2010/02/06 - 2010/02/06
79位(同エリア188件中)
Mikaさん
かつて ノルマンディー公国の首都だった、北フランスの町。
ジャンヌダルクが 火刑になった町。
伝統的な木組みの家が 今でも 建ち並ぶ町。
3回目の結婚記念日は 二人で ルーアン(Rouen)に出かけてきました。
思ったより都会的なルーアン駅を出るとすぐ横には 教会。すらりとのびた造りが印象的。
地図を見ると、駅のすぐ近くにジャンヌダルクの塔(Tour Jeanne d’Arc)がある。 街の中心を目指す。はりきって 行ったものの、中は ちょこっと展示物があるだけのよう。入り口のおじさんに「この塔は上れるの?」と聞いたら、「上れるけど、たいした景色は見れないよ。どうせなら、町の大時計からの方が見晴らしがいいよ」と親切に教えてくれた。(どうやら 商売をする気はないらしい。)
ルーアンの町には たくさんの美術館がある。珍しいのは 一見教会風の建物の中に鉄細工の博物館。ちょっと気になるけど、他にも たくさん見たいところがあるので 入り口から ちらっと中をのぞいただけにしておいた。
ゆっくりとブラブラ町を散策しつつ 旧市場広場に(Place du Vieux-Marche)到着。私のヨーロッパのイメージにぴったりの木組みの家がたくさん並んで、思わず「かわいい!」と叫びたくなる。でも、ここは ジャンヌダルクが 1431年に火あぶりにされた場所なのだ。ジャンヌダルク教会は 「波」をイメージさせられる モダンな造りになっていて、ステンドグラスが素晴らしかったのを特筆したい。
セーヌ河まで歩いて 寄り道をしながら 街のシンボルの大時計を目指す。地図で、このへんなのに見当たらないなぁ、と思ってカフェで尋ねたら 振り返った真後ろに 金色の大時計が!ちょうどお昼休みで閉まっていたので 先に フランボワイヤン・ゴシック様式のノートルダム寺院を見に行く。ゴシック様式を見る機会が多いせいか、フライボワイヤン様式の建物を見ると、おぉーって思う。建築のことは よく分からないんだけど、機会があれば もっと勉強してみたいなぁ。きっと ヨーロッパの建物を見るのが もっと楽しくなるだろうに。
さてさて、お待ちかねの大時計。オーディオガイドを借りてのぼっていくんだけど、なんと日本語版がありました。(それだけ観光客が多いってことね。)解説が 面白くて 聞き入っているうちに 展望できるところまで。あのジャンヌダルクの塔のおじさんの言った通りの素晴らしい景色でした!
天に向かって 鋭くのびているノートルダム寺院の尖塔が ここからは すごく はっきり見えます。さっき歩いてきた小さな通りから、ずっとむこうの家の屋根まで 町を一望できて 本当に気持ちいい。
最後に 町の東の方にある サン・マクルー教会(Eglise St-Maclou)をのぞいてからパリへの帰途に。見所が たくさんあって また 来たくなるような町だけど、ごく普通の雑貨屋さんなんかも センスがいいお店が多くて 自宅用のインテリアの買い物なんかにも 出かけてきたいなぁ、って思います。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道
-
ルーアン(Rouen)駅
思った以上に 大きな駅だった。
パリのサンラザール(St Lazare)駅から 1時間30分
大人 片道20.50ユーロ -
ジャンヌ・ダルクの塔
(TOUR JEANNE D'ARC)
なんだか ずんぐりした印象を受けるこの塔ですが、、、13世紀にフランス国王だったフィリップ・オーギュストによって建立された城郭と書いてありました。
中は展示物が いっぱい飾られていたけど、今回は 入場はなし。(ランチ休憩があるので 時間は要チェック)
ちなみに 当時のお城には7つの塔があって、ジャンヌ・ダルクは そのうちの一つにが幽閉され、拷問を受けたそうです。(1431年5月9日) -
ジャンヌ・ダルクは 1431年5月30日、ここルーアンにて 火刑に処せられました。
フランスを勝利に導いたにもかかわらず、たった 19歳の少女を火あぶりにするなんて・・・。 -
木組みの家を コロンバージュ(Colombage)と呼びます。
-
サン・ゴダール教会
(Eglise St Godard) -
ル・セック・デ・トゥーネル博物館
(Musee le Secq des Tournelles)
ちょっと気になるこの博物館。鉄細工博物館です。
ルーアンは 美術館がたくさんあります。この付近には ルーアン美術館、陶器博物館なんかもありました。 -
土曜日だったからか マルシェをやっていました。
-
ジャンヌ・ダルク教会
(Eglise Ste Jeanne D'Arc)
ジャンヌ・ダルクを祀っている、モダンな外観のこの教会。屋根は「海」をイメージしているそうです。
この前の広場で ジャンヌ・ダルクが火刑になりました。 -
ヴィユ・マルシェ(旧市場)広場
(PLACE DU VIEUX-MARCHE)
1431年5月30日にジャンヌ・ダルクが火刑に処されたところ。
今は こんなに かわいい建物が並びます。不謹慎にも(?)ルーアンの町の広場の中で 1番お気に入りの場所になりました。 -
大時計台 (GROS-HORLOGE)
その名も大時計通りに この大時計があります。
ルネサンス様式の大時計は14世紀、門は16世紀に造られたそうです。
ちょうどランチタイムだったので 先に 大聖堂を見てから戻ってこよう。 -
裁判所(PALAIS DE JUSTICE)
15〜16世紀にかけて建立されました。
切り妻壁の入り組んだルネサンス様式の彫刻特徴的。 -
ノートルダム大聖堂
(Cathedrale Notre Dame)
フランボワイヤン・ゴシック最高建築のひとつ。(どの教会を見に行っても、傑作と呼ばれているものばかりの気がしますが・・・)
12世紀に着工、16世紀に完成。(火災や戦争で 何度も改修をくりかえしたそう)
印象派、モネが連作を描いた教会としても知られている。
フランス一高い 尖塔は151メートルの高さがあり、19世紀に完成しました。 -
けっこう天井が高く感じられた。
-
曇っていたけど、光が入ってステンドグラスが 一段と綺麗に見える。
15世紀のものらしい。 -
大時計の中、入ってみたのは 大正解。
日本語のオーディオガイドを聞きながら、歴史のことや 大時計のことをいろいろ知ることができました。 -
時計の針は ルーアンのシンボル、羊。「聖なる羊」と言われていました。
-
大時計の展望台からは ルーアンの街が一望できます。
中世の時代には ルーアンはフランス第二の都市でした。
ジャンヌ・ダルクの塔のおじさんが教えてくれたとおり、眺めは抜群でした。 -
そして なんといっても ここからの ノートルダム大聖堂の姿には圧巻です。
-
あっちこっち うろうろして、再び、ジャンヌダルク教会に戻ってきました。
今回は中に入ってみました。
ステンドグラスが 予想以上に綺麗で 思わず見とれてしまいます。 -
フランスの救世主、ジャンヌ・ダルクを偲んで 多くの人が参拝に訪れます。
-
細い小道が多くて、オシャレで かわいい雑貨屋さんも たくさんありました。
-
サン・マクルー教会
(EGLISE ST-MACLOU)
またまた大聖堂側に戻ってきて、今度は この教会を見学。
フランボワイヤン・ゴシック期の建築。ルネサンス様式の塔。 -
閉まる直前だったんだけど、少しだけなら いいよ、と言ってくれて 内部のこの美しいステンドグラスを見ることができました。
-
帰る前に 街角で 1枚パチリ。
-
3回目の結婚記念日は ネルソンが こんな素敵な花を贈ってくれました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ルーアン(フランス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
25