1995/03/30 - 1995/03/30
75位(同エリア98件中)
北風さん
エローラから150km程離れた所に、似たような(と、言うと失礼だが・・)仏教石窟群があった。
うーん、エローラであそこまで歩き回って、正直、石窟寺院はおなか一杯なのだが・・・
多分、そう思うのは俺だけではないのだろう。
ガイドブックには、「エローラの石窟のレリーフに比べ、アジャンターは壁画が有名」と説明が加えられていた。
どうもエローラはヒンドゥー教色が強かったが、アジャンターは仏教系らしい。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
-
旅日記
『病み上がり』
何千年もの間、デカン高原を焼き尽くしてきた太陽が、異常に重く頭上にのしかかる。
先程、久々に市場に食糧を買いに出かけた時は、ついに道端でへばってしまった。
よほど、ひどい顔色だったのだろうか?
乞食の子供までが心配してビスケットをくれた。
俺は、4日前エローラから帰ってきてすぐ、高熱を出してホテルでダウンしてしまった。
溜まりにたまった旅の疲れと、久々の内陸部の猛暑にやられたのかもしれない。
ベッドに倒れこんだ途端、熱は、見る見るうちに38度を越えて、脳みそのレッド・ゾーンを目指して駆け上がっていった。
インドで体調が万全な事など、奇跡に近い事なので、病院に行く前に様子を見ることにしたのだが、熱で身動きが取れなくなるまでそうそう時間はかからなかった。
マラリア?日射病?赤痢?いろんな病名が頭に浮かぶ。
できる事は、水と手持ちの抗生物質の薬を飲む事だけだった。
熱が37度にまで落ちるのに、今日までかかった。
ラッキーな事に生きている。
ただし、顔色は、このままガンガーに流されてもおかしくない気がする。 -
8世紀に入ってから1000年もの間歴史上から消えていた「アジャンター」は、馬蹄形にカーブを描く川の崖にひっそりとうずくまっていた。
確かに、ここだと言われなければ、現在でも忘れて通り過ぎそうな気がする。 -
仏教僧達の修行の場として使用されていたとの事。
南北を結ぶ交易路の近くで食料や物資調達に便利でなおかつ静かな所としてこの場所が選ばれたらしい。
・・・と、言うと、早く言えば人里離れた修道院みたいなものだろうか? -
エローラは室内にレリーフが多かったが、アジャンターは多くの壁面にレリーフが彫られていた。
-
玄関の作りはこちらの方が手が込んでいるような・・・
-
室内の柱には、今も古代インド壁画が浮かび上がっていた。
-
オリジナルに近いほど色彩が残っている箇所も。
-
当時どうやってこれだけの色を作れたのだろう?
-
美しい!
この壁画の仏陀?は立体的な陰影まで表現されていた。 -
室内の造りも、非常に手の込んだ空間配置と壁面レリーフが施されている。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
10