2008/09/09 - 2008/09/13
151位(同エリア266件中)
美々さん
氷河が見たい!オーロラがみたい!
大自然と触れ合いたい!
と、いうことで2008年9月アラスカへ
滞在わずか5日間でも見所満載!
日本人が知ってるようで知らない
北米大陸最北端の地へご案内します
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 近畿日本ツーリスト
PR
-
日本からシーズンだけ飛んでいる
JAL直行チャーター便で夏は6時間半。
映画2本見終わったかなーぐらいで
アラスカ・フェアバンクス空港に
すぐに着いちゃった。
ハワイなんかより全然近いんですねー -
1日目
チェナ川のほとり
晩秋のフェアバンクスは黄葉真っ盛り!
まだまったく雪は降っていません。
どよよんとした曇天模様の空がまた
凛として、いい感じです。 -
フェアバンクス近郊で
最高級の毛糸が採れるという雄牛が
優雅に放牧されておりました。
ジャイアント馬場が
ヅラかぶったような顔にも見える・・・ -
フェアバンクス近郊
見事なまでにまっ黄色な並木。
広葉樹のようです。 -
右に見える管が
アラスカ縦断石油パイプライン。
北極海からアラスカ湾まで
1280km伸びているこの石油パイプは
なんと日本製! -
パイプラインの拡大写真
「パイプに登るな!」と書いてあります
世の中どこにでもアホはいるのだ。 -
パイプラインの断面
後ろの人影でわかるように
実際かなり大きなもの。
アメリカがロシアから
二束三文で買い上げた荒地には、
石油という思わぬ埋蔵品が眠っていたのでした。 -
北に位置するフェアバンクスは
9月初旬はちょうど晩秋。
あと2週間ほどですっかり葉が落ちて、
このあたりも一面雪が降り積もる
冬の季節に変わります。 -
フェアバンクス北部近郊の街、
フォックスにある【El Dorado Gold Mine】
現在もまだ金を掘っています。
ゴッドママさんの説明で砂金採りの実演があり
金の値段が上がってる昨今
皆さん一気にやる気になる(笑)。 -
実際に金鉱採掘労働者が寝泊りしてた小屋。
モデルのお兄さんが手を振ってくれました。
トコトコ列車に乗って鉱内を一周。
車掌さんによる歌やギターの生演奏も楽しい! -
ザルに入れた砂利をせっせと水で洗すと
微量の砂金が!
なんとこれっぽちでも$25相当・・・
やめられませんわ、砂金採り。
思いのほか皆さん盛り上がりました。
入場料$27.95(砂金採ってチャラ?)
所要約2時間の楽しいツアーです。 -
気温は日中10℃前後
夕方になるとダウンコートが欲しい寒さ。
この日は夜半過ぎて一気に晴れ渡り、
満天の星空に見事なオーロラが出現!
が、私の腕で写真に納めるのは無理でした・・・ -
これは絵葉書。
もっと青白くて怖いぐらい大きい!
雪がまったくない、
そんなに寒くないところで見る
大感動のオーロラ。
約30分間の天体ショーは
ちょっと不思議な体験でした。 -
2日目
ホテル近くの歩道はお花がいっぱい!
寒さのせいで花の色が鮮やかになるんだとか。 -
軍用機がいきなり飛んできた〜
アラスカには極東にもっとも近い重要軍事施設、
アイルソン空軍基地があるのです。
共和党副大統領候補で
何かとお騒がせだったペイリン女史は
アラスカ州知事と
準ミス・アラスカの肩書きを持ってます。 -
フェアバンクスから車で約1時間半で
チェナ温泉リゾートに到着。
トレッキングなどのアクティビティも
いろいろ用意されていて
スタッフに日本人が多く宿泊客もほとんど日本人。
まるで八ヶ岳のロッジにいるような雰囲気です。 -
大きな露天風呂があります。
全長42mの岩風呂はけっこう深い!
立ちっぱなしで入る温泉は疲れるぅ・・・
温度はぬるめで肌に優しい単純泉。
当然、裸入浴禁止。水着持参でどうぞ。
1時間ぐらいゆっくりつかってポッカポカ。
横には室内プールとジャグジーもあります。 -
すべて氷の彫刻で出来た
オーロラアイスミュージアムも併設。
氷点下30℃の世界で、
ご希望とあらば結婚式や宿泊も。 -
中はすべて氷の彫刻でできてます。
・・・寒っ! -
バーカウンターでは有料で
マティーニを飲ませてくれます。
日本人相手だと、
どこでもお金取るのは許せん!(怒) -
結局飲んじゃった♪
シャンパングラスも氷で作った特製です。 -
私は出身が温泉地なので
普段どこの温泉にもあまり感動しないけれど
外国で味わう温泉は、なかなかいいものでした。
夜になっても天候が回復しないので
2日目のオーロラ鑑賞は早めに諦めて、
仮眠してたドライバーを叩き起こし
さっさとフェアバンクスに引き返すことに。
6人だけの少人数ツアーなので
こういう融通が利くのが嬉しい。
みんな初日に素晴らしいオーロラを見たので
気持ちに余裕ありあり。(笑) -
3日目 フェアバンクス駅舎
今日はアラスカ鉄道で
フェアバンクスから
デナリ国立公園駅まで下ります。 -
駅舎の中には
マッキンリー山のジオラマと
鉄道模型がありました。
模型は名工ドイツ・メルクリン製。
うちの父が大昔、母に内緒で
高価なメルクリンの模型を買って
大揉めしたことがありました。
ここで懐かしく再会するなんてねぇ・・・ -
客車のてっぺんには
ドーム状の展望席が付いてます。
この日は、大型クルーズ船でやって来た
ハイソなお客さま総勢200名の
貸切特別車両が連結していて、
なんと14両編成!
脱線しそうで怖いですよぉ・・・ -
シンボルカラーは紺に黄色。
電車大好きなので
アラスカ鉄道に乗れるのはかなり嬉しい♪ -
アラスカ鉄道MAP
全長は750km。
赤線のフェアバンクスから
デナリ国立公園駅までは
約4時間15分の鉄道の旅です。
わ〜い♪ -
アラスカ鉄道のチケット
でぇええええ!いまどき手書き!?
大丈夫なのかな?
席に着くまでかなり不安になる。
案の定、
後ろの席はオーバーブッキングしてました。 -
Gold Starという名の特等展望席
天井と窓がガラス張りで外の景観を楽しめる。
乗車記念バッジももらえます。
天気の良い日は日焼けにご注意! -
車窓からの朝の風景がいい感じ〜
スーツケースは
ツアーバスが到着駅に
先回りして運んでくれます。
それほど電車のスピードが
遅いってことなのです。 -
早朝の風景を味わう間もなく
空腹に耐えかね、食堂車へ。
スクランブルエッグ、カリカリベーコン、ポテト
ただこれだけなのに何故か美味しい!
ワッシワッシ食べちゃいました。 -
電車が14両編成で長いので、
カーブでは後ろの車両にお手々をフリフリ。
気づいた人が次々手を振り返してくれます。
こんな感じでゆっくりのんびり電車は進みます。 -
途中、大きな川をいくつも渡ります。
アラスカの雄大さを肌で感じる
おススメの鉄道。 -
どこをとっても絵葉書のような風景・・・
黄葉が進んでいるところと
まだ緑が残っているところの対比が
また美しいんですねー -
デナリ国立公園駅に到着。
デナリとはマッキンリー山自体の名称で
先住民デナッイア族の言葉で
「偉大なもの」という意味。
町の名称ではないのだそうです。
初めて知りました。
デナリ=マッキンリーだったんです。
ここでアラスカ鉄道とお別れ。
フェアバンクス駅−デナリ国立公園駅
展望席は片道一人$132。
けっこう高いなぁと思うのですが
この鉄道の雰囲気と車窓風景は格別です。 -
せっかくなので
グレートマッキンリーを見に、
セスナで遊覧飛行に出かけました。
人数限定の大人気ツアーなので
日本からの申し込み、もしくは
現地到着してすぐお申し込みを。 -
6人乗りの小さなセスナ。
実はかなりの高所恐怖症!
それなのに助手席に座ることになり
飛び立つ前から涙目。シクシク。 -
パイロットさんはベテランの様子。
ちょっと安心。 -
同時に3機、
滑走路から飛び立ちました。 -
素晴らしい眺めがパノラマで展開。
でも怖い!
揺れるんです、かなり!!! -
アラスカ山脈の頂上は
もう雪冠してました。 -
この大氷河のどこかに
植村直巳さんが眠っています。 -
チョビッとだけ現れた
マッキンリーの山頂。
残念ながら
雲が覆って全貌は拝めずでした。
パイロットさんが言うには
「年間100日以上飛んでるけど
ぜんぶ綺麗に見える日は10日もないねー」
いや、それをセスナに乗る前に
言って欲しかったんだけど・・・ -
徐々に高度を下げて
デナリ国立公園上空へ。
一面黄色の大平原!
うっすらと虹がかかりました。
うわっ!きれい〜 -
公園内の川や
明朝行くワイルドライフツアーの
バスが走る道もクッキリ!
あと2週間もすれば
このあたりも一面雪景色・・・ -
料金$195で約1時間の空中散歩。
壮大な景色がパノラマで楽しめる
なかなか楽しいツアーでした。
小型機なので揺れは覚悟でどうぞ。
乗り物酔いする人は厳しいかな。 -
デナリ国立公園近郊の湖
夜になって雨が激しくなりました。
この風景、夜です。
8時過ぎでもこんなに明るいんですよ。 -
4日目
デナリの国立公園の夜明け。
あいにくの雨模様だけど、
霧がかかってなんとも幻想的! -
早朝7時
ワイルドライフツアーの
バスに乗って野生動物ウォッチングへ。
なにしろこの公園、
四国と山口県をあわせたぐらいの広さなので
バスでぐるっと回るにも7時間かかります。
2人掛けの座席がとても狭いので
大柄な欧米人の中高年ご夫婦たちは
かなり窮屈そうでした。 -
総行程7時間でなにも食べさせないと
大ブーイングになるので
ワイルドライフツアーは軽食BOX付き。
こんな可愛い箱♪ -
BOXの中身は
チーズ、シリアルバー、BBQ味チップス、
クロワッサン、鹿のソーセージは塩気が強い!
ゴミは車内で分別、
食べ物は一切車外へ持って出ちゃいけません。
自然をそのままの状態で守るのは、
こういう小さな心がけの積み重ね。 -
ここは太古の野生が
そのまま残る大自然公園。
雨に煙る大地は、
ほのかに太古の香りがします。 -
アントラーズが出没!
雌や子供も連れた群れの様子。 -
赤狐も出てきました。
これから冬毛に生えかわる前でマダラ状態。 -
こういう茂みをよく見ていると・・・
ピョコピョコと・・・ -
この子がわんさか出没するんです。
ナキウサギです。
すばしこくて写真に取れなかったので、
これはアラスカ大学博物館にあった模型。 -
ストーニー・ヒル
ここがツアーの折り返し地点。
ワイルドライフツアーは
この日でクローズド。
来年春まで長いお休みに入ります。
晴天ならばここから・・・ -
どーん!と、
マッキンリー山が見えるはずでしたが
これは絵葉書。 -
雨と霧に濡れた景色が
なんとも言えず美しいんです。
大地の息吹を感じた
7時間のワイルドライフツアー。
料金は軽食BOX付きで約$50。
エコとはなにか?も、考えさせられるので
ぜひぜひ親子で体験して欲しいツアーです。
グリズリー(ヒグマ)の親子も出没しましたよー -
バスで5時間かけて
デナリ国立公園からアンカレッジへ移動。
朝が早かったので車中ではみんな爆睡・・・ -
5日目
雨と濃霧の中、
26 Glacier Cruise(26氷河クルーズ)へ出発。
アンカレッジがフェアバンクスより寒いっ!
写真は氷河クルーズ船。
けっこう大きな立派な船なんです。 -
晴れていれば
26の氷河が見えるはずだけど・・・
悪天候で進路は変更につぐ変更。
みんなが少しでも楽しめるように
気遣ってくれた優しいキャプテン。 -
天候に恵まれずとも
それなりに美しい風景が続きます。
ガイドさんの
「曇りの日のほうが
氷河が青く映えてきれいですよぉ」
この言葉を信じつつ・・・ -
クルーズ船でも軽食が出ます。
もうね、欧米人が多いツアーでは
絶対軽食が付きますねぇ。
食事出さないとエライことになるようで。(笑)
フィッシュ&チップス。
オヒョウのフライかな?熱々が出てきました。
ベビーキャロットは冷凍ものっぽい感じ。
ニンジン苦手だから食べてないんです。 -
氷河に大接近。
クルーズ船とはいえ時速70キロ。
先端にいる人たちが吹き飛ばされそうで怖〜い! -
もっと氷河に大接近。
お〜
なんかそれっぽい風景になってきた! -
もっともっと氷河に大接近。
雨と風、最高潮。
氷河が青い!寒い!風が冷たい!
たしかに青ーい。
あまり近寄ると
汚れた部分もよくわかったりして。 -
氷河からとってきた氷で
みんなでオン・ザ・ロックをなめ回しました。
うんまっい! -
ガタガタに寒くて
雨にびしょびしょに濡れる
悪天候クルーズもまた楽し。
小規模だけど、氷河がドサッと
海に崩れ落ちるのも見られて
気分的には大満足♪
所要時間約5時間。
軽食付きで料金は$139。
当然ながら途中下船は出来ませんよー -
写真に撮れなかったけれど、
帰りの湾内には・・・ -
この子の真っ白い背中が
ポコッと見えました。
参考資料のベルーガちゃんです。 -
シェラトンホテルの暖炉
これにて全行程終了。
晴れたのは初日の夜だけ。
その日に素晴らしいオーロラショーを
見られたのはまさに奇跡!
でもね
雨が降っても、霧に煙っても、
素晴らしい景色を堪能できるのが
アラスカのいいところ。 -
アンカレッジ空港
楽しかった旅もあっという間に終了。
ツアーメイトの6名も明るい女性ばかりで
毎日大爆笑の本当に楽しい旅でした。
日本から遠いようで、実は近いアラスカ。
この楽しさを
少しでもお伝えできたら嬉しいな。 -
おまけ
アラスカで買ってきたお土産の数々。
いちばんの収穫はやっぱり・・・
砂金です。はい。 -
Special Thanks!
Miss.&Mrs.Sakai
Mrs.Miyamoto
Mrs.kagawa
Mrs.nezaki
AIE
http://www.aietours.net/
knt!
http://holiday.knt.co.jp/b/2080100311/
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