1995/03/11 - 1995/03/15
30位(同エリア33件中)
北風さん
1995年3月11日、スリランカ経由でインド再入国!
再入国地は、インド最南端の街「カニャークマリ」。
インド通に言わせると、「南インドは普通の人が住んでいる」らしい。
俺のインドのシンボル、あれほど見飽きたガンガー(ガンジス川)は既に遠く彼方に!
現在、ガタピシきしむスリランカ航空の銀翼の下には、青く荒々しいインド洋が広がっている。
さぁ、普通の人に会いに南インドに上陸!
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
-
1995年3月11日、スリランカ経由でインド再入国!
-
< KANYAKUMARI(カニャ−クマリ)>
インド最南端のこの街は、インド洋、アラビア海、ベンガル湾の境界線にもなっていた。
スリランカからの国際線も乗り入れる程の街なのだが、どこにも国際的な街並みは見当たらなかった。
街外れに広がるインド洋とその海岸に並ぶ無数の木をくり貫いただけのカヌーを見る限り、この地を街と呼ぶより、女神クマーリーに由来する聖地と言った方が似合いそうだった。 -
カニャ−クマリは、ヒンドゥー教の聖地とされるだけあり、岬の突端に浮かぶ岩の上には、小さな祠が祭られていた。
-
夕暮れ時、人々は海へ向かう。
そして、沖に浮かぶ祠に向かって、たくさんの信者が浜辺で沐浴を始めた。
・・・ちょっと、海水浴に見えなくもない。 -
さて、南国といえばリゾート!
(2日前にスリランカのリゾートビーチから旅立ったばかりだが・・)
南インドで一番美しいと言われる「KOVALAM BEACH(コバラン・ビーチ)」は、ここからバスですぐのトリバンドラムという村にあるらしかった。 -
<TRIVANDRUM(トリバンドラム)>
インドのオンボロバスがガタゴトと田舎道を進んだ先に、ひっそりと静まり返った村が見えてきた。
えっ?
ここがリゾート?
玄関から珍しい東洋人を覗き見ていた女の子に、「コバラン・ビーチ?」と尋ねると、「オフコース!」とかわいく答えられた。 -
学校の終わりの時間だろうか?
小学生ぐらいの子供達が道に溢れてきた。
そう言えば、南インドに来てから子供からも大人からもお金をねだれらた事がない。
これだけ子供が学校に通っているという事は、教育水準も高いんだろうなぁ。
本当に南インドは普通の人が暮らしていた。 -
ビーチを目指して、村をさまよっていると、空き地で「これでもか!」というほど、ココナッツを並べていた。
どうやら、ココナッツ・オイルをとっているらしい。 -
ものすごい数だ。
つまり、これだけの数のココナッツを割った人間もいるという事だ。
南インドの人間は、北インドの人間の数倍働いている。
南インドのケララ州は、インドでもお金持ちの州らしい。
その理由があちこちに見え隠れしている気がする。 -
やっと、潮の匂いがしてきた。
村はずれの丘に登ると・・・
岬にそびえる玉ねぎ屋根の寺院を背に、少女がゴミだらけの丘で祈りを捧げていた。
ん?
玉ねぎ屋根?
もしかして、この村はモスリム? -
ビーチに降りると、先ほどの寺院の全貌が明らかになった。
確かにイスラム寺院だ。
目と鼻の先に、ヒンドゥーの聖地カニャークマリがあるのに、この街は、モスリム・タウンらしい。 -
とうとう、コバラン・ビーチに到着!
バナナの葉で作った日よけが点在している白い砂浜、白い波しぶきが弾ける海、まさにビーチ・リゾートだった。
ん?
白い波しぶき?
目の前で何人かの大人のインド人が頭から波に巻かれているのだが・・・
このビーチは、普通の海水浴をするには波が強過ぎないか?
波打ち際ではインド人が日がな一日、波と遊んでいる。
そして残りのインド人は日陰でぐったり。
つまり、どこでもインドの男は働かない。 -
ビーチを取り囲む様に扇形に広がる無数のリゾート・ホテルから民宿の中で、バリ島の安宿みたいなバンガローを探し出した。
インドでリゾート?と胡散臭げに立ち寄ったコバラン・ビーチだったが、これは居心地いいぞ! -
早朝、浜辺は、たくさんの人々で賑わっていた。
ちょうど漁師が漁から帰ってきたらしい。
あの人だかりは市場が開かれているのだろうか? -
浜辺を歩いていると、漁師が船を陸揚げしていた。
一人が俺のほうを見て、ヒンドゥー語で何か叫んでいる。
どうも、人数が足りないから手伝えと言っているらしい。
スリランカ以来、船の陸揚げばかりやっている気がするのだが・・・
それにしても重い!
漁師の掛け声で、やっと、陸揚げが終わった。
皆、それぞれの家に帰っていく。
・・・インド人は、「ありがとう」と言う言葉を知らない。 -
朝の柔らかい陽ざしの中、優雅にチャイなぞ飲んでいると、頭にものすごい魚を載せたおじちゃんがやって来た。
あれは、「カジキマグロ」と呼ばれる魚ではないだろうか? -
さっきの朝市で仕入れたらしいが、一体何キロあるんだろう?
-
数分後、今度は両脇に1m程の鮫を抱えたおばちゃんが登場した。
今晩のおかずにするらしい。
ビーチ沿いのこのベンチに座っているだけで、そこら辺のSF映画を観るより、おもろい光景が展開していく。
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