練馬の材木屋半島縦断記後編

2010/05/01 - 2010/05/05

東大Ｑ駅でセマウル号からＫＴＸに乗り換えて
ソウルにむかう韓国縦断旅行記後編です。
後編は、ソウルから江原道旌善郡のレ−ルバイクを
漕ぎにゆき、翌日は大統領官邸の青瓦台のうらにある、
北岳山城郭ハイキングコ−スを歩き、旧韓屋街の
散歩をします。

エリア ソウル(韓国)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー

「冷えたよ、そろそろ始めるよ」
5人でじっくり味わう「校洞法酒」
「何に似ているといえない独自の味」
「アルコ−ル度数16度、日本酒なら
それなりにアルコ−ルのの辛さとか[きつさ]
とか
感じるものだが、それはなくまったり濃厚で」
「とろっとしていて、他に何と表現するのだろ」
「うまいには違いないが、仰天するほどでもない」

ＫＴＸの中で、そろそろソウルに到着
「何だって、この子が未来の韓国大統領だって」
「サイン貰っときな」

この子は最高裁長官だって、このおじさん
この手の年齢の子あやすの慣れている。

でも我々隣席の韓国人の年代の時は「プライド」として
（滅多にはないことだが、たとえお金があったとしても）
グリ−ン車には乗らなかった
まあ事情はあるのかもしれないが

ソウルに到着
「タクシ−でいこうや」
「だめなんだって、ホテルがチンケすぎて
名前言っても理解されず、乗車拒否されるのだって」
「地下鉄4号線9号線と乗り継いでゆこう」

これは隣の高名な「ナイヤガラ」ホテル
ここはタクシ-で連れてきてくれる。
恥ずかしいので泊まったホテルの画像は公開しない
宿泊料一泊あたりツイン￥6000だからしょうがない
ただしバスタブも冷蔵庫もセイフティボックスも
ついている、文句はない。

リバ−パ−クホテルのまん前「李朝」で豚カルビを焼く、ここでサンシャインコリアツア−の李潤炯さん
李東萬さんと挨拶と打合せ

嶺東高速道路を江原道にむかって進む、今日は朝のビ−ルはなし、我々やるときゃ-やるんだけんね
今日は5／4、朝7：15

ここはどこだ
わかるだろ-が
全くわからん
テッチャン何してるんだ
ルッセ−
あ-メンド−な連中だ
付き合ってられない

「トイレの中まで写真とる
神経がわからん」
といわないでね

ここは高速道路のＳＡです、「ポチ」とか「タマ」とか「ヨハンセバスチャンバッハ」とかのペットは一時このゲ−ジに預けてレストランに入りましょう。

成り行き、ゆきがかりでこの白熊と今朝堂々と寝坊した二人に帽子合計20000Ｗ買わされた
「なんで高速道路のＳＡに帽子専門店や合鍵専門店がいるのだ」

エ−ト名前はわからない山の尖がった頂上から流れ出ている不思議な滝
よ-く御覧なさいな、テッペンから水が落ちてきてるこの不可思議

九切里駅に着いた、「あれあれ、このキリギリス
公然わいせつ罪だろが」「そばに寄らない方がいいぞ
その内Ｐの手入れがあって、機動隊にまきこまれるぞ」

私は4Ｔ会員になる前に、4Ｔ会員ZUさんのブログを偶然みつけ、「よしまねして、みにいってこよう」となったわけだが、まさか「予約入れてないと乗れません」とか、「小中学生の団体予約沢山はいってます」
「ヤミの切符入手ル−ト使います」「指一本つめて
下さい」とかの事態になっているとは思わなかった

黄色の次は青車、次は...最初の出発からもう25分たっている「キリギリスいいかげんに離れろって」これは廃列車を
2両かさねてあるレストラン

いくぞ-ついてこい-
追突なんぞしたら
承知しね-ぞ

松川のほとり完璧に整備されたレ−ルの上をほとんど
起伏もなくトンネルは3箇所あって

韓国では珍しく唐松の林などあって

途中本気出して漕いで前方の車をあおり
急停車して後ろの車をオドロかいてやって

この辺特有のお墓
「行深般若波羅密多心経、観自在....」
「もういいからなれないことするなって」

11：00九切里発アウラジゆき
急行列車のお通り
踏み切りで乗用車をとめる
この優越感

最終トンネル

アウラジ駅の方は淡水魚
さっきの「キリギリス」もこの魚も
レストランや喫茶店

さっき乗ったバイクを全部つなげてこのチビ列車でひっぱって元の九切里に戻ってきた。

白熊の背後は列車ホテル、「ちょっと待った、なんで
後ろの5人組の女の子撮らないの」「そ-だ小汚い白熊
なぞ撮ってる場合じゃないだろ」「こっちみてるから
撮影オ−ケ−だろがって」「ノロマめが-」
「光ちゃんもそんなところにいるなって」

昼食は旌善市中心部のＫＢＳの取材も受けたと自慢する、山菜ビビンパッ屋7人で7食追加3食ビ−ル10本合計
59000Ｗ安すぎでしょ、だってび-る＠3000Ｗで残りは
どういう計算になるの

後で追加請求されても払いにこれる様にお勘定計算したこのフィリピ−ナ（と思う）の写真撮っておく

次に向かったのが、寧越市郊外の六代朝鮮王ゆかりの地というか、韓国のオバチャンの涙をさそう
悲劇の地６代王「端宗」幽閉の場所に船でわたる。
そうだ地名は「清冷浦」だった

湾曲した清流と裏山の崖にはばまれた
配流地

端宗は叔父に王位を奪われ、更に17歳で
毒殺（あるいは服毒自殺を強要された）

李さんここのマッコリは絶品ということで
2本5000Ｗでご購入、とうもろこし製
甘味料添加なし、黄濁「うま-い」、清澄にして
濃厚「しまった３０００トンばかり買占めするのだった」清冷浦の土産物売り場の脇で宴会
全員に等分に注ぐようじっと監視、「それ多すぎる」「減らせこっちへつげ」

ソウルに戻ってきた18：40
ここも釜山も慶州も全くと言える程
軽トラも軽乗用も見ない韓国人は対抗意識が
強いのか、隣の人間に勝ちたがるのか、
見栄っ張りなのか

夕食は永登浦区の新宿歌舞伎町みたいなところで
クッパル、チョッパル、生牡蠣野菜包み（大きさと
季節から考え天然岩ガキだろね）ソジュ、メッチュ
とともに

どこかの馬の骨が豚の骨食っている

夜になれば、ここリバ−パ−クホテルのある江西区　塩倉洞あたりもすこしはみられるようになる。

そして今日の締めはカラオケ
写真は当たり障りのないものを掲載
全員が全部の写真共有してるのでお互い
の弱みと強みをもっている。

あけて5/5
９階レストランでこの旅始まって以来のコンビニ以外のまともな朝定食
まじめに金勘定することもあるのだ
時には会長をたてて中間ご報告
さすが命観自（何だか知らぬが変換してくれない）

やはり必需品の「ハイト」みえますか、ソジュも乗ってる

エレベ−タ−の中にも、メニュ−にも書いてあるでしょ、我々練馬の紳士はそっちの安物の11000Ｗの定食はだめなのよ
13000Ｗの方でなければ受け付けないのよ
それでなんで＠10000Ｗ×5人計5万Ｗの請求書もってくるのよ、税金サ−ビス料はどうしたのよ、「いいです」ってどうしてさ。
「えっ紳士ってどこにいますかって」
「目の前に今居るでしょ」
「あ−世話が焼ける」

翻訳機械ももちこんでいるのだが
使い方の堪能さに難点あって中学生なみの
英語の方がてっとり早い

今日は8：15出発で（こんな遅い出発は初めてだ）ジャンボタクシ−で安国駅交差点まで乗りつけて、景福宮脇から三清洞を歩いて

ここは憲法裁判所の敷地内、李さん受付で「チワッス」くらいで中にはいると、「白松」があった
赤松、黒松、唐松、おそまつ、ちょろまつ、は知っているけど、「白松」は始めて
それにしても「チワッス」で「憲法裁判所」に入ってしまって
いいものか

旧東亜日報前の喫茶店でトイレ休憩して
この辺喫茶店だらけ

三清公園の中高名な詩人の「何とかさん」にまとわりつく、低名な喫茶室のオ−ナ−ここで湧き出している「甘露水」を
ゴクリで

そろそろ山登りが始まる、もとは4Ｔ会員いとっちさんやユマサさんの旅行記からパクった今日の企画、彼らみたいに若くないし、毎日完全に二日酔いだし、最近歩いてないし、
大丈夫かね
「ゴチャゴチャ言ってるとおいてくぞ」
「待った、いったい幹事さまを置いてく
と言う事があるものか」

機銃を肩にかけた兵士やら、稜線の影からは、ぬっと大砲の砲身がでてたりして、観光気分と戦場気分の
両者が入り混じったところ、
それがなぜかは後述
階段右手上には監視小屋があって
キチンと機能している。

登ること20分で稜線に出て視界が開ける、今日は
ソウルも子供の日でお休み、小さな子もお年寄りも
わいわいがやがや

あ-いい気分だな-
まるで山登りしているみたいだ
オイオイみたい、ではなくこれは
山登りだろが

40年近く立ち入り禁止にしていた所なので
自然一杯でこれは何だっけ韓国の国鳥だっけ
調べとこう、多分「かささぎ」だろう

マルバウイ案内所で申請書記入し、パスポ−ト出して、日本語のもあるけど、李さんさっさとハングルの方を代書してくれて、許可カ−ドもらって、

城郭にそって進む、ここ粛靖門で全体の4分の1くらいかなこのあとも登って下ってを繰り返し

漸く最高地点がみえてきた「ウヘ−最後きつそうだな」

「まてまて記念撮影しよう」「止まって休もうっていう魂胆だな」「じゃ-そのままいくか」「いや景色を
眺めよう」「魂胆はおなじだろ-が」

ここがなが-い間立ち入り禁止の理由はこれです、1968年
北朝鮮の兵士が大統領殺害をはかってここまで侵入し
韓国軍と銃撃戦の末1人を除いて射殺、その時の銃弾の後がこの木にキズになって残っているのです。ちょっとわかり辛いかも
まあるいキズがいくつかあります。

頂上につきました9：30登山開始、今は11：15です
きつい登りでしたが、死ぬほどつらい南アルプス
北岳の草すべりの急登に比べれば何の事ありません

すみません私は浅はかでした、私が悪うございました
ここからとんでもない急降下でへっぴり腰になってます。4Ｔ会員いっとちさんはここで動画をとってますが
私には出来ません、ここでころんだら絶対下の人を
巻き込んで階段の最後あと３００段くらい転げ落ちるって。

尚この辺で振り返って写真をとっていた同行メンバ−の一人の1カット消去が求められましたが、その基準が
あいまいです、申請書には指定の場所以外の写真撮影
禁止とありますが、撮影ＯＫの指定場所の看板はなくなったのです。

右の塀の裏側はみられては困る軍事施設やっとここまでおりてきた、ひざがガクガク高笑いしている。
無事でよかった

彰義門案内所にカ−ドを返し、ここからタクシ−で大統領官邸横をすりぬけ、検問などされ、手打ちうどん屋をめざす

三清洞カルグクス、こしの強い手打ちうどん8000Ｗで海藻トコブシ入り海鮮麺、ドンドン酒
定番のビ−ル。一甕5000Ｗのドンドン酒は甘すぎた。

その後北村韓屋街の散歩、これは景福宮方面

ソウルは坂が多い街だ

仕事の話は忘れろって、そうだよ松だよ
ずっとそこに立っていろって「エ−トこれは八寸幅の
厚み１寸五分で」って
いつまでも言ってろって。

あれ-彼女達又会ったぞ
メ−ルアドレス貰えや撮った写真６カットあるぞ
送ってあげよう

その後ここは「雲峴宮」何代目かの王様の父君の私邸

廊下の床板の張り方は慶州もソウルも皆同じ様だった
床板の張り方日本と違う

いいかね、仲間の写真なんかとったって1銭にもならないからね、本格的に盗撮、盗み撮り、肖像権侵害をやろう、僕が探すからすぐバシャッとやってからそしらぬ顔でそっぽむいてくれ

次っと、あれ邪魔がはいった

いいかね撮れたかい
望遠レンズ使っているのだろ-ね

静かで落ち着いた建物だ
これでソウルの休日はおしまい

最後にホテルによって荷物受け取り
地下鉄で金浦空港へいって「まいご」を1人出して
穴の発券カウンタ−でド−ンと1964400Ｗの札束を渡し

ボ−ディングパスと引換
「右側の黄色のパ−カ−のお客さん
どいてくれ、肝心の被写体が全部
写らないだろが」

ここ「金浦空港」は出国手続きを済ませると、
免税店、清涼飲料水店のほか何もない
ビ−ルも水割りもなんにもありつけない
史上最悪欠陥低脳駄目空港である
この後、機内で「ビッビ−ルくだせ―すぐくだせ-」
干からびて死ぬところだった
そしてベジタブルカリ-日本風味などという
ものをあてがわれ
２時間の空中移動で羽田空港に戻ってきた
おしま-い

この旅行記へのコメント （1）

• nadeshiko28さん 2010/09/19 17:27:43

  楽しかったです〜♪

  練馬の材木屋さん
  
  今回もはまりました（楽）
  本当に楽しい旅行記　
  
  男性トイレって　あんな風になっているんですね
  はじめてでした　見るの；
  
  下りの階段も　思わず笑っちゃいました（笑）
  
  　　
  　　　なでしこ