2010/05/02 - 2010/05/02
107位(同エリア216件中)
ゴリさん
マニアな旅2日目。
いよいよ遺跡めぐりの本番モード。計画では、西安からすぐに五丈原に向かうつもりだったが、昨晩、劉邦関連の本を読んでいると西安にある漢の王朝跡に行きたくなった。そこに行ってから、五丈原に向かう。
【全行程】
①関空⇒上海・浦東⇒西安
②西安⇒眉県⇒五丈原⇒宝鶏⇒
③⇒陽平関⇒漢中
④漢中⇔勉県
⑤漢中⇒西安⇒上海
⑥上海⇒関空
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ホテルを8時に出発。ほんとはもっと早く起きようと思ったが、起きれず。ホテル前からタクシーを拾う。
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鉄格子タクシー。この運ちゃんは、とてもいい人だった。何も言わず、たんたんと仕事をこなす感じ。
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西安らしく城壁(北門)を抜けて、漢の故城へ向かう。今の街は唐(618-907年)の時代にあった場所だが、漢(紀元前206-紀元後8年)の時代は今より西北のほうにあったのだ。
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地図で見る限り近くに見えるのだが、タクシーで20分ほど走ったところでようやく到着。こんな門もある。
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中国らしい風景だ。
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さんざん迷ったものの、このあたり一帯がすべて漢の故城だったようだ。発掘調査をしている場所でおりる。
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碑がたってる。この裏にあるのが重要な遺跡なので建物まで作っている。ただ、この写真を撮った後、管理人の若いおにいちゃんに、写真ダメ!といわれた。ということで、建物のなかは撮影できず。残念。
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建物の左手に発掘されている場所があったのでまわってみる。このあたり一帯でいくつもの建物があったようだ。
項羽に勝利し、400年間続く漢王朝を作った劉邦。このあたりで、勝利の宴会を行ったのであろうか。 -
行ってよかった!と思いながら西安駅へ。帰りは30分で帰ることができた。タクシーの運ちゃんにチップ込みで少し多めにお金を渡す。
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こっちがバス駅。「汽車駅」はバス駅という意味だ。
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11時発の眉県行きバスに乗る。超満員だ。
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予想どおりの3時間で到着。途中、客をひろったりおろしたりで、トロトロ運転のバス。休憩もないのでかなり疲れる。
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眉県バス駅前の風景。パイナップルを売ってるが、欲しい衝動を抑える。水でおなかをこわすかもしれないからだ。しばし休憩。
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眉県からバスで移動しようと思っていたが、まったく時間がなさそうだ。遺跡をいくつか周りたいのでタクシーに乗る。
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まずは古葫芦谷遺址へ。ここは蜀の諸葛亮と魏の司馬懿が戦った場所。諸葛亮が司馬懿を谷に追い込み、火攻めにしてもう少しで司馬懿を炎に包むことができたが、突然大雨が降ってきて司馬懿が助かったと言われている場所だ。写っている木はそのとき燃えたもの。
この場所がほんとかどうかわからんが、谷でもなく、当時の状況を回想できにくい場所ではあった。 -
横は廟になっていて、こんな碑もあった。司馬懿が逃げている様子が描かれている。
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そして五丈原に向かう。台地になっているので、かなりの山道を上っていく。
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諸葛亮の廟近くから見た景色。結構高い。
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これが入り口。
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諸葛亮ゆかりの地には必ずある椅子。晩年こんな椅子に座って指揮をとっていたのだ。当然ながら座ると金取られる。
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そして金ピカの諸葛亮。顔はなんかイメージが違う。
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衣冠塚もある。体は漢中に埋葬されているが、ここには衣装だけが埋葬されたのだ。
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とにかく見どころが多い廟なので、周るのに1時間かかった。
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五丈原の廟を後にして、今度はほんとに亡くなったところに行く。
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運ちゃん、道がわからなかったようで、五丈原の廟にいたおばちゃんを捕まえて道案内してもらってる。
この運ちゃんだが、携帯の着信音が軍隊の行進曲のような音でびびった。元軍人かもしれないが、とにかく寡黙に着実にお客さんの要望にこたえるタイプ。乗ってて安心する。 -
そして五丈原の廟から約30分ほど走ったあたりに豁落城があった。左に見える丘のようなものが城跡だ。漢中方面から出兵し、ここで諸葛亮は城をつくり司馬懿と対峙した。しかし、病状が悪化し、この場所で亡くなったのだ。まさに巨星堕つ。
麦畑の向こうは谷だ。 -
その谷がこんな感じ。足を踏み外したら、かなり下まで落ちそうだった。
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こっちが漢中方面。諸葛亮が亡くなり、兵を引き上げて蜀の国に帰って行ったのだ。
諸葛亮が亡くなったのを悟り、司馬懿は攻撃をしかける。しかし、生前に準備させていた諸葛亮の人形に司馬懿はビビり、撤退してしまった。後でわかった司馬懿は地団駄踏んで悔しがった。これぞ「死せる孔明(諸葛亮)、生ける仲達(司馬懿)を走らす」の故事ができた場所。
どんな思いで蜀軍は帰っていったのだろうか。そして、この先にある漢中に明日行くのだ。楽しみ♪ -
そして五丈原から下りてふもとに行く。大きな井戸があるが、これが諸葛泉。五丈原で駐屯していた蜀軍の水の補給地と言われている。
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下からみた景色。
汚い水ではあるが、近所のおばちゃんたちが、この横で必死で洗濯していた。もちろん、ごしごしと手洗い。 -
大満足で眉県に帰り、そしてそこから宝鶏に向かう。西安とは逆方向だ。寝てたのでほとんど覚えていないが、このバスは高速を使ってかなり速かった。1時間15分で到着。
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宝鶏駅。ここから電車で漢中に向かう。秦嶺山脈を越えるので、7時間ほどかかる。夜中の0時42分にここを出発し、翌朝7時45分に陽平関に着く。ただ、寝台列車などではなく、普通の席しかないので、つらいだろうな。
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時間があったので、駅前のデパートに入ってるケンタッキーで時間を潰す。
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かなり衰弱していたが、食べると体力も回復した。
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これが切符。
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駅に行くと、パネルタッチで案内があった。
この電車は、西安から宝鶏までを1時間30分ほどで結ぶ新幹線型の特急。形は完全に新幹線だが、中国で開発した!と言いきっている類のものだろう。 -
改札が開いた!
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みんないっせいに電車に乗り込む。
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あちゃーーー、最悪の席。前にいるおばちゃん、お尻を向けて寝てる。こんな席でゆっくりと寝れるのだろうか、いや、寝れまい。そう思いながら、うとうととするのであった。明日体力持つかな・・・。
~③につづく~
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この旅行記へのコメント (4)
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- カメちゃんさん 2011/09/18 16:07:33
- いい旅をしてますね!(^^)!
- ゴリさん こんにちは
きょうは、ゴリさんのこちらのお話を聞かせていただきました。
史実の場所がこんなところだったのかという発見と感慨がありますね!!
あの頃の英雄たちが、どんなところを駆け巡ったのか?
本や話だけでは分からないですけど、
ゴリさんのお話とお写真はそこのところを実物で見せて下さるので、
とっても面白くて、グイグイと引き込まれてしまいました。
これから、ゴリさんのところで勉強させていただきますね。
中国の歴史のことは全く知らないんですけど、最近の世情を見ておりますと
中国史を避けては通れないような気がしてきました。
でも、ちょっと見るだけでも中国って面白いですね。
また後半も勉強しに来ますね(^_^)v
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いしますね。
カメちゃん
- ゴリさん からの返信 2011/09/18 21:20:06
- RE: いい旅をしてますね!(^^)!
- カメちゃんさん、書き込みありがとうございます!
中国でも三国志が好きで、そのあと、項羽と劉邦を中心に、史記の世界にはまってしまいました。
史跡めぐりをしているなかでは、この遺跡はイメージどおりだったとか、ここは違うな〜など、感じながら、毎回中国を旅しています。
最近の中国はほんと変わってきました。
少し前なら移動するのが大変だったのですが、いまでは高速道路ができ、新幹線ができ、短時間で移動できるようになったので助かります。
限りある日数で、いろんな遺跡を回れるようになりました。
ところで、別にホームページも作ってまして、トップページがこれです。
http://gorigori31.nobu-naga.net/
そして三国志史跡の訪問先がこちら。
http://gorigori31.nobu-naga.net/page048.html
項羽と劉邦関連がこちらです。
http://gorigori31.nobu-naga.net/page148.html
こっちのほうがわかりやすいかもしれませんので、よろしければご覧ください。
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- スーポンドイツさん 2010/05/21 16:47:20
- 五丈原
- ゴリさん、なかなか行けそうにないところをご案内くださって有難うございます。
五丈原、この響きだけでも悲しくなります。父は孔明と命日が同じです。
豁落城、こんな断崖なら司馬懿も攻められない・・。麦が綺麗に育って、人々は昔のままの生活を続けている感じがします。
古葫芦谷遺址
>写っている木はそのとき燃えたもの。
まさか〜〜でも中国ならありそう〜
>当然ながら座ると金取られる。
ひぇ〜
孔明というと、どうしても唐国強という素敵な俳優を思い浮かべます。
キンピカではちょっとイメージ狂いますが(笑)
中国旅行は体力が要りそうですね。
すーぽん
- ゴリさん からの返信 2010/05/21 20:36:20
- RE: 五丈原
- すーぽんさん、書き込みありがとうございます!
> ゴリさん、なかなか行けそうにないところをご案内くださって有難うございます。
確かに普通のツアーでは行かないでしょうね・・・。
私も昔から行きたかった場所ですし、三国志マニアでは五丈原は3大聖地ですので、行っておかねばならなかったのです!
> 五丈原、この響きだけでも悲しくなります。父は孔明と命日が同じです。
秋風がしみる季節ですね。
> 豁落城、こんな断崖なら司馬懿も攻められない・・。麦が綺麗に育って、人々は昔のままの生活を続けている感じがします。
まさにそのとおりと感じました。いい場所に拠点を作ったし、司馬懿も後で陣形を見て感嘆したそうですし。
> 古葫芦谷遺址
> >写っている木はそのとき燃えたもの。
> まさか〜〜でも中国ならありそう〜
はい、たぶんでっちあげです。
ですが、それを信じながら感動するのが、鉄則なのです。
> 孔明というと、どうしても唐国強という素敵な俳優を思い浮かべます。
> キンピカではちょっとイメージ狂いますが(笑)
私のなかでは金城武のイメージです(笑)。
この後アップする予定の漢中の孔明像をお楽しみに!
って、あまり期待させてもいけませんが。
> 中国旅行は体力が要りそうですね。
普通のツアーなら楽だと思いますよ。
いつも苦行を行っているようです。
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