ヌメアから日帰りドライブ～カナラ・サラメア・ファリノ方面

2004/05/01 - 2004/05/08

レンタカーのトゥインゴを駆って、
Ｔ女将さんのご案内で、ヌメアから約120ｋｍ北の方へ出かけました。
現地に詳しい方の案内と、夫のニューカレ交通規則徹底暗記のおかげで
実現した、楽しいドライブです。

エリア グランドテール島(ニューカレドニア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: エアカラン
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

無人島巡りの翌々日。６時起床です。
朝焼けの中のモンドール。

カナール島方向を見ると、重たそうな雲が…。
でも、少しだけ虹が見える！

さて今日は、Ｔ女将さんの案内で北へ向かいます。
とりあえず目指すはカナラの温泉。

７時半にカサ・デル・ソルでＴ女将さんと待ち合わせ、
私たちのレンタカー・トゥインゴで出発！運転は夫。

１号線を北上。車窓の風景です。
単調だけど、雄大。周囲のクルマはかっ飛ばし。
制限速度は１１０kmです。

白い幹が目立つ木はなんだろう？
もしかしてニアウリ？
遠くに海が見える！

出発してから１時間半ほどでラ・フォア（La Foa）の町に到着。
この吊り橋は「マルゲリット橋」といいます。
１００年近い歴史を持つ古い橋です。

現在では隣に立派な車道があります。
橋は歩いて渡るだけ。

ラ・フォアで給油した後、幹線道路を離れ、
山道に入っていきます。
ニョキッと生えているのは巨大シダ。
なんだか「ジュラシック・パーク」に来たみたい…。

ラ･フォアから約１時間で
「カナラ（Canala）の温泉」に到着。

これ、ナンテ カイテ アルンダロ？

「温泉」だからといって、日本の温泉を
思い浮かべてはいけません。
これがカナラの「源泉かけながし」のお風呂です。
（露天風呂と言うより）青空お風呂。
お湯は適温で、少し硫黄の臭いがしていました。

周囲は…

こんな感じ。中途半端〜。

Ｔ女将さんによると、昔はここに
立派な保養所があったらしいのですが、
現在ではこの壁１枚があるのみ。

建て替えたいんだか取り壊したいんだか…。

周囲は熱帯ジャングルといった趣き…。
これ、大きい葉っぱはサトイモじゃない？

立派なバナナも。

ひとっ風呂浴びて、今度は
ファリノ（Farino）という町を目指します。

途中通過するサラメア（Sarramea）には
プチクーリ（Petit Couli）と呼ばれる
小酋長のカーズがあります。

道路のすぐ脇にもバナナと…

バナナの上にあるのは
シュシュット（Chouchoutes）という
ニューカレ特産の野菜だそうです。

ニューカレ在住14年のＴ女将さんが
「なっているのを初めて見た！」と感動していました。

昼食はここでとります。
ファリノの「シェ・マミー（Chez Mamie）」。

お店の入口。

ニューカレの田舎料理を提供するレストランです。
このときはＴ女将さんが予約しておいてくださいました。

①シュシュットのサラダ。
②カレドニアン・クラブ。かにさんです。
③メインの豚肉と鹿肉の煮込み（右のお皿）。
　付け合わせは白いご飯と、シュー・カナックという
　青野菜とイモ類のココナツミルク煮。
④デザート、バナナクレープのアイスクリーム添え。

なかなかおいしかったですよ。
お腹パンパンになりました。特に芋類はこたえました…。

おっと、お隣でダンスが始まりました。

ナンダナンダと見物。
聞くと、この人はアルファ・インターナショナルに
勤務しているサモア人のツアーガイドさんで、
オーストラリアからの団体さんをご案内して
いるのだそうです。ダンスはサービス？！

シェ・マミーは広いお庭に面したテラスで
食事をいただけます。
中央に見える階段からお庭に出ることができます。

お庭の中を川が流れていて
とてものんびりできる雰囲気。

ぶらり〜んとしたハイビスカスの仲間？を発見。

調べると、「フウリン・ブッソウゲ（風鈴仏桑華）」
とのこと。やはりハイビスカスの仲間だそうです。

アラマンダ。
ヌメアでもよく見かけます。

のんびりお昼休憩もとれたところで、
ファリノの役場まで車を走らせます。

そこからの眺望が素晴らしい！

では、そろそろ山を下って
帰路に着くとします。

牛さんっ！コンチハっ！

私が写真を撮ろうと柵に近づくと
みなさんドドドドド〜と逃げて行きました…。

帰り道に、コーヒー農園の看板を見つけました。
Ｔ女将さんがとても興味あるようで、
頼んで見学させてもらいました。

サラメアにある
「Domaine IDA-Marc」というコーヒー農園。

コーヒーの実が赤くなってますね。

どこの町だかわからない…。
小さな町です。

ラ・フォア、トントゥータを通り、
１８時頃、ヌメアに帰ってきました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　ｆｉｎ