・・こんな事なら素泊まりでもよかったかもな・・)
さてさっさと朝食を済ませてスリーマからバスで一旦ヴァレッタへ向いヴァレッタで乗り継いでまずはヴィットリオーザを目指す
スリーシティーズへ向かうバスは何本かありますがインフォメーションで一番早く出発すのは何番か?聞くと教えてくれます -
しかし乗ったもののどこで降りたらヴィットリオーザなのかがよくわからない。とりあえず他の観光客らしき軍団が降りる場所で一緒に降りてみることにした。(適当やな〜)
観光客っぽいおばちゃん達一行の後をついてバスを下車して少し歩くとガイドブックで見た風景が現れてきた、OH素敵!
これでもかと言わんばかりにギュウギュウにすし詰め状態のヨットハーバー、すごいね!
しかし下調べもあまりせずスリーシティーズの地図を持っていなかった私は今いる場所がヴィットリオーザなのかセングレアなのかもいまいちよく分からないまま町歩きを開始
ほどなくしてマルタ戦争博物館を発見したので改めて今いる場所がまさにヴィットリオーザだということが分かる。 -
中世の面影を残し古く寂れた町並みと静寂した空気 大好物です。
小路が縦横無尽に枝分かれしていてどの路地も素敵すぎて大興奮。
とにかく歩いてるだけでワクワクして目は泳ぎっぱなしです。 -
よく見かけるこのバロック装飾 建物にさりげなく・・というかあからさまに装飾されてるので思わず目を惹かれて立ち止まって眺めてしまう。
この彫刻は端正な御顔立ちですが、たまに老朽化してて溶けたようなお顔のものもあったりしてドキっとさせられることもしばしば -
こちらもヨーロッパの町角では目にすることも多い器用に壁に取り付けられた鳥かご。
お天気のいい日は外の空気を楽しんでらっしゃいね、的な飼い主の配慮なのでしょうね、中の小鳥も気持ちえ〜わ〜てな雰囲気です。
どうか急な雨などに見舞われませんように。 -
こちらにもセンスのいい鳥かごが壁に吊るされておりました
オーナーの手作りっぽい温かみのある木の鳥かごでかわいいです
でも中にはちょっと見慣れない鳥が入ってた
私にはウズラに見えたんですが、何の鳥だったのか気になるところ・・
鳥かごの位置が高くてこれ以上中は覗きこめなかった -
そして植木?とかお花も器用に壁に飾っちゃう。
ちょっと盆栽ちっくな多肉植物かしら?とてもかわいくて目を奪われます -
こちらの不死鳥(多分)もいい感じに暴れて妖艶な雰囲気を醸し出しております。
蜂蜜色のレンガによく映えますね〜 -
そしてこちらのにょろにょろと伸びるサボテンの行方
どこまで伸びているかというと・・ -
にょろにょろと壁を伝い二階のベランダを経由して
-
天高く電線へとひっかけられておりました。
このまま折り返していつか地面へと帰ってくるのかもしれません。 -
国民の95%以上が敬謙なキリスト教信者といわれるマルタでは町のあちらこちらにマリア様像なんかも目にします。
こちらは華やかにお花で装飾されていてなんとも美しいではありませんか〜 -
さてさてしかし私の町歩きの最大の目的といえばやっぱり「猫探し」
ヴィットリオーザの町でもきょろきょろと探し回っていたのですが、ふと視線を感じ振り向くと、やっとミツケタ〜〜〜!!
ヴィットリオーザで初めて出会った記念すべき猫
ちょっと狸顔なところがこれまたいいわ〜カワイイわ〜
このおうちで飼われている猫のようで、外から挙動不審に覗き込む私のことをいぶかしげに凝視しておりました。 -
引き続き猫を探しつつ町歩きを楽しむ
この光景もヨーロッパではおなじみですが、洗濯物が窓の外で風にそよぐ光景大好きです。
外観に配慮して選んだものだけ干してるの?ってくらい色鮮やかだったりかわいい柄のシャツや布が干してあったりするんですよね〜 -
ハニーストーンと呼ばれるマルタ特産の石で作られた家並みが青空に映えてとても美しいコントラストを作り出しています
ヨーロッパは美しい町並みの景観をとても大切に保護する傾向がありますがここマルタでも建物の外壁の一部にはハニーストーンと呼ばれる蜂蜜色の石灰岩を使わなければならないと決められているそうな。(全部じゃなくて一部でもいいんだね)
だから現在でも古くから残る調和のとれた美しい景観が保たれているんだな〜と感心させられます
ヨーロッパではごく当たり前のことなのかもしれませんが、普段日本(居住地:大阪)で暮らしているとこの感覚が新鮮に思えてしょうがないのは私だけでしょうか?
まあ京都とかのマクドナルドとかは景観に配慮してあずき色だったりもしますけど。 -
St.Lawrence's Church(聖ローレンス教会)あってるかな?
騎士団がマルタに建てた最初の修道教会と言われている歴史ある教会 -
マルタ十字
この紋章がモチーフになったお土産がマルタではたくさん売っています
私も今回銀細工で出来たマルタ十字のペンダントを自分にお土産にしました -
あ、いきだおれ風昼寝猫発見!
それにしても路上で寝てるとは思えない無防備な寝姿ですな〜
9月といえど日中は暑いので、ひんやりした石畳が天然のクールマット代わりなんですかね、気持ちよさそうです -
近づいてみると「眠いのに起こすんじゃないよ〜」とでも言いたそうなしかめっ面。
でも逃げる気配は毛頭なくすぐに何事もなかったかのようにこの猫は再び眠りにつきました
おやすみ〜 -
地図を持っていないので自分が今どこをどう歩いてるのかさっぱり方向は見失ってしまうがヴィットリオーザの中だけぐるぐる歩き回る分には狭いので今までさんざん味わった重篤な迷子になるようなことはなく、方向音痴の私でも気のゆくままに足の向くままに迷子散歩を楽しめて気楽だ
古ぼけた真っ赤なポストと真っ青な海と蜂蜜色のコントラストが綺麗だったので思わずシャッターを切った一枚 -
こちらのポストは日本のクラシックなポストと似ていますね
-
適当に歩いていると対岸のヴァレッタの町並みが綺麗に見渡せるちょっとした展望広場?ちっくな場所に出た。
晴れた日のマルタの海の色ってほんとにディープブルーで息をのむ美しさ -
凝ったドアノブも多くって各家家のドアひとつ鑑賞するにも楽しめちゃいます。
年季が入ったアンティークな雰囲気でいいですなあ〜 -
こちらも魚のドアノブ
まだ年月が浅いのかピッカピカでゴージャスな雰囲気
名古屋城の金のシャチホコをちょっと思い出しました -
マルタのあちこちで見かける出っ張り窓がずらりと続く家並み、とっても好きです。
ちなみにこの出っ張り窓の由来 ゴゾ現地ツアーの時のガイドさんの話では元々違う国からマルタに移り住んだ貴族(騎士団だったかな?)が建てた家にこの出っ張り窓がついていて、それを見たマルタの現地の人たちが「これはE!!」ということで真似して付けるようになり、マルタじゅうで大流行したとか。うろ覚えな部分もあり真偽のほどは定かではないですが・・ -
色は各自の家主の好みで塗っているようですが、不思議と色の調和がとれていてとっても綺麗です。
でもひょっとしたら「うちは緑にするから同じ色にしないでよね」とかお隣さん同士打ち合わせしてたりして・・
それはともかく、マルタの古い家並みによく似合うこの出っ張り窓ですが中にはかなり老朽化してるものもあったりして、落っこちたりしないのかしら?と心配にもなりますが、これまたガイドさんから聞いた又聞き情報によると、老朽化した出窓の改修費用等は国の補助金?のようなものがでるそうで、一応国としても安全面には気を配っているようです -
こちらはまだ新築っぽい綺麗な建物で、鮮やかな水色のパステルカラーが印象的でした。
建物の下半分は真っ白ですが条例に則ってか上半分はきちんと蜂蜜色を残していますね。
なんとなく窓のカラーとドアのカラーは統一してる家が多いように思いました -
とにかく何も考えず足の赴くままに歩いていたら、また同じ通りへと出てきたようで、さっきの猫さんに再会しました。
場所はさっきの場所からほど近い車の下の涼しい日陰へと移動したようです
それにしても朝から気持ち良さそうによく眠る猫さんです -
ちなみにこの辺りでは猫のためと思われる餌の器やお水が置いてあるおうちをよく見かけました。
-
私は残念ながらヴィットリオーザではあまりたくさんの猫には遭遇できなかったけれどきっとご飯がでてくる時間にはあちこちに出かけてる猫達も一斉に帰ってくるのかもしれませんね
-
モシャモシャした可愛い犬にも出会いました
-
狭い路地が多いので当然のことながら道路は一方通行が多い
でも標識より入口の像に気をとられて見逃しちゃいそう -
それにしても今日は雲ひとつない美しい青空
思えばマルタ滞在中は天気がすっきりしない日も多かったのですが、この日は一番お天気に恵まれた一日でした。 -
と、ふと視線を感じて振りかえると見つけたで〜〜!
木のふもとのわずかな影でくつろいでいる茶白猫
これが全身茶トラ猫だったら、後ろの木と擬態化して気付かなかったかも
そ〜っと近づいてまずはご挨拶 -
警戒させないように忍び足で近づいたつもりがうっかり足を踏み外し大きな音を立ててしまい、茶白猫さんびっくりして下に降りてしまいました・・・
驚かせてごめんなさいね -
ちょっと疲れたのでティーブレイクでもしようかとなんとなくフラリとお店に入ってみる。
ボーっとメニューを眺めていたら愛想のいい店員のおねえさんが「フィッシュ食べる?いい魚入ってんのよ」と勧めてきたので反射的に「YES」と返事をした。
それほどお腹は減っていなかったが気がつけば時刻もちょうどランチタイムだしね。
しばらくすると獲〜れ獲れピーチピチといった感じの新鮮な魚をお盆に載せて持ってきてくれた
デッカイ魚二匹と切り身の魚が一切れ
何の魚か説明してくれたがさっぱりよくわからないので食べきれそうな切り身の魚をチョイス。 -
そして出てきたお魚
後でネットで検索したらおそらくだけどマルタ名物のひとつと言われるメカジキのグリルかな?と推測
あっさりとした塩コショウの味付けの白身魚で添えつけてあるトマトと一緒に頂くと大変美味でした。 -
ご飯を食べた後はヨットハーバー沿いを少し歩き海事博物館を鑑賞した後、対岸のセングレアに結局渡ることなく、ヴィットリオーザを後にした私であった。
ちょっと名残惜しかったけどね。 -
ヴィットリオーザでは1組の団体観光客をちらっと見かけたものの一歩路地を入ればシ〜ンと静まり返り地元の人の日常の風景がそこにあるって感じでゆったりした時間が流れていてぶらぶら歩いてるだけでもほんとに楽しかった。
ある路地では椅子に座って談笑していたおじいさん達が笑顔で「ハロー」と挨拶してくれたりして私も思わず笑顔
こういう一瞬のコミュニケーションも一人旅ではほんとに心温まる -
年季の入った帰りのマルタバス車内にて
前の椅子の手すりがぶっ壊れてて後ろにブ〜ラブラ
車体の振動と共にバウンドしていて、うっかりこの席に座らなくてよかったと胸をなでおろした。
午後は一旦ホテルへ戻って小休憩した後再び猫探し散歩へと出かけることにします つづく
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この旅行記へのコメント (2)
-
- naniwa ladyさん 2010/12/13 07:26:13
- はじめまして8(*^o^*)8naniwa
- おむさん、おはようございます。
本日の一枚から寄らせていただきました。
マルタ、とってもいい街並みですね。地中海クルーズに行ってみたいなぁって思っています。
本当に早起きはいいですね。とっても素敵な朝焼けです。
また最初の一枚目の空の青さもなんともいえない青い色で、うっとりします。
- おむさん からの返信 2010/12/13 13:51:43
- RE: はじめまして8(*^o^*)8naniwa
- naniwa ladyさんコメントありがとうございます!
地中海の島はどこもかしこも素敵なところが多いですし
クルーズとか私も憧れます^^
早起き、普段は大の苦手なんですがたまに早起きすると
いい事もあるもんですね。綺麗な朝焼けが見れてラッキーでした
写真お褒め頂き恐縮です、ありがとうございます
> おむさん、おはようございます。
> 本日の一枚から寄らせていただきました。
> マルタ、とってもいい街並みですね。地中海クルーズに行ってみたいなぁって思っています。
> 本当に早起きはいいですね。とっても素敵な朝焼けです。
> また最初の一枚目の空の青さもなんともいえない青い色で、うっとりします。
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