吾妻線と草津温泉。

2010/04/04 - 2010/04/04

　２０１０年春の青春１８きっぷを使って吾妻線完乗と草津温泉へ行って来ました。


　吾妻線は群馬県の山間を走り、その沿線は川の渓谷美や山奥の秘湯がある所を走っております。まばたきしたら過ぎてしまう日本一短いトンネルがあったり、この先どうなるのであろう矢ッ場ダムの建設による吾妻線のルート変更による新しい鉄橋や移設した集落、そしてまだ残る住民の方の家など複雑な一面も見せてくれました。

　そして終点大前駅は一日６本しか来ない終着駅。沿線の道路もこの先長野県へと続くまさに群馬県の山奥のどん詰まりの駅の周辺の姿は、大げさに言えばまるでチベットの奥地にさ迷い込んだような光景でした。


　大前駅から折り返して長野原草津口からバスで有名な草津温泉へ！草津温泉は標高1.000メートル以上もある所だと知って驚きました。途中、道路の溝をうまく利用して走ると「草津節」が聞こえてくる区間を通過。草津温泉が温かく出迎えてくれてると一人勝手にそんな気がして感激しました！！

　草津温泉の泉質は酸性で硫黄泉です。トロトロしたお湯の肌触りが何ともいえません！



「草津ぅ〜ヨイとぉこぉ〜、一度ぉ〜はぁ〜おいでぇ〜♪」


東の横綱草津温泉、ぜひ行くべきです！！！

エリア 草津温泉(群馬)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル

一日６本の山奥の終点の駅「大前」。

何も無い。あるのは「達成感！」。

長野原草津口駅。

草津温泉へはここからJRバスに乗り換えです。
バスは高速バスで使う車両なので快適でしたｖ

やって来ました草津温泉！


　湯畑からはお湯が湧き出ています。

豪快な温泉の滝です！

無料で入れる共同浴場でひとっぷろ浴びてきました。


　お湯をすくうと家で汲むお湯とは違いトロトロした音。そして肌に残るとろみ。

　硫黄泉は香りはクセがあるものの、肌触りは最高です！


　さすが東の横綱でしたｖ

この旅行記へのコメント （2）

• 横浜臨海公園さん 2010/05/13 03:28:57

  吾妻線大前駅

  カンベさま、こんばんは。
  
  
  吾妻線に乗車された由。
  小生、吾妻線に初乗車したのは昭和５９年でしたが、当時は今よりも何も無く本当に殺風景だった記憶が残っております。
  それよりも、吾妻線が長野原線と称した時代に大子まで乗車した体験を有しております。
  使われなくなり久しい積載装置などが放置されたままになっていて荒漠たる風景が広がっておりました。
  
  
  
  横浜臨海公園

  カンベさん からの返信 2010/06/01 19:26:04

  横浜臨海公園さま

  先生こんにちは！
  　
  　自分が先日吾妻線に乗った時でさえその沿線は未開発な所が多い印象と感じたのですが、先生が吾妻線に乗られた当時は今以上とのこと。矢ッ場ダムの建設の計画が宙に浮いたのも、「人間の手が加えられることは嫌だ！」というまるで吾妻線の心の叫びとも感じられます。