雨季のウユニ塩湖を訪ねて（６）いよいよ塩湖へ！！

2010/02/14 - 2010/02/14

《５日目》
終日ウユニ塩湖を観光。
・塩の精製所
・インカワシ島
・塩湖を堪能♪

エリア ウユニ(ボリビア)

ホテル近くのコルチャニという村へ、塩の精製工場の
見学に行く。
工場と言っても小さな作業所、程度のもの。

雨季の塩は水分を多く含んでいて作業が大変なので
塩の精製は乾季しかやらないらしい。


←水分をとばす工程を再現してくれるおじさん。
　今は雨季なので、マネだけ。

ウユニの塩は、風でふわふわ舞い上がりそうな
さらさらパウダー状で、これを袋に詰めて出荷。
そのときの値段５０ｋｇで１ドル。

・・え？聞き間違い？
何度聞いても５０ｋｇで１ドルでした。
や、安すぎないか？
ボリビアの物価安がここまでとは・・

←これ全部で１ドルです。。安。。

そして、ついに、いよいよ、ようやく！
ウユニ塩湖へ向かいます！！

水がたまっているかどうかは、行ってみないとわからない。
たまっている所を探して走り回る予定だったが・・


ひゃっほーーー！！
水がたまってる、たまってるよぉーーー！！！
バンザイ！！
来た甲斐があったよぉーー！

みんな大喜びで、写真撮りまくりさ！
☆.｡.:*(嬉´Д`嬉).｡.:*☆

塩を運ぶトラック。

塩湖の中心に向かって、４ＷＤをぶっ飛ばします。

周りに対象物がないので、時速１００ｋｍや１２０ｋｍで
走っても、そんなにスピードが出ているように感じない。

途中、水が少なくなったあたりで、ドライバーさんが塩の
結晶を取ってくれた。
ところどころ地面に穴が開いていており、そこに手や棒を
突っ込んで結晶を掘り出す。

塩の結晶。
こんなのがゴロゴロ取れる。
持って帰ってどうすんだよぉ〜と思いながらも
嬉しくてついもらってしまう。

小さな塩の結晶が浮いているのを発見。
ウユニの塩水は非常に濃度が濃いので、塩がピラミッド状の結晶になるらしい。
これはまだ初期の段階。
美しい〜。
とても小さくて、とてももろいのだが、これも頑張って
持って帰ってきたぞ。

これも塩の結晶。

結晶のアップ。
黒い手袋をはめた人差し指の上に乗せたところ。
きれいなピラミッド型なのがわかるなー。
（手袋がちょっと毛羽立ってますが＾＾；）

ひとしきり結晶で遊んだ後は、中心部に向かって
また走り出す。

青と白のコントラストがすごい。
あまりに真っ白でまぶしいのでサングラス必須。
車の中でもサングラスをしろ、とドライバーさんに言われる。
いや〜〜本当に白い。

なんどか途中で止まっては撮影。
真っ白だからどこで撮っても同じなんだけどね。
でも何度でも何枚でも撮りたくなってしまう〜。

続いて、「インカワシ」という島へ向かう。

インカワシとは、古代インカ帝国時代の主要民族
ケチュア人の言葉で「インカの家」という意味。
上空から見ると魚の形をしているので、「魚の島」とも
言われている。

たくさんのサボテンが林立していて、ここもまた不思議な
風景なのだぁ。。

ここでランチです。
ドライバーさんが湖上にターフを張り、持参してきた
テーブル＆椅子を並べ、料理のセッティングしてくれる。

セッティング完了の記念撮影。

これが今日のランチです。
ビールもあるよ＾＾

でも「ドライバーさんには絶対ビールを渡さないように！」と
厳しく注意される。
渡されると飲んじゃうらしい・・

数年前にインカワシ近くで起きた日本人も亡くなった
交通事故の原因は飲酒運転ではないか、という説もあるらしい。
（悪徳ツアー会社はドライバーを酷使するので、疲れによる
居眠り運転という説もあり）

ここは湖の中心近くにあるので、雨季で水がたまりすぎるとたどり着けない。
（ウユニの観光は、雨が降り過ぎても、降らなさ過ぎて
もだめ、という微妙なバランスなんです）

今日は島の周囲には水がまったくないので余裕。
乾季ほどではないけど、亀甲模様も少し見えるくらい。

ランチの後は、インカワシ島に登ります。
散策道が整備されており、頂上まで登れるようになってるのだ。
といっても、ここも標高３７００ｍ。
ゆっくりのんびり歩かないと大変なことに・・！

インカワシを下山して、また湖上ドライブ。

青と白・・

この辺も水がほとんどなくて、亀甲模様が浮かび上がり
つつある。

途中、何度か虹を見る。
塩湖の上では雲は発生しないが（←現地ガイドさんに
よると。ホントかなぁ？）、湖の周囲では真っ黒な雨雲が
あちこちで発生しているのがわかる。
スコールが降っているのも見えた。

見渡す限りずーーーっと真っ白な世界。
（しつこい？）

どこまでも白・・・

塩の下からぶくぶくと水が湧き出てます。
これって、リチウムを含む水らしいですね〜
ウユニ塩湖のリチウム埋蔵量は世界の半分だとか。

有名な「プラヤ・ブランカ」。
唯一、塩湖の中に建っているホテル。

私は前を通りすぎただけ〜。
かなりハードなホテルらしいです。
景色は最高だけど・・私は湖畔のホテルでいいかな＾＾；

この旅行記へのコメント （4）

• jiuさん 2010/10/24 10:49:13

  ぜひベストな条件の時に訪れたい！

  ごんじさん、はじめまして。
  
  ウユニの写真拝見しました。水のある光景に出会えてよかったですね〜。
  雨季に行く
  からには期待もして旅立ったでしょうし。(^^)　おめでとうございます。
  
  青と白だけの世界がなんでこんなに綺麗なんでしょうね〜。
  地球の裏側の内陸の高原に行くには日数が必要なのでなかなか実現しませんが、いつか
  必ず１回は行ってみたい場所です。できれば、ごんじさんのようにベストな条件の時期に・・・。
  
  jiu

  ごんじさん からの返信 2010/10/24 23:47:16

  RE: ぜひベストな条件の時に訪れたい！

  jiuさん
  コメントありがとうございます！
  
  その場に行くまで水があるかどうか誰にもわからない、
  という状況だったので、水を見たときの感動といったら・・！
  今思い出しても、ニヤニヤしてしまいます。
  
  ホント、なんであんなに綺麗なんでしょうね？
  私のつたない写真では本物のウユニの美しさは伝わらないと
  思うので（笑）、ぜひいつかjiuさんも行ってみてください。
  遠いし、高山病も怖いし、なかなかハードル高いですけど。
  
  
  
  

• 三昧さん 2010/05/15 10:07:52

  圧巻

  ごんじさん、はじめまして　こんにちは！
  
  ピラミッド型の結晶なんですね。凄い！
  高濃度の塩分の中で四輪駆動を走らせてる写真、気持ち良さそうだな〜！って、・・・・自分も、釣りで海岸をジムニーで運転しますが、これだけ高濃度塩分だと洗車を即しないと大変な事になるな〜！って、ごんじさんの旅行記見ながら考えちゃいました。
  
  それにしても、この世の光景とは思えないウユニ塩湖、シーンとした無音感と　この圧巻の中に一瞬でいいから自然と一体になってみたいものです。
  
  黒鯛釣師
  

  ごんじさん からの返信 2010/05/16 20:13:57

  RE: 圧巻

  黒鯛釣師さん、こんにちは！コメントありがとうございます！
  
  ウユニ塩湖を走った車はやっぱりすぐ傷むそうです。
  以前はそれで事故も多かったみたいですが・・
  
  私のつたない写真ではあのウユニ塩湖の絶景っぷりが
  なかなか伝えられないのが悔しいです。
  長時間の移動と、高山病の恐怖に打ち勝てた者のみが
  味わえる絶景ですかね〜？
  うそです。私でも見れましたから、ぜひ行ってみて下さい！
  感動必至です。