2010/09/09 - 2010/09/10
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酒飲む旅人さん
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木・金と連休だったのでまたどこかに行こうかなと画策しておりました。
先月東北に行ったばかりだからあんまり遠いとこは・・・・・と思い、一応東海圏の静岡にしようと計画。日本平や三保の松原から富士山を撮影して、静岡おでんや清水漁港のマグロを食べてこようかなと思ってたのですが・・・・・、
台風9号が静岡直撃でそれどころではなさそうな状況。
そこでどうしようかなと思案したところ、ふと思いついたのが春に行ったが悪天候で思うようにまわれなかった四国行き。
ネットで調べたところ、高速バスを使えば静岡に新幹線で行くのとそんなに値段的にも変わらない様子。
で、急遽大阪に行って大阪から高知行きの夜行バスに乗って、思い付きだけで行っちゃった四国旅行の始まりです。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
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高知駅に着いたのが朝の5時半ごろ。
さすがにこの時間から観光は出来ません。駅でしばらく待つ。
構内にあったはりまや橋のオブジェ。 -
「歓鯨」だって。シャレですね。
龍馬とお龍の看板もあり、いかにも高知らしさをアピールしています。 -
7時過ぎに桂浜行の始発バスが出るので、それに乗って行く事に。高知駅前から直接桂浜行きのバスは少なくて、はりまや橋のバス停から乗るんです。
市内には路面電車が走っていて、はりまや橋も当然駅がありますが、歩いてもそんなに時間掛からなさそうなので時間つぶしがてら歩いていく。
これがそのはりまや橋。有名な「3大がっかり名所」の一つ。
名所も何も、本当にただに小さな橋でした。もちろん渡る事も出来ます。
何ががっかりって、カップ麺の容器やコンビニの袋が橋の上に捨てられてたのが何よりがっかりでした。 -
そうこうするうちにバスが来る。
はりまや橋から桂浜まで40分くらい?結構な距離でした。朝早くから動こうとする観光客から地元の方々まで、意外と乗客がいました。
写真の建物は土佐闘犬センター。本物の土佐犬同士の決闘を見られるんだそうです。何だか痛々しそうですが・・・・・。
お土産物売り場も兼ねてて、あとで休憩に寄りましたが闘犬は見ませんでした。 -
高知と言えば誰もが思いだすのが、海辺に立つ坂本龍馬像。
海岸寄りも少し高いところに建っています。案内板に従って階段を上ると見えてきました。 -
でっかいですねえ〜〜〜〜。
大正末期に「ここに龍馬像を建てるんだ」って地元の若者達が運動したのが実って、昭和3年に完成したそうです。歴史と熱意の詰まった像なんですね。 -
次は桂浜の景色を見に行きました。
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下竜頭岬が見えます。
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波はかなり荒い。
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この海岸は遊泳禁止になっているそうです。
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下竜頭岬に上ってみました。
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なかなかに断崖絶壁な感じが出てますかね?
実際にはそんな危険なところではありません。 -
さらに別の階段を上っていきます。
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小さな灯台がありました。
中には入れません。 -
灯台のところから道路に上がります。
道路から見た桂浜の海。
まさに大海原ですね。こんなに雄大な海はなかなか見る事が出来ません。 -
さらに丘を上がったところにある坂本龍馬記念館。
ガイドブックで紹介されている、突き出した形は逆方向から取ったものなんでしょう。
坂本龍馬と言うか幕末についての知識がとんと疎いので、ちょうどいい機会だから勉強して見るかと中に入りました。 -
龍馬直筆の手紙などがメインの展示品でしたが、本人愛用のピストルの模型、近江屋で暗殺された時の血痕が残るつい立ての複製なども展示されていました。
これは等身大龍馬人形。本物の龍馬を知ってるわけではないですが、リアルに作られた人形です。
身長173センチは当時の男性としては長身だったんでしょう。もっとも、姉の乙女は176センチもあったと書かれていました。本当でしょうか? -
龍馬が暗殺された近江やの一室を復元したもの。
畳の上に上がる事も出来ます。
とりあえず、龍馬についてのざっとした知識は得る事が出来た・・・・・かな??? -
桂浜には他に水族館もあり、外からも少し生き物を見る事が出来ます。規模は小さそうでしたが、昔ながらの水族館という感じで楽しそうでした。
入ろうかどうか迷いましたが、結局パスして闘犬センターの土産物売り場で買い物や休憩してからバスで高知市街地へ戻る。
はりまや橋付近はアーケード街が広がっていて、高知市の中心地になっているようでした。
お昼に食べた鯨すき焼き定食。カツオのたたきもしっかりついてます。
甘辛く煮た野菜にご飯の進みも早くなります。鯨肉は角切りみたいに大きく切ったものが入ってましたが、ちょっと固かったな〜〜。すき焼きは牛肉が一番ですね。 -
次に向かったのが高知城。高知にはここを見る為に来たようなものです。
追手門は国の重要文化財。
実際にはここからではなく、公園になっている広場から入りました。史跡と市民の憩いの場がうまくマッチしている感じでした。 -
追手門と天守閣が一枚の写真に収められるのは全国でもここ高知城だけだと後になって知りました。
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高く積まれた石垣が立派です。
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石垣の中ほどに見えるのは雨を逃す為の仕掛けだそうです。降水量の多い高知ならではの工夫だそうな。
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板垣退助像。バックに天守閣。
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「功名が辻」山内一豊の妻、千代の像です。仲間由紀恵には似てませんね。(笑)
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こっちは御主人の山内一豊像。お城の外にあります。かっこいいですね。
水はけが悪すぎると長宗我部元親も諦めていたこの土地への築城を果たし、高知という地名を付けたのはこの一豊なんだそうです。 -
天守閣へは石段を上って行く形になってます。遠くから見える天守に今から行くぞ〜〜〜っと高揚感が高まります。
足は疲れますけどね。(苦笑) -
階段の上に見えるのは詰門。的をまっすぐ通さない為の門だそうです。
今でもここから通り抜ける事は出来ません。 -
もう少しで天守閣。
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上から見た千代の像。
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もう少し登って、
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ついに到達しました。
天守閣と本丸御殿が一体になっています。両方とも江戸時代以前の建物がそのまま残っている、大変貴重なものです。
全国に12しかない現存天守。素晴らしい。 -
下から見上げた写真です。ちょっと細長い感じのする形ですね。
中に入ってみました。 -
本丸御殿の中は和室になっています。城というよりお寺の中を見ているような気持ちになりました。
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ここにも一豊と千代が。
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本丸部分を抜けて天守に入ると、高知城が出来るまでの説明や城下町の模型などが展示されていました。
そして、現存天守恒例の急階段があり上り下り大変です。(笑)
最上階からの眺めです。 -
写真では城内を撮っているのですが、ここから見える風景で高知市は周囲を山々に囲まれているのがよく分かりました。
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帰路に就く為の門です。黒鉄門。これも重要文化財。
とってもいいものを見せて頂きました。 -
思ったより時間が余ったのでどうしようかな?と考えましたが、もう一つ高知でどうしても行っておきたかったところに行く事に。
「ひろめ市場」高知城のすぐ近くにあります。
市場というか、海産物やお惣菜、また飲食店などが多数軒を連ねており、観光客にも地元の方にも需要がありそうなところです。
市場内の写真も撮ったんですが、お客さんや店員さんの顔がもろに写ってしまうし今一つうまく撮れなかったので掲載はしません。
すごく賑やかで楽しい雰囲気のところです。 -
店内はフードコートみたいになっていて、買った食べ物をその場で座って食べるんです。
土佐と言えばカツオのたたき。「明通丸」っていう有名店のものです。お城行く前に下見に来たんですが、その時は行列が出来てました。
カツオの塩タタキ。普通のタタキと違って塩を降って焼いてあるので、そのままでも食べられます。わさびとゆずもついてますが、そのまま食べる方が塩味がしっかり味わえてお勧めです。
一切れ一切れも分厚くて豪快ですね。 -
続いて鯨の刃タタキ、酒盗、たこわさ。
え?さっき昼ご飯食べたばっかり?
しかも昼間っから飲み過ぎ?
まあいいじゃないですか、旅先なんだから。(笑)
昼ご飯自体ここで食べてもよかったなあ〜〜〜と後になって思ってしまいました。
すっかり酔った後、高知駅前に戻って「土佐龍馬であい博」というNHK大河ドラマ「龍馬伝」にちなんだ期間限定のテーマパークを見てきました。出演者のパネル写真やドラマで着た衣装の展示が中心でした。
ドラマ自体は見てないので、こんなキャスティングだったんだ〜〜〜とか勉強?になりました。ジョン万次郎役にトータス松本ってのが凄い。
最初は高知市内に泊るつもりだったんですが、予定変更して高速バスで高松に移動しました。
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