2010/06/26 - 2010/06/26
73位(同エリア194件中)
イロコさん
雪宝頂の麓に延びる黄龍溝にある広さ600m2の景勝地。
長さ7.5キKm、幅300mの渓谷沿いに色鮮やかな池と緑豊かな新陳が広がる高原湿地。
大小3000を超す湖沼が棚田状に連なり、射し込む太陽光線の強弱などにより湖沼は青色や黄緑色に輝く。
黄色い石灰岩盤上を下り落ちる水に流れが龍のように見えることから黄龍と名付けられた。
1992年にユネスコ世界自然遺産に登録された。
天気予報では小雨とのことでした。
午後から黄龍のハイキングをしました。
約4時間のハイキングの間天気はどうにかもちましたが、出口近くにさしかかった頃霧雨になりました。
ふくらはぎが痛くなりましたが高山病にもならず無事に歩けて良かったです。
- 同行者
- その他
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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天気予報では今日は小雨とか。
標高が高い所では天記は替わりやすいので分かりませんね。
雨が降らない事を願いました。
朝7時35分にホテルを出発。
黄龍への道は途中から悪いと聞いていたので酔い止めの薬を飲んでおきました。
九寨溝への入口方面に曲がらずに真っ直ぐ進みます。
1時間半位走ると九寨黄龍空港への分岐点に出ました。
さらに20分走ると建物が多い主川寺に着きました。
このあたりは標高3000メートルです。
まずここの宝石店で約55分のショッピングです。
猫目石の見分けかたや天珠の説明がありましたが、
宝石とは縁がないので遠巻きに見ていました。
小さな天珠で出来ていたストラップは最初5個で2000円と言われていましたが、あとでは3個で2000円になっていました。
いったいどっちが本当なの?
お店にチベット民族のマネキンがあったので写真を撮りました。 -
お店の入口にあった九寨溝、黄龍の地図。
他の日本人ツアー客も多かったです。
外に出ると屋台で果物や乾燥果物を売っていました。
乾燥した金柑がおいしかったので、1袋買いました。
味見した乾燥トマトもおいしかったです。
やはり私には宝石よりも食べ物が一番でした!!! -
主川寺を過ぎてしばらくすると道は舗装してある所が少なくなりました。
まだ工事中の場所もあります。
しかもガードレールはないし、のり面の岩が崩れ落ち
ている所はあります。
バスの右側に座っていると「路肩が崩れるのでは、バスの運転を間違ったらこの谷へ真っ逆さま」と思うとドキドキします。
しかも他のバスや自家用車が私の乗っているバスをドンドン追い抜いて行きます。
こんな悪い道でそんなにスピード出さないくてもいいでしょうと言いたくなります。 -
向こうに見えるのは私が通って来た道。
ずっと上り坂が続いています。
主川寺から山をクネクネ曲がりながら1時間登ると最高地点雪宝頂峠
3960メートル)に着きます。
ここから黄龍までは30分位で、今度は下り坂が続きます。 -
11時50分に黄龍入場ゲート近くにある華龍山荘で昼食です。
黄龍ではここしかレストランがないので混雑するということでした。確かに昼食時なのですごい人でしたが、私が食べ終えた頃には人が減っていました。
今から高地に行くので高山病予防のため、腹6分位に控えておきました。
12時40分にホテルを出発です。
酸素缶も1本頂きました。これがあれば安心かな。
入場ゲートまでの短い坂道を歩き、ロープウェイ入口近くまでシャトルバスで送ってもらいました。少しでも楽がしたいです。
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バスから降りてロープウェイ乗り場に向かう時、ガイドさんが「エーデルワイスが咲いているよ」と言われたので、見に行きました。
道端に咲いていました。
何か良いことがあるかも。 -
ロープウェーイ乗り場。
標高3150メートル。 -
ロープウェイは997メートルあります。
8人乗りで約6分で上駅に着きます。 -
先ほど乗った下駅方面見降ろしました。
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ロープウェイから降りた所に大きな看板があります。
標高3600メートルです。
高山病にならない様に深呼吸をしました。 -
木道を少し歩くと望龍坪(展望台)に出ます。
あとで歩く場所が小さく見えます。
かなりな距離ですね。 -
アップにしてみると水色の棚田が分かります。
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先ほどバスで下ってきた道も見えます。
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ずっと木道を歩きますが、両側にはうっそうと木が茂り、所々に花が咲いています。
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ブルーポピー。
ちょっと紫がかっていますが。 -
大分下に降りて来ました。
左上に黄龍後寺が見えます。
右端はロープウェイで降りた人と合流地点 -
黄龍中寺とビジターセンターが見えます。
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ロープウェイから徒歩で下る木道とゲートから徒歩で上がる木道が合流する分岐点はあと少しです。
ロープウェイ上駅から2.5キロの道を1時間かけて降りて来ました。
映月彩地を横切る木道から見ると、左側に五彩池や黄龍後寺に向かう登り階段、木道が見えます。
水の量は分かりにくいですが少ないです。
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映月彩池
分岐点から黄龍後寺までは400メートルですが、高地だし登りの階段があるのできついようです。 -
深呼吸をして息を整え、五彩池に向かう事にしました。
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棚田になる前の状態のように見えます。
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途中休み休み階段を登り黄龍後寺に着きました。
ガスがあたりを取り込んでいます。
休憩出来る椅子があちこちにあるので苦しい時は一休みすると元気になります。 -
五彩池の看板
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お寺の前から右に歩くと展望台がありますが、階段が続きます。
私は左側の木道から歩くことにしました。
奥にに五彩池に向かって歩いている人が見えます。 -
五彩地から流れて来る水。
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赤いポピーが咲いていました。
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五彩池に近づくと綺麗な色が目に入りました。
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黄龍後寺の真後ろあたりに展望所があります。
五彩池がよく見えます。 -
ガスがだんだん下に降りて来ました。
五彩池は標高3556メートルです。 -
短時間であたりは白く霞んでしまいました。
池の中に花が咲いています。 -
五彩池の上にあたる所。
ここの水が五彩池に流れ込んでいます。 -
まだガスで覆われています。
雨が降らないだけ嬉しいです。 -
ガスが大分消えました。
展望台にいる人が見えました。
展望台に上がる元気はありません。
それでまた引き返すことにしました。 -
引き返して同じ木道を歩きましたが、あとで引き返さなくても展望台に上がらずに1周回れたことに気が付きました。
見る角度が違って良かったかもしれませんね。
上の方の白く見える所は五彩池の水が水色に見えた棚田です。
ここは水色ではありません。
石灰分が溶け込んだ水が流れ続け次第に水分や石灰分が枯れ葉や枯れ枝などに付着し、石灰華となって水をせき止めます。
湖沼の底だけでなく地上に出た縁などが白くなっているのは沈殿した石灰華が地上に露出した部分ということです。
ここもいずれは白くなり、水の色も変化するかも知れませんね。 -
また黄龍後寺の手前まで戻りました。
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先ほどの黄龍後寺の前までたどり着きました。
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映月彩地
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先ほど下ったロープウェイの木道との合流地点は近いです。
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黄龍中寺が見えて来ました。
標高3460メートル。
左手にはビジターセンターがあります。
ここでは酸素缶も売っているそうです。
でもあちこちに酸素補給小屋があります。
酸素補給は無料で、鼻チューブにするとチューブ代
1元いるそうです。
酸素缶を持っているので時々シューっと補給しました。
高山病予防には水を摂るのと、深呼吸が有効なようです。 -
争艶彩池
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景観が良い木道コースと、近道が出来るコースの分岐点があります。
近道のコースは距離は短く早く下れますが、地面道で木ばかりで景色はあまり見えないようです。
右側の木道コースを歩きました。 -
曇り空ですが綺麗な色です。
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向こうにはガスがかかっています。
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棚田を横から見た所
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近道コースの展望台が見えます。
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このあたりは木道近くの棚田にも水があります。
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説明標識
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明鏡倒映池
木の生えています。 -
ゆっくり見ていたいですが、集合時間に遅れてはいけないので急ぎ足になりました。
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ちょっとゆっくり歩いたり、写真を撮っていたので時間を見ると16時20分でした。
集合時間の17時半まであと1時間位しかありません。
ちょっとピッチをあげなければ!!! -
木道の近くの棚田には水がないのもありました。
7、8月が雨季とのことなので、これから水量が増えてここにも青く見える水が溜まるなるのかしら。 -
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金沙舗地
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下流から上流を見た所。
まだガスがかかっています。 -
この流れはもうすぐ洗身洞の滝になります。
写真の右上に展望所が見えます。 -
滝の一部分が見えて来ました。
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洗身洞の説明。
標高3120メートル。 -
花も咲いています
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滝が見えて来ました。
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飛瀑流輝
上流から流れてききた水が幅広く幾筋にも分かれて落ちる滝です。
段差は低いですが3段に分かれて落ちています。
飛び散った水の飛沫が太陽の光に当たって輝くことから命名されました。 -
下流から。
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迎賓彩池
上の方には飛瀑流輝が見えます。 -
ゆっくり景色や花を見ていたいですが、ハイキングの時間配分が分からないのであんまりのんびりしていてもいけないような・・・。
だんだん足早になりました。 -
もうそろそろ出口近くでしょう。
時間が気になりました。 -
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黄龍のハイキングもいよいよ終わりになります。
集合時間は17時30分でしたが、ギリギリ17時20分に戻りました。
5人ほど遅れて戻って来られたのでバスの出発は17時45分になりました。
これからバスで1時間半走り、今日の宿泊先の主川寺に戻ります。 -
18時50分にバスが止まりました。
前にもズラリとバスが止まっています。
どうも土砂崩れで道をふさいでいるようです。
今から土砂を移動するとしても時間がかかりそうです。
また、のり面にも岩がゴツゴツしているので、その岩がころげ落ちる心配があります。
無事にホテルに着くのだろうかと皆心配していました。
最悪の場合はバスの中で世を明かすのではと思ったり・・・。
しばらく立ち往生をしていたら、頭が痛くなって来たのでバスから降りて外の空気を吸いました。
後ろにもズラリとバスが並んでいます。私の所からは現場が見えるけれど、後ろの方の人は何事か分からないので心配だったでしょうね。
土砂崩れ現場を見てみようと思ったら先頭に止まっている車が動き出しました。
置いて行かれてはいけないので大急ぎでバスに戻りました。
45分の立ち往生だけですんで良かったです。 -
土砂崩れの場所
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岩がゴロゴロしています。
土砂も結構な量です。
無事にここを通り過ぎあと30分でホテルです。
途中他のバスがドンドン追い越して行きます。
今から飛行機に乗る人達だろうと言う事でした。
飛行機に乗る場合は何があっても良いように早めの行動が必要ですね。
ホテルには20時過ぎに着きました。
遅めの夕食になりました。
夕食が終わると21時過ぎていました。
私のテーブルは早く食べ終えていましたが、他のテーブルでは話が盛り上がっていました。
店員さんが早く片づけて帰りたい様子が伝わってきました。
お開きになって部屋に入りました。
明日は今日通った、雪宝頂峠周囲にてフラワーハイキングです。
道は大丈夫なのかしらね。
ちょっと不安です。
今日もふくらはぎが痛いです。
湿布を貼ってみましたが、それでも痛いです。
それではお休みなさい。
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この旅行記へのコメント (1)
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- Tongさん 2010/08/05 23:50:11
- 参考になりました
- 明後日2010.8.7に行く予定ですが、大変参考になりました。木道コースを行きます。
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