2010/07/31 - 2010/08/03
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factory38さん
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2度目の上海は万博見物。はじめてHISのツアーを利用した。申し込み時点ではホテルが分からないが、まあ市内の地下鉄駅にはそう遠くないところ、と予想していた。
ところが、やがて届いた案内でホテルが揚浦区長陽路の華晶賓館と分かる。まず揚浦区で?そして華晶賓館でまた?
地図で調べると市内中心部なんかじゃない。近くに地下鉄駅もない。GoogleMapの航空写真で見ると周囲はアパート群みたいだ。おまけに旅行記などを見ても、いまひとつ評価がはっきりしない(なかにはぞっとするような酷評もある)。
ひとつだけはっきりしたのは、近くにスーパーとコンビニがあることだけ。ナゾのホテルだ。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
夜7時過ぎ成田発という思いっきり遅い出発のため、ホテル到着は深夜。従って周囲の状況はよく分からないが、少なくとも結構にぎやかな地区だ。ホテルの前の歩道には食べ物の屋台も出ていた。
ホテル内は、心配したほどではなく、まあ我慢できる最低レベルという感じ。部屋も、決して「すばらしい」などという言葉は出てこないが「これはひどい」というわけでもない。少なくとも冷房は効いているし、ベッドのシーツは肌触りが最悪だけど一応清潔そうで、毎日きちんとベッドメイクしてくれる。シャワーは情けないほど水量が弱いが出ないわけではない。石鹸や歯ブラシ、タオル、ドライヤーはそろっている。ミネラルウォーターは毎日新しいものが人数分サービスされる。
インターネットはWIFIなんてものはなくて、テレビの横の壁から出たLANケーブルをつなぐ。その際、フロントに申し出て、デポジット100元を預けてパスワードを発行してもらうシステム。 -
うわさのスーパーとはホテルの向かいにある欧尚(オーチャン)。うらさびしい外観から判断してなめてはいけない。朝8時から夜10時まで、人の波が切れない店内は強烈に広い。ホームセンターと家電量販店と食料品スーパーがひとつになったような業態で、カルフール同様だ。売っているものは高いのか安いのかよく分からないが、一応何でもそろっている。キシリのガムのボトルが異様に安かったので買った。日本では見たことがないロッテ・ガーナチョコのボトルもあった。
ただ、これは前回もカルフールで感じたのだが、生鮮食料品がいけない。野菜や果物は日本の常識では店の裏のバケツに廃棄してあるレベルのものが山積みされている。しなびた大根や、変色してへこみだらけの桃などは正視に堪えない。 -
華晶賓館は交通の便が良くない。ただし、このホテルが面している長陽路(写真=上海市内の結構幹線道路らしい)の下で今、地下鉄工事が進んでいるので、そのうちに(上海の異常に速い工事スピードからすれば来年かそこらには)便利になるだろう。
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華晶賓館から一番近い地下鉄駅は8号線の江浦路、そして環状4号線の大連路。いずれもガイドブックなどでホテルから歩いていけるように書いてあるが、普通は無理な距離。特に夏の39度とかで歩いたら死んでしまうだろう。ホテル前の長陽路はひっきりなしにタクシーが通るから、すなおにタクシーで移動するのが正しい。中心部の人民広場付近まで30元足らず(450円くらい)、万博の4号門まででも50元足らず(700円くらい)だったから、ラッシュアワーの移動でなければ、冷房の利いたタクシーが安くて楽ちん。
万博の帰路なら2号門を出たすぐ右側に地下鉄4号線と8号線がクロスする西蔵南路駅があるから、4号線なら大連路、8号線なら江浦路まで乗り換えなしに行けるので、意外に便利だ。地下鉄駅からホテルまではタクシーで200円とか300円とかの世界だ。 -
2005年に上海を訪れた際は、地下鉄が1号線、2号線と明珠線(現3号線)の3路線しかなかった。しかし5年後の現在はなんと13号線まで12路線が開業していて、さらに数路線が建設中だ。いまや地下鉄路線延長はロンドンや東京を抜いて世界一だというから、その建設スピードはすごい。つまり、いまやこの地下鉄ネットワークから外れるということの方が大変ということで、華晶賓館がいかに珍しい立地であるかが分かるというもの。
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万博は別にどうしても見ておきたい、というほどの熱意は無かった。今回のツアー参加も、まあ中国が世界デビューをめざしてオリンピックの次のステップとして開いた万博をちょこっとのぞいて、エッグタルトを食べて、現地の新聞をいくつか購入したい、といういい加減な動機だった。
報道ではとにかくすごい行列が日常茶飯事らしい。なにしろ連日の最高気温が38度、39度。体感温度は軽く40度を突破している日が続いていたので、とにかく2時間、3時間などという気絶しそうな行列だけは回避したかった。で、日曜は避けて見物は月曜日。まあ、しかし、これも聞いた話では万博の入場者数で新記録を達成することが絶対の義務となっているとかで、無料入場券を市民に大量配布し、職場単位などでの「動員」見物も多いというから、いつ行ったって運が悪ければ行列に出くわすわけだ。 -
入場ゲートの選択もかなり重要なポイントになる。で、研究した結果、日本館に近い4号門が穴場かもしれないという結論に達した。たいした根拠はないが近くに地下鉄駅がないし、大きな駐車場も無いという理由。
人によっては午前中は入場門で行列ができるから、午後から行く方がいいと言うが、面倒だったので午前9時半ごろホテルからタクシーを拾って出かけた。
で、到着した4号門。全然行列なんかなくてすいすいと入場。ゲート前に迷路のように設置された行列誘導用のフェンスが冗談に見える。そのフェンスの足元は、なんとゴミの山。食べ物や飲み物のゴミ、食べていないパンの袋など、まったく掃除ということをしていないのか、と驚く。ゲートでは一応全員が空港のようなボディー・チェックを受け、ペットの水は「そこで飲んで見せろ」というので一口飲んで見せてOK??? -
あっけなく入場した上海万博。だだっ広い広場にまばらな人影。むこうには有名な、そして不気味な薄紫色の日本館が「挙国引きこもり中」を誇示する繭の形でそびえている。念のため高架歩道へあがって日本館を見たら、やっぱりすごい行列が取り囲んでたので、接近するのを断念。
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せっかく万博へ来たんだから、どこか見てみよう、というわけでぶらぶら歩いて、最初に目についた行列のないパビリオンが北朝鮮館。入ってみたが見るべきものなし。隣のイラン館も行列なし。ここも見るものなし。しかし蒸し暑い。39度くらいで湿度が100%ではないか、というくらいベトつく。高架歩道の下は日陰だし、ときどきミスト・シャワーが吹き出るのでホッとする。
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だんだん巨大な中国館が近付くが、ここはどうせ予約券もないし入場は不可能。アジア・エリアでもうひとつくらい、と見回していたら、行列がすいすいと動いているところを発見。ただちに列の後尾に付いてみたらスリランカ館だった。エキゾチックでダイナミックなダンスのパフォーマンスをやっていたが、それより館内にあったレストランが気になって移動。チャーハンと2種類のカレー、ヤシの実に入ったココナツ・ジュースと、これは欠かせない本場ミルク・ティー。全部で100元以上と、ちょっと割高だが、まあおいしかったからOK。
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巨大な中国館のあたりまでくると4号門付近のガラ空き状態がうそのような雑踏。さすがにメーン・パビリオンだけあって「威容」という表現がぴったりする。
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さてヨーロッパ・エリアへ行きたいが遠い。で、場内のシャトル・タクシーを利用。10元で乗れる電気自動車。といっても、まあ大型のゴルフ・カートだ。静かに走行するのだが、なにしろ場内の道路は人々が好き勝手に横断しているので、運転手はひっきりなしにホーンを鳴らし続けるから、やたらとうるさい。
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ヨーロッパ・エリアの隣はアフリカ・エリア。いくつもの国が入ったアフリカ連合館は広くて涼しくて、大勢の人が床に座り込んで飲んだり食べたり。まるで休憩・お食事処といった感じ。一応「飲食や座ること禁止」と表示があるのだが、きっと見えないのだろう。この大きなパビリオンにはいくつものショップがあって、民芸品などを売っている。あのやかましいブブゼラも売っていた。前日、上海市内でカミさんが買ったトルコ石のアクセサリーと「まったく同じ」ものが市内の2倍の値札で売られていた。
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ひとつくらいは行列に参加しよう、ということでイタリア館の列に入る。くねくねと折り曲げられた行列はいったい何人いるのやら。しかし、意外にすいすいと進んで行く。しかも頭上からはひっきりなしにミストが噴射されるからあまり暑さを感じない。
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15分くらいで入館できたイタリア館は入り口を飾る門からして豪華。全体に広くてしっかりした建築。透明コンクリートとかいう不思議な建材を使っているらしいが、よく分からなかった。吹き抜けの高い壁面にへばりついているオーケストラの椅子と楽器だとか、天井一面をパスタで埋め尽くした部屋とか、見て楽しめるパビリオンだ。疲れたので2階のレストランで休憩。ビールとアイスクリームを頼んだが、パスタ・ランチが保温容器の出来合いトマト・スパゲティを皿に盛りつけていたのが興ざめだった。
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会場内を走る自動車はシャトルだけでなく、各種の作業車や大型の無料バスもすべて電気自動車だ。フィィーンという独特のモーター音で走るバスは、いかにも近未来という雰囲気。越江線と書いてあるバスがひっきりなしに走っていて、これに乗れば黄浦江の下をトンネルでくぐって左岸の展示エリアへ行ける。地下鉄駅へ行くのも、このバスで終点まで行けば2号門が近い。
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2号門から会場を出たのは午後3時半ごろ。この時間の2号門の様子は写真の通り。きょうは万博はお休みですか?と言いたくなるほどで、ときどき数人のグループがぶらぶらとやってきて入場する程度。確かに午後3時過ぎに入場すれば、少なくとも入場時の行列だけは回避できるようだ。
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