2010/05/29 - 2010/06/01
5877位(同エリア10502件中)
ヒデールさん
Merizoで自分とこで獲れたフルーツを売ってるグアム在住55年の日本人のおばちゃんがオレらに向かって言った。
「南はいいだろ〜 のんびりしてて」
「グアムに来て南へ来ない奴らはアホだよ!」
うん、確かにオレもそう思うよ おばちゃん。
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目的地のイナラハンに向け4号線を走ってるとグアムにしてはそこそこ大きめの川があった。
しかも川の両サイドには熱帯の木々が生い茂る南国特有の景観。
車を近くに止め川っぺりまで行ってみる。 -
んん...? 一瞬何かと思ったら大量の椰子の実。
上流から流れ着いたかい?
このあと車に乗って川沿いの道を奥へと入っていくとすぐに船着場があった。
そうかぁ、ここってアドベンチャーリバークルーズの乗り場なんだ。
てことはこの川、タロフォフォ川かぁ。 -
タロフォフォ川が注ぎ込むタロフォフォ湾は沖合いにリーフが少ないため波が直接浜辺まで打ち寄せるグアムじゃ割と珍しい場所。
砂の色がリティディアンとは真逆の真っ黒な砂だ。 -
グアムの青空の下 Sergio Mendes を聴きながら再び4号線を南下すると、とある民家の庭にカラバオがいた。
車から降りて近付いてみるけど微動だにしない。
ずいぶんと大人しいんだね〜
近くに落っこってたヤツの糞の大きさにはちょっと笑えたけど。 -
午後4:15. イナラハンに到着。
チーフ・ガダオ像の隣にある駐車場に車を停めるとビーチの方からピクニック帰りと思われる男女5人の地元民がやって来た。
「ハッファデイ! ハッファタッタマヌーハオ?」
ここぞとばかりに覚えたてのチャモロ語で挨拶するオレ。
彼らは「えー? どうして君はチャモロ語を話せるんだい?」 と返してきた。もちろん英語で。
「インターネットを見て勉強したのさ」 なんて会話から親しくなり一緒に記念撮影。
ジュースまでもらって スィゼゥース マアスィ! (ありがとう!) -
イナラハンは村一帯が歴史保護区に指定されていてスペイン統治時代の名残をあちこちで感じることが出来る。
この建物は4号線沿いに建つバプティスト教会の残骸。
ただ保護してる割には草ボーボー
朽ち果て感 否めず。 -
そんなバプティスト教会の隣にあるのがチーフ・ガダオの像。
でもこの人、何した人かな? -
裏手にあるビーチへ出てみる。
ここも砂が黒いんだぁ。 -
いったん車に乗りすぐ近くの St.ヨセフ教会へ。
2年前に見た時の印象は結構大きかった St.ヨセフ教会も2度目はそうでもないなあ。
... ん? 前回来た時は中へ入れたのに今日は鍵がかかってて入れないや。 -
教会から村の中心部へと繋がる道はどうも車は一方通行みたく入れない感じ。
なので車から降りてちょいと村を散策する。 -
この辺りも歴史保護区だけど保護してるのは古民家じゃなくブーゲンビリアだったりする(笑)。
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最近イナラハンでは老朽化が進むこの地区を壁画を通して復活させようという "壁画プロジェクト" なるものが始まったそうで、通りに佇む何軒かの空き家の玄関や窓にはベニヤ板の上から描かれた壁画が飾られてあり道行く人の目を楽しませるのに一役かっている。
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壁画は飾られた家屋にそれぞれ住人が居て生活していた頃の日常風景が描かれてるんだって。
なのでここは昔、村の郵便局だったってこと。
色彩感覚といい人々の素朴な表情といい なんか和むね。 -
それにしても村の割には人がいないねぇ。
まぁ この辺りは空き家が多いからだろうけど。
の〜んび〜りした気分でイナラハンを後にする。 -
午後4:56. ベアロックに到着。
ていっても滞在は20秒ほど。
再び出発! -
4号線を10分ほど走った所で車を止める。
大体この辺りがグアムの最南部。
この辺の海ってどんな感じやろ?
そう思いビーチへ出てみると...
ありゃ〜 完全に干し上がってるよ。
そりゃ ちびっこの遊び場にはいいよな。 -
干潟の先に浮かぶココス島。
-
木陰で小便を済ませ車へと戻る。
-
再び4号線を西へ向かって走ると Merizo の入口辺りで ある小さい川を渡る。
するとその川の岸辺にマングローブが見えた。
ここかあー マングローブポイントはー!
ややオーバーランをするもすぐにターンをし川の傍に車を止める。 -
なかなか立派なマングローブ林じゃん。
早速探索開始! -
マングローブのある所にとんとんみー (マッドスキッパー) あり。
けっこうな数いるぞぉ。 -
岩陰からボス登場。
でかっ!! -
タコの足のように広がったたくさんのマングローブの呼吸根は複雑な形状であるため、小さな魚や小さな生き物たちにとっては外敵から身を守ってくれる格好の住み家になっている。
確かに大きな生き物は入り込めないよな。
あとはこの辺りシオマネキじゃない小さな蟹がやたらといる。 -
マングローブは他の植物に比べ二酸化炭素の吸収量が多く酸素をたくさん作ってくれる素晴らしい植物なのです。
ちょっと陰になってて見辛いけど (写真)、川の両サイド 突端部分までマングローブびっちり。
なのでここらは酸素がいっぱい! -
しかしこの林の中、絶対何かいるなぁ?
さっきからガサガサ音してるし...
オオトカゲかな? -
さっきとは違うポイントでマッドスキッパーウォッチングを楽しんでたらそのうち近所のガキんちょどもが犬を連れて現れた。
犬に水浴びさせるのはいいけど扱い方がちと荒い。 -
午後5:53. グアムの自然に触れちょっと童心に戻った気分で再出発。
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4号線をしばらく走ると通りの右側に小さな屋台を発見。
フルーツスタンドっぽいけど誰もいないな〜
車から降りて近づいていくと通りの先からひとりのおばさんが現れた。
おばさんはオレの顔を見るなり 「どれも美味しいよ、あんた日本人だね」 、いきなし日本語だ。
つーかそれもそのはずおばさんも日本人だった。
海外に来てまで日本人と逢うのは好みじゃないけど現地在住となれば話しは別だ。 -
色々あるフルーツの中からまずはマンゴーを...
といきたいとこだけど甘味が強い物は後回し、最初はスターフルーツから。
カブリ、 うん、 すげージューシー
爽やかな風味の中にもほんのりとした甘味。
清涼感があってウマい。
お次はお待ちかねマンゴーの番、
ガブリ、 う〜ん甘くてウマっ! 手も口の周りもぐちょぐちょにしながらツレと一緒にその場で一心不乱にマンゴーを頬張る。
「おばちゃん、食べカスどこ捨てればいい?」 て聞いたら 「その辺に捨てときナ」 だって。
いいね〜 この南の島のゆるさ。
更にはおばちゃんお手製のバナナクッキーと名前忘れた南国のフルーツと珍しさのあまり食べまくる。 -
と そこへご主人らしき人が現れたんで すかさずオレは「ハッファデイ、ハッファタッタマヌーハオ?」とチャモロ語で挨拶。
そしたら 「やだよ〜 チャモロ語なんか喋っちゃってよ〜」 とおばちゃんに返される。
どうもここの夫婦にはオレのナンチャッテチャモロ語はウケが悪い。
そんな事よりご主人は上半身裸で しかも裸足の半裸族。
いいね〜 この開放感、南国はこうでなくちゃ。
そんなご主人と一緒に記念のピース! -
ツレがおばちゃんと喋ってる間 オレはご主人に誘われ庭へと移動。
そこにはたくさんのスターフルーツが実ってた。
へえ〜 こんなふうに木に生るんだ。 初めて見た。 -
おばちゃんは言った、「南はいいよ のんびりしてて、グアムに来て南へ来ない奴らはアホだよ。」
更には 「この時期にグアムへ来てマンゴー食べない奴もアホだよ」
これは江戸っ子ノリのおばちゃん流の歓迎の言葉とオレは受け取った。
写真はおばちゃんが自慢げに見せてくれた庭に咲いてた南国の花 "ロストラタ"
ここんちの夫婦が作るフルーツと同じで色鮮やかだ。 -
ふたりでマンゴー6個にスターフルーツ3個、バナナクッキー1パックに名前不明のフルーツ2個でたったの$4.
おまけにご主人からお土産にとスターフルーツ3個とマンゴー2個、おばちゃんからは幾つかの南国の花を頂いた。
「スィゼゥース マアスィ」 てお礼を言ったらそれはこっちのセリフだとご主人。
グアムに来て南へ来ない奴はホントにアホかもね。 -
午後6:38. Merizo の港に車を止め沈み行く夕陽を眺める。
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Guam is beautiful!
目が合った駐車場係のおじさんにそう言い親指を立てて車へ戻る。 -
オレンジ色に染まるグアムの夕焼けを左手にチラ見しながら4号線を北上。
BGMは松田聖子の1st 「SQUALL」 から小野リサの 「マイベスト」 ヘチェンジ。
ボサノバを聴きながらグアムの夕暮れをドライブなんてオレ的には至福の時間。 -
ウマタックまで来ると この橋があるから分かるんだよね。
-
午後7:47. ハガニアの夜景ポイント 「フォート・アプガン」 に到着...
が、 閉まってんじゃーん!
夜景ポイントのくせに晩の7時に閉まるってアリぃ?
なんか今日はこんなのばっか。 -
こうなりゃ塀によじ登ってでも夜景見るぞぉ。
しかし林が邪魔で少ししか見えん。
ちょいヘコむ。 ホテル戻ろう。
そう思い車を走らせホテルの前へ、「あれ? どこから曲がる? やべ 通り過ぎた」
じゃあここを左折してどこかでUターンを... なんて思ってたら後ろからガンガン車が来るし、ターン出来そうな場所もなく...
「なんだよホテルに帰れねーじゃん!」
そこで教訓、 夜は見通しが悪くなるので (日本よりも明らかに街灯が少ない) 判断が遅れがち。
かと言ってゆっくり走ろうにも周りが飛ばしてるんで (夜は普通のスピードでも速く感じる) なかなかそれも出来ず、おまけに道もよく知らないから結構大変。
なので夜間のレンタカー運転は必要最低限にとどめた方が無難だと思います。 -
ホテルへ戻ると不慣れな夜道の運転疲れに空腹感が重なりちょいイライラ。
そんな時に事件が起きた。
「ちょっとー 水溢れてきたよー!」
ツレの声がするトイレの方へ行ってみると洗面所にトイレの水が押し寄せてくるじゃないかー!
直ぐにホテルのフロントへ行き部屋の変更を申し出るも 「今晩は満室です、直ぐにトイレを修理しますから」 という対応。
普通の水ならそれでも構わんけどトイレの水じゃ気持ち悪くて居られないっしょ。
今度は旅行代理店に連絡をすると代理店の強みかホテル側が無いと言ってた部屋が1ルーム出てきた。
ただその回答まで1時間弱。それも急かして。
その間連絡待ちなので当然めしも食べに行けずシャワーも浴びれず、フラストレーションは溜まりまくり。
代理店の対応の遅さにはちょっとキレましたね。 -
午後10:25. 晩めしを食べに車を出すがこんな時間だと開いてる店も極わずか。
そんな中アカンタモールの向かいにある中華屋 「龍興」 が店の照明が点いてたから入ったものの既に閉店。
仕方なく隣のベトナム料理屋 「ホアマイ?」 に入る。
客はオレらを入れて5組ほど。 日本人もいる
テーブル席に座り普通に英語でオーダー。
しかし、この店 量が普通じゃなかった。 -
フォー入り牛肉スープを頼んだらスープと共に生のもやしと生のレタスが付いてきた。 しかも大量。
一瞬オーダーミスかと思ったがそうじゃない。
店員曰くスープにトッピングするんだとか...
生でっせえええ? 鍋と勘違いしてない?
トライはしてみたが (写真) 美味いはずがない。
スープ自体の味は悪くないが牛肉にフォーに生野菜と、具のほとんどが実にまずい! -
程なくしてサイドメニューのつもりで頼んだ春巻きがきた。
ワオっ でかい、太い、しかも5個。
そこにはまたまた もやし&レタス、そしてフォーまでも...
どんな春巻きやねん!
ここは誰もが "つっこむ" とこだろう。
すると店員曰く、春巻きはレタスに巻いて食べるんだという。
じゃあ もやしは? フォーは?? -
写真じゃわかりにくいがツレがオーダーした炒飯も半端じゃないサイズ。
結局3品とも半分残して終了。
ようわからん店やね。 -
ホテルに戻りチェンジしてもらった626の部屋に入りシャワーを浴び就寝。
さすがに今日はちょっと疲れた。
でも良かったこの部屋 壁から音聞こえてこないし...
しかーし!
夜中の3時頃だったか...
ガチャガチャ...
ドアの辺りで音がする。
起きてのぞき窓からそっと外の様子を窺うとスーツケース2個を持った男がひとり立ってる。
オレはピンときた。
当初この部屋は深夜便で着いた彼が泊る予定だったんだと。
てことは彼は704の汚い部屋かあ。 ちょっと気の毒。
その後すぐに眠りに就いたが朝6時に今度は電話が鳴る。
モーニングコールなんか頼んでないぞぉ!
なかなか熟睡出来ないホテルだよ。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ゆういちろうさん 2014/06/09 18:24:39
- ご無沙汰しております
- ヒデールさん、こんばんは。
ご無沙汰しておりますが、お元気にされてますか?
ヒデールさんの旅行記に紹介されている
タツエさんのご主人さんですが
先月の16日頃に亡くなられたそうです。
実は先月の18日にタツエさんのお店に行ったのですが
二日前に亡くなったとお話されていました。
タツエさんにはお子さんがいないので
甥姪達が自宅に沢山集まっていて
一生懸命お悔やみのお世話をしておりました。
最期はかなり痩せこけてしまって
とても可哀想だったの事でした。
裸足で生活をしていて
結構お茶目な所もあったご主人でしたよねぇ・・・。
合掌・・・。
ゆういちろう
- ヒデールさん からの返信 2014/06/09 21:13:34
- RE: ご無沙汰しております
- こんばんは ゆういちろうさん。
こちらこそご無沙汰しております。
そうでしたか...
これは貴重なお知らせをありがとうございます。
4年前にご主人にお会いした時も何か病気を患ってるようなことを言ってたような記憶があります。
格好はラフでしたが言葉少ない中にも優しさがあってジェントルマンな印象が残ってます。
ご冥福を祈りたいと思います。
今度ゆっくり ゆういちろうさんの旅行記を拝見させてもらいますね。
-
- ゆういちろうさん 2010/06/24 17:45:02
- おかえりなさいませ
- ヒデールさん、こんにちは!
やっぱりグアムに行ったんですねぇ。いいな♪
細かいトラブルが多かった旅行だったみたいですが
でもさすがヒデールさん。濃ゆい旅をしてますなぁ。
『グアム』って言葉を表紙に載せなかったら
フィリピンかどこかの東南アジアの旅行記かと思ってしまいますよ(笑)
ところでこのフルーツスタンドのおばちゃんって
タツエさんっていう方ですか?
俺もグアムに行く前にこの方の情報は得ていて
このフルーツスタンドを見落とさないように
気をつけて運転していたのですが
結局見落としてしまったんですよね・・・。
それにしても「グアムに来て南へ来ない奴らはアホだよ!」って
ホントに名言だね(笑)
仰る通りでございます。
ゆういちろう
- ヒデールさん からの返信 2010/06/26 00:44:15
- RE: おかえりなさいませ
- ゆういちろうさん、こんばんは!
こっちにも書き込んでもらってありがとうございます!!
2度目のグアムも色々あったけど楽しく充実した日々を過ごすことが出来ましたよー
とりわけ南部はマイペースで周ったのでツレはついて来れなかったようです(笑)。
それでフルーツスタンドのおばちゃんですが...
すいませ〜ん、名前聞くの忘れてましたあ。
でも確かに4号線沿いにちょこんと屋台があるだけで、他 特に周りに目印もなく見落しがちかもしれないですね。
まぁ そんな飾りっ気も商売っ気もない素朴そのものの雰囲気が南部のいいとこですが...
最後に旅行記のタイトルにご賛同頂きましてありがとうございます!
わからない方にはわからないと思いますので。
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