シンガポール航空、シンガポール→東京・A380日本就航初便搭乗記

2008/05/19 - 2008/05/20

シンガポール航空A380日本就航初便のフライトレポートです。

成田空港悪天候で中部国際空港に代替着陸というハプニングがありましたが貴重な経験になりました。

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

チャンギ空港・ターミナル３。

新しくてきれいです。

こちらのカウンターでチェックイン。

足元の広い非常口のところの座席を確保。
就航を記念したパーティーがあるとのことで、
搭乗券のほかパーティーの招待状が渡されました。

搭乗するのは0:40発東京行636便。

A380就航を知らせる広告やポスターが空港内のあちこちに掲示されていました。

搭乗口へと向かいます。

搭乗ゲートです。

搭乗ゲートでは就航記念パーティーが開かれお祭りムードです。

こちらは搭乗記念品の引換所。

クラス毎に分かれていて記念品の内容も違うようです。

こちらの記念品と搭乗証明書を頂きました。

搭乗証明書は自分の名前が印刷されていました、これはいい記念になります。

ブッフェスタイルで軽食や飲み物も振舞われました。

A380就航記念のパネル。

A380のシート配置の説明のパネル。

１階がファーストクラスとエコノミークラス、
２階がビジネスクラスとエコノミークラスという配置です。

搭乗ゲートの賑わい。

A380日本初就航となる搭乗機、シンガポール航空A380の3号機(9V-SKC)です。

いよいよ搭乗です。

ボーディングブリッジは直接アッパーデッキに搭乗することができる構造になっていました。

シップサイドにて。

機内は明るく広々とした印象です。

エンジンが始動しても微かに音が聞こえるだけ、離陸の時のエンジン音は驚くほど静か、もちろん巡航中も静かでエンジンの音に遮られることなく不通に会話できるレベルで実に静かな飛行機です。

離陸は浅い角度で悠々と大空に上昇していく感覚で他の飛行機とは違った感覚です。

離陸して機体が安定すると１回目の機内食です。

日本時間は既に深夜２時をまわっています、
この時間はこのくらい軽めのものがありがたいです。

食事を終えて早速機内の探索へ。

こちらの階段で２階のアッパーデッキに上がってみましょう。

アッパーデッキのエコノミークラス。

従来のエアバスワイドボディー機同様2-4-2の配置です。

こちらはアッパーデッキのギャレーです。

こちらには載せませんがクルーの方は快く記念撮影に応じてくれました。

階段を上から見たところ。

メインデッキのギャレー。

機内の照明が暗くなりました。

機内のトイレ。

洗面台。

エコノミーのシート。

新しいシートが採用されています。
フットレストやヘッドレストが装備され快適な座り心地です。

※混んでいてシートが撮影できなかったので、就航前の赤坂サカスでの展示の時の写真を流用。

シートを背面から見たところ。

シート背面。

機内エンターテイメントシステム。

画面も大きく画像が鮮明で見やすくなっています。

シンガポールからフィリピン、台湾の東側の上空を通過し沖縄付近を飛行。

成田まではあと少しです。

夜明けを迎えました、至って快適なフライトで揺れもなく順調に飛行。

シンガポール→成田間での2回目の機内食です。

有名シェフ監修の洋食または和食からの選択で和食を選択しました、
この便のための特別メニューのようで美味しく頂きました。

食事も終わり、いよいよ成田へ向けての着陸態勢に入りましたが一向に着陸する気配が感じられません。

成田が悪天候のため着陸の機会を伺っているようで上空を旋回、悪天候のためか大きく揺れます。
ずっと順調に飛行してきたので揺れもなく快適で、
A380はあまり揺れないのだなと思ったら、
他の飛行機と変わらない揺れでした、やはり揺れるときは揺れるものです。

そんなことを考えていたらコックピットからのアナウンスが、英語の放送で何を言っているのかよくわかりませんが、成田に着陸できないので関空に向かうと聞き取れました、どうやら飛行機は成田に着陸できず関空にダイバートするようです。

しばらくすると名古屋への着陸許可が下りたとのことで、関空から名古屋に着陸することに変更となり中部国際空港に着陸しました。
中部国際空港の片隅で成田の天候が回復するまで待機することになりました。

飛行機からは降りられず機内で待機です。

空港の展望デッキを見たらどこで聞きつけてやってきたのかマニアの数が凄かったです。

機内での予定外の３回目の食事。

長時間の待機となり空港職員が乗り込んできて食事が積み込まれ駅弁のようなわっぱめしのお弁当が配布されました。

２時間ほど名古屋で待機し12:41ようやく成田に到着しました。

成田では就航を祝う放水のアーチの出迎えがありました。

まさかこのフライトで初めてダイバートを体験するとは思いもしませんでした、通常の旅行なら勘弁して欲しいですが、今回はA380に乗ることが目的の旅で予定より多く乗れたうえ離着陸も2回も体験することができ良い思い出になりました。

それにしても機体の回りに人多すぎですね(笑)

飛行機を降りると飛行機を降りた乗客のほかマスコミですごい人です。

マスコミは降りてきた乗客に片っ端からインタビューしていました、自分もインタビューされそうになりましたが、テレビに映ったりしたらまずいので無視して逃げました。

おまけ画像。

ファーストより上級のクラス、スイートクラスです。

扉を閉めれば個室になります。

スイートの座席の状態。

ベッドにした状態。

大型のモニター設置されています。

ヘッドホンはBOSE製のノイズキャンセリングヘッドホンが採用されています。

クロゼット。

別の日に撮影したA380、偶然搭乗した機体(9V-SKC)でした。

成田空港に駐機中のA380。