2010/05/28 - 2010/05/28
4580位(同エリア6044件中)
もろずみさん
奈良歩きの基本の「き」は何と言っても奈良公園。
東大寺、春日大社、興福寺と世界遺産がずらりと勢揃い。
ここだけは毎回外せません。
特に東大寺は魅力的なスポットが点在しています。
大仏ばかりが東大寺ではありません。
一歩足を踏み入れれば国宝・重文のオンパレード。
その奥の深さにただただ驚くばかり。
『おほてら の には の はたほこ さよ ふけて
ぬひ の ほとけ に つゆ ぞ おき に ける』(会津八一)
- 交通手段
- 私鉄
-
昼下がりの奈良公園。
休日じゃないのにこんなに人がいるなんて!
以前、冬場に来たときは鹿しかいませんでした。 -
今回は天気に恵まれました。
もっとも、朝の奈良は10℃を下回るという季節はずれの寒さでしたが、徐々に気温も上昇。
若草山も初夏らしく青々としています。 -
さて、南大門で巨大仁王像を見上げます。
運慶一派の作と伝えられる巨大な像は、阿吽逆に配置され、しかも向かい合っています。
そのため門内で見上げることになるので、一層大きさが強調されます。
そこにふわりと風が吹き抜けて行きます。
奈良の風は何故これほど心地よいのでしょう。 -
日曜日の銀座通りに負けないほどの人。
修学旅行シーズンに加えて、平城遷都1300年の効果ということでしょうか?
と思ったら大仏殿の前だけでした。 -
これは落ち着かないなと思ったので、さっさと道を外れます。
東大寺は大仏殿だけじゃない。 -
石段の上に三月堂が見えてきました。
奈良公園内には絵になる道がいくつかありますが、ここもその一つ。
ほらね。大仏殿以外は普段の静けさ。 -
仏像好きの集う人気ナンバーワンの三月堂(法華堂)は、ただ今拝観休止中。
あと10日早く来ていれば中に入れたのに・・・。
薄暗い土間床の堂内に、不空羂索観音や日光・月光菩薩をはじめ16体の仏像がずらりと並んでいました。
御仏の息づかいが聞こえてくるような不思議な空間を作っていました。
改修しても元のようにはならないみたいです。 -
三月堂がダメなら四月堂があります。
こちらはあまり立ち寄る人もいませんが、驚くほど立派な千手観音が待っています。 -
そして舞台造りの二月堂。
旧暦の二月にお水取り(修二会)が行われることからの命名です。 -
御本尊の十一面観音は絶対秘仏で拝することはできません。
このお堂は御仏と対峙する場所ではないのです。 -
その代わりに奈良随一の絶景を見ることができます。
ベンチが2つ置いてあり、そこで風を感じつつ景色を眺めるわけ。
小一時間はぼーっとしていられる贅沢なリラクゼーション・スポットです。 -
お水取りの時に籠松明を持って上がってくる階段。
すぐ下にある閼伽井屋の若狭井からお香水を汲み取って、御本尊に供することからお水取りと呼ばれます。
残念ながら見たことがないので、いつの日か来たいものです。 -
下りた所から大仏裏参道へと続いています。
よくここでスケッチしている人がいますが、今日はいないようですね。 -
絵になる道の2つ目は、裏参道から二月堂を見上げたこの構図。
奈良に来たなぁと思う場所です。 -
真っ直ぐ行くと池があります。
大仏池と呼ばれる池で、ここから見た大仏殿の大屋根がまた絶品。
それにしても静かで境内の雑踏が嘘のよう。 -
この辺りに光明皇后の歌碑があったはず。
クイズラリーの途中で鹿と戯れる小学生たちに気をとられて写真を撮るのを忘れました。
『わが背子とふたり見ませばいくばくか
此の降る雪のうれしからまし』
あ、季節は冬か。 -
絵になる道の3つ目は戒壇院の北側の土塀の道。
昔から全く変わっていない土塀の朽ち具合。
そのようなメンテをしているのだろうか?
四天王に会いに行くにはこの道以外は考えられません。 -
戒壇堂は鑑真和上が聖武天皇や光明皇后に授戒したところです。
当時は現在の場所ではなかったようですが・・・。
空海や最澄も東大寺で受戒したという由緒の正しき戒壇です。 -
堂内には多宝塔があり、四隅に四天王が守っています。
この四天王がまた絶品。
特に遠くを見る目の広目天のが人気の仏像です。
庭にセンダンの木が花をつけていたのも印象的。 -
一回りして大仏殿に戻ってきました。
閉門まであと少しなので、いくらか人は減ってきたよう。
何度も見ている盧舎邦仏はまた今度にしましょう。 -
これでも東大寺の半分くらいが残ってしまいました。
奈良を訪れるたびに寄るので続きは次回。
大仏は観てないけど、会津八一の歌で余韻に浸ります。
『おほらかに もろて の ゆび を ひらかせて
おほき ほとけ は あまたらしたり』 -
俊乗堂の特別公開など観るべきところはまだまだありますが、午後からだと拝観時間に間に合いません。
二月堂でのんびりし過ぎたからかな?(^^; -
奈良公園はさらに広くて見所満載。
春日大社から飛火野へと散策できるし、一日で全部回ることは到底不可能。
来るたびに少しずつ開拓することです。 -
忘れがちですが(?)興福寺もあります。
大仏殿とともに奈良のシンボルとなっている五重塔。
最近は阿修羅人気で新宝物殿は凄いことになっているそうです。
阿修羅との再会は空いている時でいいや・・・と思うから忘れがちなんだな。(^^; -
猿沢池で興福寺五重塔を見ながら休憩。
さて、日暮れまでどうしようか?
おや?釆女まつりの竜頭船が浮かんでます。
これも平城遷都1300年祭のイベントの一つみたいです。 -
金曜日だからか奈良博が夜間開館の日でした。
タイムリーに「大遣唐使展」開催中。
唐から将来した仏像もたくさんあって、今日一日で拝した仏像は数え切れないほどになりました。
今日も一日奈良を堪能しました!
日暮れとともに奈良町に沈んだことは言うまでもありません。(^^;
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