アンダルシア紀行 Vol.01～セビージャ大聖堂

2010/06/23 - 2010/06/23

旅行初日は夜マラガに到着。ホテルで1泊して、翌日セビージャ（セビーリヤ）に向かいました。
マラガからセビージャへはバスで移動。一面のひまわり畑を走りぬけていくのは圧巻でした。
セビージャ到着後は、世界遺産の大聖堂へ。

エリア セビリア(スペイン)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: エールフランス

マラガ
バスターミナル

アンダルシアバスでセビージャへ向かいます。

沿道はひまわり畑がいっぱいです。

セビージャ大聖堂

大聖堂内部

コロンブスの墓

レオン、カスティーリャ、ナバーラ、アラゴンの
４人の王が棺をかついでいます。

グラナダ王の足元には、杖につき刺されたザクロ。
ザクロはグラナダの象徴です。

コロンブスが新大陸発見した1492年に、カスティー
リャ・アラゴンの両カトリック王国はイスラム最後
の拠点グラナダを陥落させました。

こういった細かいところまで、描かれていますので
ぜひ注目を。

礼拝堂の細かい装飾

ゴヤ「Santa Justa and Santa Rufina」

大聖堂奥の入口から、ヒラルダの塔へ向かいます。
ヒラルダとは風見のこと。

高さ97mのヒラルダの塔は階段がありません。
階段の代わりになだらかなスロープでぐるぐると
周りながら登って行くのですが、じわじわと足に
効いてきます。

昔は、鐘楼の鐘を鳴らすためここを馬で往復した
そうです。

360度の展望台から見たセビージャ市

グアダルキビル川も見えます。

ヒラルダの塔を降りてオレンジの中庭へ。

日差しがこれほど強くなければ、いくらでも
居たくなる憩いの場所です。

サンタ・クルス街を少し散歩

サンタ・クルス街で見つけたバル

Dona Lina
Rodrigo Caro n3

さすが8時前だと、
まだ食事している人も少ないです。

旅行開始して日が浅いので
早めにホテルに帰るべく、バルで軽く食事を
することにしました。

タパを何点か頼みました。

生ハム

アルボンディガス

ミートボールのことです

トルティージャ

スペインのオムレツ。
中にジャガイモと玉ねぎが入っています。

クロケタス

クリームコロッケに似ています。

セビージャでの滞在ホテル
ホテル・イングラテッラ

ホテル室内

朝食のレストラン

ヌエバ広場

広場の公衆トイレですが、ここにセビージャ市の
紋章が描かれています。

NOとDOの間に８というか、無限大マークを縦にした
模様。真ん中の８の字は「糸巻き」を意味します。

13世紀、時の国王アルフォンソ10世は息子に王位を
奪われます。国中が彼を見放す中、セビージャ市民
だけはアルフォンソ10世を支持し続けたことから、
アルフォンソ10世は、｢あなたたちだけが私を見捨て
なかった（NO ME HA DEJADO）｣と感謝の言葉をセビ
ージャに贈りました。

アンダルシアの方言では、この言葉は｢NO MA DEJADO｣
となります。
スペースを除くと「NOMADEJADO」。
それが
「NO MADEJA DO」となり、真ん中の「MADEJA」が
糸巻きを意味するスペイン語なので、こういった
紋章になったそうです。

ホテルから徒歩数分のところにあった
El Corte Ingles

スペインの主要都市にチェーン展開している
百貨店です。地下にSUPERMERCADという
スーパーマーケットが入ってますので、
飲み物やおやつなど手に入れるのに便利。
旅行中何度も利用しました。

ホテル・イングラテッラからの行き方について。

ホテル玄関を出たら左手の道をまっすぐ進むだけ。
途中、シティバンクが左手に出てきますので、
もう少し進むと交差点の角がEl Corte Inglesです。
（メンデス・ヌニュス通りとモナティン通りが交差する角）

路面電車

ヌエバ広場からスペイン広場方面に走っています。
ホテルの前がちょうど始発駅なので、スペイン広場
との往復に便利。

ホテルから大聖堂に向かう途中で見つけた
上階の装飾が素敵だった建物

一階にお菓子屋さんが入っています。

スペイン・タイルが綺麗

グアダルキビル川沿いに建つ黄金の塔
昔は見張り塔。
現在は海洋博物館になっているそうです。

（おまけ）
上の写真で装飾が綺麗だった建物の一階に
入っているお菓子屋さんのショーケース

テイクアウト可能。
スペインのプリン、とても甘い。

セルベッサといえば、アランブラ・ビールが
出てきます。

これも気に入った料理
Pisto（ピスト）

野菜のトマト煮込みのことで、
ラタトゥイユ、カポナータですね。
暑くて食欲が落ちるときには最適。
野菜の甘みが良くでていました。

この旅行記へのコメント （2）

• 夏への扉さん 2010/12/19 01:03:03

  アンダルシア、良かったですね！

  habanさん、はじめまして。
  
  足跡をたどってきました。今アンダルシアの旅行記作成中ですか！
  私は一作年８月に行きました！
  ヒマワリが満開の時期に行ったなんてうらやましいです。
  ８月は、もう枯れきってました。
  
  セビージャ。大聖堂もアルカサルも良かったですね！
  セビージャ行く前に青池保子の「アルカサル」読むことを勧められて
  全部読んでから行きました。
  ほんとに広くて見るのが大変ですよね。暑いし。
  長く伸びた回廊が好きです。
  
  トム･クルーズとキャメロン･ディアスの映画「ディ・アンド・ナイト」
  セビージャでロケが行なわれたのですが、なぜか牛追い祭りのシーンが
  あってメチャクチャでした。
  
  スペイン広場には歩きつかれて行けなかったのが残念です。
  スターウォーズ･エピソード２、今度見てみようっと！
  
  そして、コルドバ。
  同じホテル「ALFAROS]に泊まりました。プールが真下に見える部屋でした。
  ８月で４０度ぐらいあってプール入りたかったのに水着もってなくて残念！
  
  灯火のキリスト像、このホテルから近いんですよね。
  私も夜遅く行きました。
  雰囲気ありましたね！
  
  habanさんの旅行記見て、アンダルシアまた行きたくなってきました!
  
  この先の旅行記、楽しみにしています。
  
  なつ

  habanさん からの返信 2010/12/19 17:07:50

  RE: アンダルシア、良かったですね！

  夏への扉さん、はじめまして。
  
  セビージャは今回の旅行の最初の方でしたので、旅時間に体が
  馴染んできたところで、出発。少し名残惜しい街でした。
  アルカサルと大聖堂の大きさに圧倒されて、スペイン広場では
  ぼーっとしていました。川の周辺あたりをもう少し歩いて
  みたかったです。
  トム・クルーズの映画は私も見ました。
  途中まで見たことのあるセビージャ（泊まってたホテルの近く）
  をバイクで走っていたのが、突然、違う街に抜けていくのに驚か
  されました。
  
  コルドバのホテルからメスキータは結構、良い散歩道でした。
  路地をあちこち周っていくのが楽しかったです。
  （まだ6月でしたので、何とか歩けました。32℃くらいでした。）
  
  セビージャ、コルドバ、グラナダそれぞれ全く違う顔をしているので
  アンダルシアも奥が深いですね。
  マラガは完全に移動拠点だったので、次はマラガと海側の街一帯を
  回ってみたいと思います。