2010/06/13 - 2010/06/13
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akkiy363672さん
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四万(しま)温泉へ行く途中に、川端康成の小説「雪国」の舞台となった『越後湯沢』へ立ち寄ってみた。
車での通過で、あわただしい訪問だったが、駅構内では「駒子」の等身大人形にも対面できて、「雪国」の世界をちょっと振り返ってみた。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
-
午前6時、自宅を出発。
伊勢道〜東名阪〜東海環状〜中央道〜長野道と乗り継いでのドライブである。
← 東海環状へ入ってしばらく、ハイウエイオアシスで休憩したのが午前7時…。
7時30分、さらに北を目指す。 -
午前10時20分、関越道との分岐まで来た。
目的の四万温泉(群馬県)へ行くには、ここから関越道へ入るのが近いのだが、越後湯沢へ回ってみようという章くんの希望で、そのまま長野道を直進した。 -
長野道を豊田飯山で下りて、国道17号を北上、飯山市内で292号へ左折してから15分…。
新潟県との県境に近い山の中に、そば処「かじか亭」がある。
ここまでそばを食べに来るとは、何というエネルギーかと驚くが、駐車場で三重県ナンバーを見つけてまた驚いた! -
← そばがき
そば粉に少量の湯を注いで、素早くかき混ぜる。団子を作るわけだ。
かき混ぜるのが遅いと、「ダマ」ができてしまう。章くんのスピードは遅いと見たか、おばさん、章くんから箸を奪ってかき混ぜてくれた。
-
← 名物「笹ずし」
大笹の上に、酢飯と山菜が乗っている。ここまで来て食べると、ありがたい感じがするのかな。 -
蕎麦を味わうならば、何といっても「ざる」。
香りも、咽越しも、初めて信州そばにかぶりついたときの感動を超えるものでなかったのは、車内でウエハースをバリバリ食べてきたせいだろうか。 -
国道117号に戻って、さらに北へ…。
-
併走する「千曲川」…。
間もなく、新潟県に入ると、「信濃川」と名前を変る。 -
午後0時50分、十日町市へ入る。
市域内に流れる信濃川と渋海川水系沿いに水田が広がり米作が盛ん。
また、隣接する小千谷市と並んで、織物や着物の日本有数の産地としても知られている。
-
十日町市の周囲は山に囲まれ、冬には2mから3mの積雪がある。
豪雪地帯らしく、家屋の屋根の形が違う。
国道353号へ右折し、群馬県へ…。 -
← 十二峠トンネル
よく整備された、すこぶる快適なトンネルだ。
トンネルを過ぎてから、石打への下りは豪快…。
360度以上のヘアピンを含めむ厳しいカーブが続く。 -
石打で国道17号を右折すると、ほどなく「ようこそ越後湯沢へ」の看板が見えた。
小説「雪国」の舞台が新潟県湯沢町であるとは、物語の中には書かれていないが、この小説は1935年から『文藝春秋』『改造』などに分載が始まっていて、川端康成は湯沢の「高半旅館」に1934年(昭和9年)秋より11937年まで逗留している。
その時に出会ったのが駒子のモデルとなる芸者の松栄であったとされている。湯沢町歴史民俗資料館に、松栄が住んでいた部屋を再現した「駒子の部屋」がある。
川端が滞在した高半旅館の建物は建替えられているが、雪国を執筆したという「かすみの間」が保存されている。 -
小説『雪国』は、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。」という書き出しで始まる。
この「国境」とは、かつての令制国である上野国(群馬県)と越後国(新潟県)の境という意味である。
日本国内における旧令制国の境界の読み方は一般に「くにざかい」であるが、「こっきょう」と読まれることも多く、『雪国』における「国境」読み方には議論がある。 -
「越後湯沢駅」の東口…。JR上越線・上越新幹線・ほくほく線が乗り入れている。
-
丘陵地の東斜面に駅舎があるため、東口側は橋上駅舎で、改札口へはエスカレータで2回へ上がる。
新幹線ホーム下の西口は2階建ての高架駅になっている。 -
← 東改札口の横には、等身大の駒子人形が立っていた。
国境の「長いトンネル」というのは、上越線の清水トンネルで、はじめに列車が止まった「信号所」は土樽信号場(現、土樽駅)と思われる。
なお『雪国』の冒頭部分をテレビなどで取り上げる際、よく蒸気機関車に牽引された列車の映像が一緒に出されることがあるが、上越線の該当区間は長大トンネルの煙害対策のために初めから直流電化で開業し、列車は電気機関車牽引であった。
清水トンネルがある湯檜曽駅〜土樽駅間を複線化するにあたり新清水トンネルが切削され、1967年より下り線用として供用を開始したため、旧来の清水トンネルは上り線用となった。
そのため現在、川端が執筆した当時の清水トンネルを抜けて「雪国」を訪れることはできない。 -
← 駅ビル「CoCoLo湯沢」内には、土産品店、レストランなどが並んでいる。
その他、日本酒をテーマにしたアミューズメント施設「ぽんしゅ館」がある。
このぽんしゅ館内には入浴施設「酒風呂 湯の沢」があり、越後湯沢温泉の源泉に日本酒を加えた「酒風呂」で知られている。入浴料はレンタルタオル込みで800円。) -
駅構内に「苗場スキー場」のパノラマ写真があった。鉄道が走っていない苗場へは、ここ越後湯沢駅からバスで向かう(約50分)。
苗場は、スキー場としては日本一の来場者を誇る。東京から近い上、湯沢地区のなかでも一番の標高差があることや、苗場プリンスホテルのステイタス性の高さなどから、人気が高い。
ピーク時は年間380万人の来場者数を誇った。スキーブームが下火になった現在は1/3程度となっているが、それでも単一のスキー場の来場者数としては1位である。
1975年にはアルペンスキー・ワールドカップが、この苗場スキー場で開催されたことがある。 -
← ホテルニューオータニ 越後越後
「翡翠スーパージャグジー風呂をはじめ、大浴場に露天風呂、檜の貸切風呂など、湯沢の湯をたっぷりとお楽しみください」とある。
ここのほか、収容客数の多い宿泊施設がひしめいている。スキーってすごいなぁ…と、スキーに縁のない章くんは思う。 -
← 三国峠トンネル
三国峠は越後と江戸を最短距離で結ぶ三国街道の一部として整備されていたが、冬期の積雪、雪崩、夏場の集中豪雨による土砂災害など難所であった。
昭和になり国道17号(三国トンネル)の開通により一気に物流の大動脈となるが、その後の関越自動車道の開通により交通量は減少した。
ただし、燃料や一部の薬品などの危険物を搭載した車輌は関越トンネルの通行が禁止されているため、現在でもこの峠を経由している。
現在、三国トンネルの老朽化などに伴って新三国トンネルの建設が計画されている。
ここを抜ければ群馬県…、目指す「四万温泉」は間もなくである。
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