北イタリア山岳リゾート（ドロミテ）-７

2010/07/14 - 2010/07/17

７月１４日
いよいよアオスタともお別れして、トリノ、クーネオ、ヴェンチミリアとローカル列車を乗り継いでフランスのニースまでの旅である。昨日買っておいた乗車券では、１等車はトリノまでと、ヴェンチミリアから先だけになっている。どうやら相当ローカル線を走るようだ。


＜日程・費用ページ＞
http://www.travelgofun.com/n-italy/ita-fr.htm

エリア ニース(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

アオスタ駅　正面

アオスタ発８時３６分発、昨日乗ったのと同じ列車だが今日は出発が３０分遅れ、そして、相変わらずの落書きだらけの列車である。

アオスタ駅ホーム
トリノ行き

これで、１等車、写真では、分からないが、あまり綺麗でない。

トリノ駅電光掲示板

トリノには３０分遅れで着いたが、待ち合わせ時間が１時間あったので、クーネオ行き１１時３５分発には充分間に合った。

トリノ駅ホーム

途中駅

フランスに入った

クーネオでヴェンチミリア行きの列車に接続、ヴェンチミリアに１５時８分に着いたのだが、ここからの接続が分からない。ニース行きがあると思っていたのだが、駅員に聞いてモンテカルロ行きに乗り込む。このとき気がついたのだが、モンテカルロがモナコとは知らなかった！

本日泊まるベストウエスタンホテル

モナコでも駅員の指示で行き先が分からない列車に乗り、３０分ほどでニース・ヴィーユ駅に到着。地中海沿線を走る路線についての知識がなく、言われるままにニースに着いたのは１６時４５分だった。

部屋

やっと、バスタブがあるわ〜

ホテルがお勧めしてくれたレストラン

デカイ、ピザ！
とても美味しかった！

ペスカトーレ
ムール貝が、５０個くらい入っていた。
これも美味しかった！
これら飲料水含で、３５ユーロとは、安い！

７月１５日
今日はおまけの１日。ホテルの設備もいいしネットも使える。
ニースといえば、海辺のバカンスという雰囲気だが、私たちにとっては旅の最終地点で、思い切り休み、おいしい地中海料理を食べる場所だ。
朝は遅く起き、９時ころホテルの朝食を取った。部屋の清掃の時間に合わせ、１３時ころ帰ると伝えてホテルを１１時ころ出発。

気に入ったTシャツを買ったお店
駅の近くのインフォメーションで翌日の空港行きバスの時間を調べ、近くのお店でTシャツなどを見に歩いた。それにしても暑い！！気温は３３℃といっていたが、湿気が多くムシムシする。

今日はおいしいケーキのお店を紹介してもらおうと、昨日の英語の調子でホテル受付でお店を尋ねたが、教えてくれたのはデパートのケーキ売り場だった。
担当者が違うと通じないのかなぁ・・・

マッセナ広場の噴水

路面チケット販売機（ＣＤでも購入ＯＫ！）
１３時ごろ部屋に帰り一休みした後、夕方からは昨日のレストランで食事をしようと、ホテルの受付に目をやると昨日のあの子が座っている！紹介してもらったお礼とこれからまた行こうとしていると告げると、今度は別なお店を２軒書いて教えてくれた。

それを持って路面電車に乗り海岸近くで降り、歩いて海岸通りに出た。

サンフランソワ通り

トルコブルーの海と浜辺に水着で寝そべっている人たちとのコントラストが、南仏らしい風景。

ニースの海岸

街芸人を興味深く見ている子供

１８時になったので、昨日のレストランに行ったところお店は開いていない。新しく紹介されたお店はすぐ前にあるが、開店は１９時からという。１時間どうしようということになったが、紹介されたもう１軒のお店が、路面電車で３つ先なのでそこに行って見ることにした。

そのお店はすでに開いていて、店先で魚をさばいている、テーブルの感じもいっそうローカルで、エアコンはなかった。

当初は暑いところで食べるのは大変と思っていたが、運ばれてきたロブスターとクラブを味わっているうちに、暑さを忘れて食べることに夢中になってしまった。
ロブスターもクラブもただ蒸しただけの調理法で、素材な味を楽しむのには充分だった。今回も大満足して路面電車でホテルに戻った。

ホテルロビー

７月１６日
いよいよ旅も終わりとなった。
ホテルのチェックアウト時間に合わせ、１０時３０分に部屋を出た。

ニース駅前のバス乗り場

昨日の食事の余韻が残り有料のホテルの朝食をパスし、
駅前から出ている１２時発バスで空港に向かう。

２５分ほどで空港第２ターミナルに到着。

出発まで４時間ほどあったが、空港内で休んでいるとすぐ時間が経ってしまった。

エミレーツ出発ボード
１６時１０分発ドバイへ

ニースからドバイ行きの機内食

ドバイ出発ボード
翌日　７月１７日の３時１０分発の関空行

ドバイから関空　機内食
久々の日本そばで、美味しく感じた。

ドバイから関空　機内食

飛行機内では新作のハリウッド映画を４本も見てしまった。日本語の吹き替え字幕付きはなかったが、ストーリーを追うのに画像があるので、問題はなかった。
私の英語も今回の旅でほんの少しは進歩したのかも・・・

関空到着ボード
無事１７時３０分関空に到着！

今回の旅の総括をしてみると、費用の点では出発時に立てた予算より１０万円ほど少なかった。宿泊費と食費が貢献しているが、何といってもユーロ安が大きい。
ただ、ドロミテではレンタカーの貸し出しに問題がある上、山道に自転車とバイクが幅を利かしドライブには相当神経を使う。車を使わないと限られた日程の中で何箇所もまわることは無理だが、時間さえあれば、定期バスを使っての観光もできないわけではない。どちらを取られるかは、私の旅の記録が参考になれば幸いに思う。