2010/07/20 - 2010/07/22
4389位(同エリア9236件中)
杏仁さん
職場旅行で、金沢1泊、和倉温泉1泊の加賀の旅。
猛暑の太平洋側より、ちょっとは涼しいかな?なんて期待していたのだけど、晴れ女がみんなで旅行していたのか、毎日かんかん照りのお天気で、へろへろ。
地元のお魚と加賀野菜のお料理、古都金沢と加賀屋のおもてなしを堪能してきました~♪
■1日目■
静岡 → 金沢
昼食(兼六園脇)
ひがし茶屋街
主計町茶屋街
近江町市場
夕食兼宴会(近江町市場)
■2日目■
21世紀美術館
金沢 → 和倉温泉
加賀屋でまったり
■3日目■
和倉温泉散策
和倉温泉 → 静岡
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 新幹線 JR特急
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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-
金沢駅到着です。
4Tra会員さんの金沢旅行記で予習した通り、
明るく開放感のある鉄骨とガラスの門は、金沢の顔ですね。
とにかく暑い・・・。
荷物を置いて、バスで兼六園方面へ向かいます。 -
兼六園脇にある加賀料理のお店を予約してあったので、ここで昼食。
兼六園の森を眺めながら食事ができるお店です。
3段のお弁当箱は、前田藩主が兼六園の散策をするときに使ったお弁当箱を模したものだとか。
御亭箱(おちんばこ)というそうです -
お料理を御亭箱から出したところ
旬の甘海老と白身のお刺身、郷土料理の治部煮、茄子の田楽、天ぷら、蒸し蟹、茶わん蒸しなどのお料理でした。
内容・味的には、いたって普通。 -
昼食後は、タクシーでひがし茶屋街へ。
古くからのお茶屋の街並みが保存されています。
車は中まで入れないようなので、生活している方は大変ですね。
午後2時の一番暑い時。じりじりと太陽が照りつけます。
暑いよう。
この辺は、夕方、薄暗くなった頃、明かりが灯って風情が出るのだそう。 -
懐華楼というお茶屋さんに入りました。
中のお座敷を見学することができます。 -
金沢市の指定保存建造物なんだそう。
-
2階の間
現代アートと江戸時代からの古美術の融合がおしゃれ。 -
赤い壁が艶やか。
床の間には、幅広の大きな軸。 -
高価そうな加賀友禅の着物も、触ろうと思えば触れてしまうところに、どーんと置かれています。
小さな畳も素敵。 -
群青の壁の間
この写真よりも、ずっと素敵な色。 -
友禅の着物の模様のふすま
-
金箔が織り込まれた畳が敷いてあるお茶室。
豪華です。
実際使用されていたのだろうか? -
抹茶をいただけるチケットがついていたので、一服。
一人ずつ違う色の麻布と、お茶碗で出してくれました。
室内は涼しく、外はますます暑そうなので、出たくないよう。
まったりしていたら、団体さんの観光客がどやどやと入ってきたので、退散。 -
大きな看板はなく、風情あるのれんを見ながらお買いもの。
どのお店に入ってもハズレはない、素敵なお店ばかりです。
金箔を使った小物やお菓子のお店が多い。
ついつい、いろんなものを買い込んでしまう〜。
まだ初日なのに・・・。
このままずっと保存していてほしい、きれいな街並みでした。
でも、維持費が大変なんだろうなぁ・・・。 -
金箔の専門店で、チョーカーを買いました。
-
別のお店で。
これは、金箔を使った美容液と金箔パック。
金箔を顔に貼ってマッサージすると、金が皮膚に吸収されていくというもの。
後で調べたら、チョーカーを買ったお店の系列店でした。 -
ひがし茶屋街を抜けて、主計町茶屋街の方へ。
主計町は、ひがし茶屋街とともに、金沢の3茶屋街の一つで、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されているそうです。
川端には川床が設えてありました。
この辺の民家は、エアコンの室外機や電力メーターなんかも木の柵で囲ってって、昔ながらの景観を保っています。
家の建て替えや改修なんかも大変なんだろうなぁ・・・。
細い路地の奥から、黒猫がこちらを見ていました。
こういう路地は、犬より猫が似合うね。 -
路地を曲がると、すっごい細かい細工の引き戸
お店らしいけど、何のお店だったかな? -
近江町市場に移動し、ぶらぶら見て歩く、
・・・けど、17時過ぎだったので、もうほとんどのお店は閉まってました。
お土産をちょっと買って、「近江町いちば館」の中にある居酒屋さんで夕食。
日本海の魚料理がメインで、海鮮鍋やせいろ蒸し、お刺身桶盛り、加賀野菜を使った料理などおいしそうなメニューがたくさんでした。 -
甘海老のクリームコロッケ
近江町市場の名物B級グルメ、とガイドブックにあり、食べてみたかったもの。
市場のお店では、もう売り切れで残念に思っていたので、ここで食べられて大満足。
これ以外にも、金時草、加賀太胡瓜など、珍しい加賀野菜のお料理を堪能しました。 -
イチオシ
デザートのアイス最中。
サクサクの皮が3組付いていて、抹茶アイス、小倉餡、白玉、クリームを好みで詰めて食べられます。
美味しかったぁ。
お昼がちょっと残念だっただけに、満足満足。
■1日目、終了■ -
■2日目■
朝から暑いので、避暑、避暑、ということで、兼六園は止めにして、隣の21世紀美術館へ。
基本的に入場料は無料で、企画展や特別展示のみその都度料金がかかります。
太っ腹で、素敵なシステムです。 -
カラフルなオブジェ「カラー・アクティヴィティ・ハウス」
3原色の色ガラスでできていて、中に入ると、周りの景色の色が変化するのを楽しむことができます。 -
この美術館の代名詞でもある、スイミング・プール。
これが見たかったぁ!
上から見るのは無料、プールの中に入るのに料金がかかります。
みんなでプールに入ってしまうと、写真が撮れないので、無料の上からのみ、ということで・・・。 -
建物は円形で、外側が通路になっています。
大きな窓からは、さわやかな芝生が見えますが、暑さのせいで、外を歩く人は誰もいない・・・。
銀色のラッパみたいなオブジェが、ところどころに顔を出していました。
一方から声をかけると、もう一方からその音が聞こえるようにつながっているのだそう。
よく見てみたかったな。 -
ウサギみたいなかわいい椅子。
円形の通路に沿って、外の芝生を眺められるように並んでいます。 -
館内は涼しいけれど、外は炎天下。
特別展で、切り絵作家の藤城清治の個展をやっていて、同行者が大ファンだいうので鑑賞することに。
私は、名前は知らなかったのだけれど、「あ、見たことある」という作品でした。
紙とセロファンで作られた切り絵は、とても繊細な細かい細工で、中でも鏡と水を使った展示はとても幻想的な作品でした。
聖書の内容を切り絵にした作品も、広大で圧巻でした。
展示数も多く、とても充実した内容でした。
なんと、前日、藤城清治が来場していたのだとか。 -
体育館ほどのスペースにあった個展。
ナウシカみたい。 -
一人乗り飛行機。
実際に飛行している映像も流されていました。
乗ってみたい。 -
イチオシ
加賀友禅のをモチーフにした壁とイス
椅子は、ロッキング・チェアになっていて、心地よい。 -
「雲を測る男」
快晴なので、雲、無いですけどね。 -
金色のバスタブがたくさん並んでいる.
この後、電車で和倉温泉に向かいます。 -
金沢から特急しらさぎに乗って、和倉温泉着。
和倉温泉は、白鷺が温泉を見つけた、という伝説が残る街。 -
お宿は、「加賀屋」の雪月花
旅行代金の半分を占めるんじゃないかな?
・・・自腹じゃ、とても泊まれませんけど! -
加賀屋の玄関口
-
海が見える側のお部屋でした。
海に沈む太陽。
あー、日本海側なんだぁ・・・。
太平洋側だと、太陽は海から上がって、山に沈むんです。 -
お風呂に入っている間に、夕食の準備がされていました。
アワビの温泉蒸しのほか、地場の野菜や海鮮を使ったメニューです。 -
アワビの温泉蒸し
しっとり柔らかい -
先付の
干し口子と烏賊の海女漬け
干し口子は、ナマコの卵巣を干したものだそうです。
1?角ほどの小さなかけらが紙に包まれていましたが、
後で売店で見たら、ものすごく高価なものでした! -
お造り
砕いた氷の台に、薄切りにした加賀太きゅうりが乗っていて、その上にふぐ、ひらまさなどのお刺身。
甘海老、海胆も新鮮。
お皿も豪華! -
冬瓜と牛肉の煮物
-
デザートは、完熟トマトのジュレ
これは、地元出身のパティシエ辻口博啓さんが監修したものだそう。
加賀屋のすぐ近くに、この方の美術館とお店があります。 -
館内の散策
随所にくつろげる畳のスペースやソファがあって、花が活けてあります。 -
ちょっとバブルっぽいラウンジ
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涼しげなリンドウ
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吹き抜けの上階からロビーを望む
-
とっても豪華
-
ふかふかのじゅうたんとソファ
奥には、能舞台
コンサートができる会場もあり、坂本冬美が来ていました。
玄関ホールには、入り待ちのファンが待機。私も、後姿だけちらっと見ることができました。 -
■3日目■
朝日を見ながら朝風呂に入り、館内の朝市でお土産を買い、それから、朝ごはん
湯豆腐、小鉢6種、干物は自分で焼きます。
おいしいものが少量ずつだったので、すべて食べることができました。 -
桐箱に入った小鉢6種とサラダ
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朝食後は、出発まで温泉街を散策です。
30〜40分で歩いて回れるところに、七福神の像が点在していて、それを見つけながら散策できるようになっていました。
七福神を全部回って、浮彫の印を集めると、記念品がもらえます。
写真は、渡月庵という旅館。
和倉温泉最古の数寄屋造りの建造物だそうです。
池のほとりに立ち、趣があります。 -
その説明の看板
10時ころになると、太陽の日差しが猛烈になってきて、ホテルに退散です。
温泉街といっても、買い物する所はほとんどなく、加賀屋の中の売店が一番充実していました・・・。 -
家用のお土産の一部
加賀野菜の金時草を使ったドレッシンング。
薄いピンクの色がきれい。
いしるという魚醤
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