なみお＆みすたぁのなんちゃって世界一周旅行　モロッコ・フェズ

2008/10/26 - 2008/11/18

10/26/08　〜　10/27/08

無事タンジェに到着し、フェズへ向かうバスに乗る為、バス停を探そうとすると、タクシーの運ちゃんに5キロもあるから歩けないと言われた。地図によると1kmもないので、ウザイ運ちゃん達を振り切り歩き出した・・・せっかくスペインとしばしのお別れが出来て嬉しかったのに、モロッコと言えば三大ウザイ国の1つなのだ。旅人をだまし、お金を巻き上げることなど日常茶飯事だろう。インドを意識して旅しなければなのかと、ゲンナリとした。

予想通りバス停は、港のすぐ側だった。ちょうどフェズに向かうバスが発車するところでラッキーだった。ここから6時間ぐらいかかるかと思っていたら7時間以上も掛かった。途中サハラで砂漠ツアーの仕事をするA男に出会った。彼は、1ヶ月のバケーションからサハラに戻る途中だった。ペラペラではないものの、数ヶ国語を話す彼は、26才で言葉の通じる彼に出会い少しホッとした。

昨日の夜から何も食べていなく腹ペコでいると、A男がサンドイッチと7UPをくれた。彼にこのまま一緒にサハラへ行こうと誘われたけど、またフェズに戻ってくるのが面倒なので丁重に断ったが、結局フェズに住む友達に会いたい、と彼もフェズにステイすることに・・・。

フェズのバス停で知り合ったおっちゃんのワゴンに乗せて貰い、一緒にユースホステルに向かうと満室だと言われ、また別の安宿へ・・・結局そこも満室で、おっちゃんが知っている別の安宿へ向かうことに。なんとか泊まれることになり一安心したが、そこは本当にSHITHOLE（汚いトイレのようなクソ宿）だった。お湯も出ないのに100DHもするのでこの値段には納得いかなかったけど、1泊だけのつもりで我慢することに・・・。

翌朝、再度ユースホステルで空き状況を調べようと電話すると、電話では予約は出来ないけど、今なら部屋が空いているから直接来いと言われ、タクシーで向かうと、ネットでの予約なしでは無理だと言われ愕然とした。別の宿も一杯で、これはフェズにステイするなという何かのお告げだと思い、A男と一緒にサハラに向かう決心をしたなみお。

サハラへ向かうバスは、1日1本の夜21時発のみ。半日時間があるので、フェズ観光に出掛けることに。行きたかった革染色職人街のタンネリには行けなかったけど、メディナ、スーク、王宮、ダール・バトハ博物館などを見て回った。博物館では、A男が丁寧に展示品がいつの時代にどのように使われていた物かなど、色々と説明してくれた。

フェズとは縁がなく残念だったけど、これからサハラ砂漠の拠点の街エルフードへ向かう。どんな冒険と出会いが待ち受けているか楽しみだ。

エリア フェズ(モロッコ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船

船でスペインのアルヘシラスからモロッコのタンジェへ出発♪

当初は、グラナダからネルハ経由でフリヒリアナへ行く予定だった。しかし、バルセロナでの盗難により、コピーしたガイドブックが失くなってしまったことで宿情報や観光情報がないことと、ネルハからのバスの本数が少ないことを考えると今回は、パスした方がよいと思い、モロッコへ船で渡る為、直接アルヘシラスへ向かうことにしたなみお。

モロッコのタンジェに向かう為、朝、港に向かった。チケット売り場で同じスペインなのに時差があることを知った。でも時差があったおかげであまり待つことなくフェリーに乗れることに。ビックリしたのは、入国審査が陸ではなく、船の中で行われていること。なにやらフランス語とアラビア語のアナウンスが流れると、みんな船の端にズラリと並び、入国審査の順番を待つというワケだ。

スペインのアルヘシラスとモロッコのタンジェまでは、船で1時間程。ジブラルタル海峡を渡り、デッキで潮風に吹かれながら遠くに消えていくスペインを眺めていると、少しホッとした。バルセロナでの忌々しい盗難事件からなかなか立ち直れないでいるなみお。とりあえず、新たな国で気持ちをリセットしたかった・・・。

フェズ

スークをブラブラするなみお。