国際福祉機器展

2010/09/29 - 2010/09/29

東京ビッグサイトで開催された国際福祉機器展に行って参りました。

お目当ては補聴器関係ですが、出展していた企業は３社のみ。

補聴器は世界に１００以上はあるはずのメーカーですが、これが現実。

耳の悪い人に世間の関心は低いということです。

エリア お台場(東京)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満

国際展示場駅

自動車メーカーは国内の乗用車メーカーはおおむね出店

ほとんど車椅子関係のもの

日本を代表する補聴器メーカー
（リオネット）

しかしブースは小さい

持参したオージオグラムのデータで補聴器を試聴

（ほとんど聞えなかった・・・補聴器ではなく私の耳がもう補聴器では限界）

スイスのブランドバーナフォン

ここの新しいデジタル補聴器の特徴は、

調整の仕方が従来の音を波長で区切るやり方ではなく、バンドとバンドの間を連続的に調整するというもの。

パナソニック

最近関連会社が海外で闇カルテルを結んでいたということで問題でしたが、それでもここの親会社は積極的に福祉機器の開発に取り組んでいる。

大企業でそのような姿勢のあるほぼ唯一のメーカーではないだろうか。

そのパナソニックでも補聴器の調整を頼みました。

私のような高度難聴用はないので、難しかった。

こういう感じの出店が非常に多い

地面の色の違いによって振動の仕方が変わる視覚障害者用の杖

弱視の方用でしょうか

介護用のベッド関係も非常に多かった

東急ハンズ等でも販売されているらしい音声拡張器

骨伝導を利用するタイプなので、多くの難聴者がそうである感音性難聴には全く使い物にならない

本当に開発する側が耳の悪い人たちの現状をほとんど理解していない

★★★★★

★５つつけられる唯一のブース

「自立コム」

自立コムの方

唯一筆談機を使って会話していただけた

難聴者のことを最もよく理解している会社です

誰もが避けて通ることの出来ない加齢

加齢に伴う体力等の衰えには、積極的に運動するのが一番

★高齢に近づくほど、運動するべきであって、エレベーターだのエスカレーターだのを使うように勧めるのは考え方や向いている方向が逆だと私は思う。

この杖、非常に使いやすいです

私も頚椎の手術前後にはロフストランドを使ってましたが、ロフストより手首に優しく安全でしかも非常に軽い

耳のほとんど聞えない私に、案内の方たちは誰一人筆談をしてくれなかった国際福祉機器展

これが日本の実力です。

（多分みなアルバイトなのでしょうね）