2009年の旅　３６　愛知・小原村～四季咲桜へ～

2009/11/20 - 2009/11/20

　念願の四季咲き桜の里へ軽くドライブしてきた。ずっと行きたかった所だったので満足だが、父を誘いづらくて一人で出かけたのが心苦しかった。
　一人父を残してのドライブだったのだが、もう癌の末期でボケも始まり、人工肛門からオムツまで私ではどうにもならなくて外に出たい外に出たいと言われながらどうにもならないのをよそに逃避してしまった感もあった。
　ただ、かなり強行軍だったので父には耐えられないものだった事も確かで、これはジレンマでもあった。
　走行距離はなんと400キロ近くも走った。まともに高速を使って山道をカットしたが、意外に遠い所だった。

エリア 豊田(愛知)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

　紅葉と桜を同時に楽しめる里があると知ったのは2年程前の事。そんな所あるのだろうか？と不思議に思ったが、写真展を見て本当にある事を知って驚いた事がある。
　それ以来ずっとその里を訪ねて回りたくて機会を伺っていた。場所も突き止め、なんと身近な所ではないか！
　お隣のちょっとした愛知の奥三河、香嵐渓でも有名な近くにある小原村という所がどうやら有名らしかった。よし、行こう！
そう思ってお昼になって決めた。
　昼の12時になって家を出た。父にちょっと出かけてくると言い、一気に小原村を目指したのだ。浜松から山コースが最短だと思ったが、多少大回りでも高速を使ったほうが良いと考えてあえて蒲郡までバイパスを走ってそこから高速に乗る。
　高速は思ったより交通量も多くてペースも遅く、更に渋滞までとはいかないまでもノロノロ区間があった。豊田から名前は忘れたがJCから別の高速道に入った。こちらは快適！名古屋も道路事情はものすごく変わった。地名から道路までめまぐるしく変わるので最近はまったく地図も買わず、おかげで全く地理がわからなくなった。ま、何とかならなくなったらまた買ってドライブと言う日も近いだろう。
　家から丁度2時間で浜名湖の潮見バイパス道の駅まで来た。ここで最初の休憩だった。景色もいいし、足湯まである。物産市や食堂も充実していて意外によかった。平日でも人がいる。私は例外だが、休む人も案外いるようだ。
　遠州灘を眺めながら快適なドライブもここで終わり。ここまで無料だし便利になったものだ。
ここから蒲郡まで2車線の国1を走った。トラック時代が懐かしい。ほんの少しであったが。
　分かってはいたが、さすがに凄い車で参った。疲れたので早々に音羽蒲郡から高速に入った。
　あとは休憩を1回挟んで小原村へ。田舎道ののどかな風景が広がり、いい気分だった。結局片道約200キロ！約4時間だった。道も整備されていてビックリ！
反対車線はかなり混んでいたので帰りがキツそう。
　着いたのはもう4時をはるかに回っていた。夕暮れも近づき、足早にお花見。時間も遅かったし有料Pも無料になっていて車も少なかったのが救いだった。
　

　四季咲き桜についての説明があった。貴重なんだなぁ〜と感心して読んだ。
　関東や東海だけというのが面白い。本当かどうかは分からないが。

　紅葉と桜のコラボ！ふくざつ〜♪

　花はどちらかというと梅っぽい。でも華やかさは確かに桜っぽい。

　紅葉と桜の花

　紅葉はこれから見頃という感じだった。

　小原村にはあちこちに桜の里がある。今回はポイントを押さえた限定的なもの。でも見れて本当によかった。

　桜を眺めながら周辺を散歩する

　ちょうど桜祭りの真っ最中だった。この時期がいいのだろう。

　モミジの紅葉とイチョウ、桜の覗き見。

　桜とイチョウの黄葉。不思議な気分

　祭り会場から場所を変えて川見広場という所に行ってみた。見事な桜並木だった。ここが一番よさそう。
　いろんな場所があるので1日かけて散歩して楽しむのが良いのだろう。車は基本的に有料Pだ。渋滞もスゴイ！日も暮れてそのまま高速に乗り、浜松で降りてひたすらバイパスで帰る。夜8時、無事帰宅。今週の紅葉狩りが楽しみだねと語りながら家族で父を囲む。

〜END〜