2010/05/29 - 2010/05/29
34位(同エリア261件中)
Weiwojingさん
- WeiwojingさんTOP
- 旅行記996冊
- クチコミ137件
- Q&A回答106件
- 2,125,397アクセス
- フォロワー194人
福州では5・6月は毎日雨ばかり降っていて、あまり外出する気にはなりません。この時期は雨季にあたるそうです。5月の終わりにやつと晴れ間をのぞかせる時があり、これ幸いと、久しぶりに近辺へ散歩に出かけました。
この日はたまたま葬式の行列に出遭いました。亡くなられた方の写真を輿にのせ、その前後を爆竹を鳴らしたり、賑やかな楽隊の音楽が続くなど、日本のしめやかなお葬式とはずいぶん違います。
このカバーの画像は散歩の途中で見つけた墓地ですが、ただ墓地と言ってもたくさんの墓かがあるだけで、墓地としてきちんと整備されているわけではありません。南方で見かける墓は中国のその他の土地で見かけるものとかなり異なっています。それらは馬蹄形をしていて、かなり大きいです。費用もかなりかかるものと思われます。
PR
-
街を歩いていたら、急にブラスバンドの鳴らず音楽と爆竹の音が聞こえてきました。それとともに何十人もの人々が行列を作って歩いてきました。何かと思いしばらくその行列を見ていると、それは葬式の行列でした。参列者は皆一様に腰に赤い布を巻いています。
-
行列の最後に2人の男の人が爆竹を鳴らしながら、歩いてきました。爆竹の音ってけっこうすごいですね。道を歩いている人はみんな耳を押さえています。
-
爆竹を鳴らしている人自身が何だか怖そうな様子ですね。ずいぶん及び腰です。
-
ここからの写真は別な時に目にした葬列の様子です。参列者がそろって墓地に向かっています。
-
家族を始め親類、友人そして地域の人々など大勢の人々が参列しています。
-
中央に輿のようなものが見えますが、その中に亡くなられた方の遺影が納められています。
-
-
ブラスバンドの楽隊が葬列を盛り上げています。この人たちはみなこの日のために雇われたのでしょう。
-
この男性は歩きながら、爆竹を鳴らしています。
-
爆竹を鳴らしているので、あたり一面煙がたちこめています。
-
ある時住んでいる近くの裏山(近くといってもかなり歩きますが)にある墓地の近辺を散歩していました。何やら賑やかな音がするので、その方に歩いて行くと、葬式が行われていました。これから見ていただくものは今まで見ていただいた写真とは違うものです。
-
-
-
墓の前で燃やしているのは「紙銭」というものです。亡くなられた方があの世で困らないようにと、たくさん燃やすそうです。
-
今まで葬儀の列に参加していた人たちはみな腰に赤い布を巻いていましたが、この画像に写っている別の葬儀の人たちは赤ではなく白い布を首に付けています。どんな違いがあるのでしょうか。
-
近くにいる人に写真を撮らせていただいてもいいだろうかと尋ねると、写真の右の方に青いシャツを着て首に白い布を巻いた女性が日本語で、話しかけてきました。
こんなところで日本語を耳するるとは、驚きました。流暢な日本語とは言えませんが、よくわかる話し方で、亡くなられた方のことや中国式葬式のやり方など教えてくれました。
彼女のおかげでたくさん写真を撮ることができました。周囲の人たちは私が日本人だとわかると、福州で何をしているのかとか、中国語は分かるのかなど盛んに質問してきました。こんなところでささやかな交流のひと時を持つことができ、興味深かかったです。 -
中国式の葬儀ではよく花輪を飾ります。ただ、日本の場合は白黒の花輪しかありませんが、こちらでは色とりどりの花輪が多いです。
-
-
赤い布に包まれた、亡くなられた方の遺影が飾られています。
-
墓の上に立てられた、この3本の飾りは何なんでしょうか。これはもしかして爆竹(または花火)でしょうか。
-
周りには他にもたくさん墓があります。どれも大きくて、立派です。
-
この墓は建造中のようです。
-
付近には大きく、立派な墓だけでなく、このような石碑だけの、小さなものもひっそりと建っています。
-
池の前の斜面にはかなりの数の墓が並んでいます。どれも馬蹄形の、大きくて、立派な墓ばかりです。
-
墓地のすぐそばにこんなきれいな花が咲いていました。何という名前か分かりません。墓地の静かな雰囲気を象徴しているような気がします。
今回いくつかの葬列や墓地での人々の様子など見ることができましたが、亡くなられた方を悼むという点では中国も日本も変わらない、ただやり方が違うだけだと実感することができました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- まりんさん 2010/06/05 11:47:34
- 興味深いですね〜
- 初めまして、まりんと申します!
珍しい旅行記を見せていただきました(^v^)
参列してる人々の服装も中国の人らしく色が派手ですし、楽隊がいるなんて・・・日本とは大分違いますね。
しかし、参列者の表情はしんみりとしてますね。(あたりまえですが)
お墓の立派なのは驚きです。
石碑だけのお墓や、土を盛っただけのお墓は見たこと有りますが、この地方はみんなこんなに立派なのですね。
- Weiwojingさん からの返信 2010/06/05 14:43:30
- RE: 興味深いですね〜
- まりんさん、こんにちは。
書き込みまたこれまでも何度か私の旅行記を見ていただき、ありがとうございます。コメントが完成する前にいち早く見ていただきました。
中国の葬式は派手で、賑やかです。
必ず楽隊が音楽を鳴らしながら墓地まで向かいます。今回は墓地の近くを散歩していましたので、墓地での様子も見ることができました。
中国式の弔いはお墓の前で紙銭を燃やします。これは亡くなられた人があの世でもお金に困らないようにするためだそうです。私のブログの中でもその写真は出ています。
この地方ではお墓は大きくて、立派なのが多いですが、でもこのようなものはお金がかかりますので、石碑だけのものや土を盛っただけのものもいくつか見かけました。
参列者はさすがみんなしんみりしていますが、お墓の前ではみんな食べたり、飲んだりしていて、賑やかな面もありました。
まだ全部コメントが入っていませんので、後日また見ていただければ嬉しいです。
ありがとうございました。
Tamegai
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
福州(中国) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
25