弾丸香港／インターコンチのスイートでパーティだ！

2010/05 - 2010/05

パーティをしに、弾丸で香港へ行っちゃえ、えい！と出かけてきました。
香港は知人の間でとっても評判が良いので、えらい期待して行ったのですが・・・
パーティ参加者、異口同音、呟いた。「・・・すべてにおいて横浜の勝ち」
うーん香港ファンの方、ごめんなさい。（怒らないでね）
しかしおっかしいなぁ。参加者みんな東京在住ですが、趣味嗜好も年代も可処分財産も（笑）、バラバラ。
なのに誰一人、香港の良さを発見できないまま帰着。
みなで首を捻るばかりでした。いったいなぜ？？？
でも、弾丸ができる近さはやっぱりナイスだし、コンチのスイートは良かったので、それを中心にご紹介します！
（辛口になってしまったので、香港ファンのみなさまはスルーして下さいませね）

エリア 香港(香港)

香港の空港は、以前モーリシャスに行く時にトランジットで立ち寄ったことがあるのですが、やっぱり広くて良いですね。
特筆すべきはキャセイのビジネスラウンジ。あれは極上でした。今回はアメックスのラウンジに寄ってみましたが、キャセイの方が断然良かったですね。

空港にキャビア・バーがあるってのが粋です。
しかし、キャビアをつまみにワインをチョイ飲みするなんて芸当、日本人にはなかなかできませんです。

空港からの景色。この時点で既に、２０代女子の「川崎？（重工業地帯）」という声が囁かれ・・・・
（でも、写真のような高層アパートは日本にないスタイルで面白かったです）

九龍。やっとイメージ通りの街並みが。
インターコンチにチェックイン後、男人街、女人街まで歩いてみました。最初は面白そうな気配だったのですが、どこまでいっても同じ街並み、似たような店が続く。（しかも思ったより地味なんだなこれが）
台湾に行ったことがある女子は、台湾の方が屋台街など熱気があって面白いと言っておりました。
飲茶やマンゴープリン屋が横浜中華街並みに・・・というか、その何十倍の凄さで軒を連ねているんだろうと思っていただけに、みなで「飲茶屋はどこ？」「広東料理屋は？」とキョロキョロしてしまいました。

夜市は「なんじゃこりゃ」作品がいっぱい。
笑いで何か買おうと思っていたのですが、それさえ触手が動かず。
とっきどき点在する、この写真のような店の雰囲気は好き。

この辺りは屋台がチョイいい感じ。

疲れたので足マッサージを受けたら、安くてうまくて怪しくて、良かった。で、気をよくして男人街でもう１回受けたら、なんとエロマッサージ屋でした。
衝撃的すぎて、詳しくは書けません。
見た目は普通のマッサージ屋だったのに・・・女性客は断ろうよ！（怒）
お店の人が超ミニの若づくりな女性ばっかりだったし、お客がみんなサムハンキンポーだったし、入った時から妙な気配はしてたんですが。
ま、面白い経験でしたハイ。

香港通に教えてもらって行った「金山海鮮酒店」。
ここは面白かった。

小さな食堂の前には、海鮮ウヨウヨの水槽。
生けす料理店は何度も行ったことがありますが、魚屋もどきのこのアバウトさはお初！

シャコ、マッドクラブ、ホタテ、エビ・・・
あれやこれや指さし選んで、適当に料理してもらう。

巨大シャコをその場でメッタ斬り！
いい！いい感じですよ〜。このザックリさ、これぞ香港。（こんな感じの店がいっぱいあると思ってたのですよ。でも実際には、教えてもらわなかったら出会えなかったタイプのお店でした）

味は・・・これまたザックリしたお味。シャコがおいしくて驚きましたが、あとの海鮮は、味より雰囲気を愉しもう！という感じかな。鳩も食べましたが、東京で食べるジビエ料理の鳩と違い、「レバー」そのものでした。

しかし料理を出す人も、えらい大雑把。皿をガチャガチャ鳴らしながら出すのは、実はそれがマナーだったりするのでしょうか。何にせよそれが愉快。
地元の人しかいないし、ウーロン茶のＣＭみたいな賑やかさで、この店は「当たり」でした。

九龍で１番のナイトバー街（ナッツフォードテラス）へ。
でも、７、８軒、オープンテラスのバーが軒を連ねているだけでした。終わるのも案外早い。
香港島のバー街の方が雰囲気があって良いらしいです。

で、いよいよコンチのお話。
コンチは風水的に香港で１番いい場所にあるらしい。
リノベーションを終え、きれいになったとはいえ、やはり建物の構造そのものは古し。外観もしょっぱいですが、エントランスホールの天井がこれだけ低いホテルも最近見かけない。
でも、場所は海の目の前で、確かに香港１かもしれません。
（写真はスイートのウォークインクローゼット。クローゼットというより、鏡台や椅子もある、小さなお部屋）

このテラススイートは、上から３番目のカテゴリーですが、十分な広さ！
１番大きいスイートは、５ベッドルームとドデカいプールを備える、巨大スイート（凄すぎ）。そちらは富豪に年間契約されていて、見学することはできず。

写真正面が入り口。スイート専用フロアがあるわけではなく、普通のフロアの奥にあっさりとある。

リビングダイニング。
この写真のイメージより、実際はもっと広いです。

ウェルカムフルーツ。

窓の向こうに香港島。

ウェルカムシャンパンとチョコ。

ウェルカムフラワー。アレンジメントが素敵。

水回りはちょい古い。

リビング続きのベッドルーム。ここ、広くて最高！
リュクスです、快適です。

奥に見えるのが、バスルーム。

手前にガラス張りのシャワーブース。
奥にダブルシンク＆セカンド・トイレ。

４、５人は入れるジャグジーバス。
でも、ジャクソンではない見慣れぬブランド。
そこが香港らしくて可愛い。

リビングのサイドボード。
この飲み物は無料だった。

あ、これこれ。これがクローゼット。
小窓からベッドルームが覗ける。

クローゼットの中からベッドを撮ると、こんな感じ。
ここにもテレビ。
欲しいな〜こんなクローゼット。

で、このスイートの売りが・・・・

このテラスの先にある・・・・

この景色！

＆この広い広い・・・・
（ちょっとタイルは古めかしいが）

数十人でパーティできちゃうくらい広い・・・・

この絶景テラスですがなっ！

このスペースに１０名用のテーブルを用意してもらい、夜、ビール片手にパーティしました。
東京のホテルと違って、１０名程度のパーティならＯＫだそうだ。（東京だとそのへん厳しく、大きいスイートを予約すると、「パーティしません」ていう誓約書にサインさせるホテルも多いので、ありがたい）

そしてデッキスペースには大勢で入れるジャグジーが。

これは最高に気持ちいい！

お台場のニッコーのスイートのジャグジーの方がお洒落かもしれないですが、あちらはフジテレビから丸見えですしね。
朝なんかサイコーです。

残念ながら雨模様で、対岸のシンフォニー・オブ・ライツの光も雨に滲んで。

ただね、ただね、天気にかかわらず、このレイザーショー、テレビや雑誌でみるイメージの「３割」と考えていった方がいい。香港島自体、百万ドルの夜景と評するより、むしろ「高層ビル群の後ろに山がある」ということの方がよっぽど凄いことだと思います。そういう意味での景色は、驚きであり、同時に素晴らしかった。

以上、コンチのスイート物語でした。

ちなみにこれは、コンチ内のレストランＮＯＢＵの個室。苦言ばかりですみませんが、これも一言いわせて！
ＮＯＢＵといえば、日本が誇るシェフ・ノブさんとロバート・デ・ニーロが共同経営する名だたるレストラン。南青山にあった一軒家レストランは、日本にいながらニューヨーク気分を味わえる大好きなお店でした。なのに、なのに、この香港店、マズい！！！
これってどういうこと？ノブさんお得意の創作性もなく、アメリカで食べる日本食の味でした。
あ、でも、コンチの朝食ビュッフェはよかったです。種類も豊富ですが、特筆したいのはハチミツ。本物のハチの巣から滴り落ちるハチミツが食べられるというのは、演出的にも美容効果的にも感激しました。

こちらは対面にあるペニンシュラホテル。
外観は、雑誌でよく見かけるイメージほど趣があるわけではない。でも、中はレトロな雰囲気が漂い、素敵。

これは有名なペニンシュラのアフタヌーンティ。
しかし、通路を埋め尽くす行列に、すかさず撤収。並んでいるのは７割日本人でした。

香港なのに中華料理に飢え、「とにかくうまい中華が食べたい！」と、無難にここの広東料理レストランへ。
ホテルメイドではありますが普通においしい中華を食し、ちょっと気持ちが落ち着く。
しかしこんないい店でも、食器はカチャカチャ鳴らして出していたので、やっぱりそれがマナーですかね？

山水画風の美しい景色をラストに・・・・

しかし、ぬう。香港おいしいって評判なのに、おいしい香港にまったく出会えなかったのは、不運としかいいようがないのか。
中国の杭州で食べた中華があまりにおいしかったので、期待が大きかった分、かなりショックでした。
買い物も一体・・・コンチにシャンハイ・タン（でしたっけ？）が入っていたので、それが１番チャイニーズ・プリティだったかな。
香港島に行った面々も、ジャッキー映画風情は少し味わえたようですが、首かしげて帰ってきたしなぁ。
今のところ、リベンジする気はないのですが、きっと見所が間違っていたのだと信じよう。（了）

この旅行記へのコメント （3）

• nakamasananiwaさん 2010/11/01 18:20:17

  ♪

  
  
  Wao!
  
  今晩は♪
  
  そんでも大勢なら楽しそうですね

  ヴィータさん からの返信 2010/11/01 20:33:10

  RE: ♪

  書き込みありがとうございます。
  
  ティオマン島、興味ありありです。
  気楽に旅を愉しむ風情、いいですね〜。
  ライブ感と詩情感ある旅便り、拝読させて頂きました。
  
  ではでは、またほかの旅も読ませて頂きますー。

  nakamasananiwaさん からの返信 2010/11/02 01:58:23

  RE: ♪

  
  そういうふうにゆうてもらうと、おっちゃんとっても嬉しいです♪
  
  ティオマンならすずかさんがジャパマラリポートＵｐされてましたよー
  
  ただもうシーズンオフなので２月末からですね
  
  ほなまた