ＧＷ一人旅(後編）

2010/04/29 - 2010/05/04

後編は３日目と４日目です。
まずヴェルサイユ宮殿に行って、それからモンサンミッシェルで一泊という予定でした。
モンサンミッシェルからレンヌへのバスは１日に５本しかないため当初は午後2時30分のバスに乗るつもりでしたが、予想以上に効率よくまわれたので、予定を変更して午前11時10分のバスに乗ってパリにもどりました。日の長い時期ならばこの予定で十分だと思います。
そのおかけで日本から予約していた電車のチケットは無駄になったけど、行くことを諦めていたルーヴル美術館に行くこともできたので、思い残すことなく日本に帰ることができました。（隠れた名所を発見できたら良かったのですが、結局メジャーなスポットばっかりになってしまいました。）
フランスの感想としては、トイレが少ない、食費が高い、冷たい人が多いというマイナス面も多かったですが、それぞれのスポットはやっぱり凄く魅力的でした。

エリア フランス

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 航空会社: KLMオランダ航空

ヴェルサイユまではＰＥＲのＣ線で約30分。電車は１時間に２本だけです。

宮殿には９時から入場開始です。人気の観光スポットで入場するのに時間がかかるとのことでしたので、８時頃に到着したら、まだ誰もいませんでした。

宮殿の入場開始前でも庭園には入場できました。この日は日曜日で大噴水祭があったので、庭園に入場するのに宮殿とは別途８ユーロかかりましたが、この時間帯は無料で入場できます。

ミュージアム・パスを持っていて、入場開始10分前から入場ゲートに並んでいたので、ほとんど待たずに入場できました。
チケットを持っていないとまずチケット売り場に並び、その後入場ゲートに並ぶことになるので事前にチケットは購入しておいた方が絶対に良いです。

王室礼拝堂
オーディオガイドは何故か無料で貸してもらえました。説明を聞きながらまわりたかったのですが、次々と人が押し寄せてくるので、あんまりゆっくりはできませんでした。

有名な鏡の回廊、これ以外の部屋もやたらと豪華でした。

宮殿の見学は約50分くらいで終了し、再度庭園に入場。宮殿からアポロンの泉まで歩くだけでも疲れました。広くて整然としているんだけど、全然花とか咲いてなかったです。リュクサンブール公園の方がきれいだった。

大噴水祭の開催中の庭園。
大噴水祭という名前なので何かもっと仕掛けがあるのかと思っていたら、単に噴水から水が出るだけのものでした。
これで８ユーロは正直微妙。

11時30分頃のチケット売り場。
長い行列ができていました。最後尾何分待ち何だろう？

ヴェルサイユからパリにもどり、モンパルナスで昼食にガレットを食べ、いよいよ今回の旅の最大の目的地モンサンミッシェルに出発です。
14時05分にモンパルナスを出発、これに乗らないとレンヌ発モンサンミッシェル行きの最終バスに間に合いません。

パリからおよそ４時間、ようやくモンサンミッシェルが見えてきました。
なんか思った以上に道が邪魔！海の水も少ない！
この時期がたまたまそうだったのかどうなのか。
この日は21時頃に満潮になるので危険ということでしたが、少ししか水位も上がりませんでした。

あまり道が写らないようにしようとしたら最低でも800ｍぐらいは歩かないといけません。

干潟は危険なので入るなの看板がありましたが、ちょっとだけ歩いてみました。
靴が汚れることも覚悟していたのですが、全然でした。陸地化が進んでいるのでしょうね。
ガイドブックには島の周囲の砂を取り除く工事が実施しているとの記述がありましたが、全然そんな様子はありませんでした。

モンサンミッシェルでは島内に宿泊しました。
島内か島外か迷ったのですが、島外のホテルまでは相当な距離もあったし、寒かったらすぐにホテルもどれたので島内で満足でした。
夕食もこのホテルで名物のオムレツを食べましたが、このオムレツは正直おすすめしません。

夜景が見たかったので暗くなるまで待っていたのですが、パリよりもさらに暗くなるのが遅い。
外は風も強くとても寒かったので、あまり長時間は外にいられませんでした。
午後9時30分頃ようやく暗くなってきて、念願の夜景を見ることがきました。

モンサンミッシェルはパリから日帰りのツアーで訪問する人が多いようですが、夜景も見ることができ、訪問者の少ない時間に修道院を見学することができるので、一泊した方が絶対に良いと思います。

この日も午前9時の入場開始前から並ぶつもりで修道院に向け出発。ホテルの朝食が8時からと遅かったので、急いで食べたりもしたのですが、入場開始5分前に行っても、誰もならんでいなくて拍子抜けでした。

一番最初に入ることができました。

テラスからの風景。

メルヴェイユも独り占めできました。

食堂
質素な感じですが独特の美しさです。

この日は天気も悪く、風も強く、とても寒い日でした。もっときれいなモンサンミシェルの写真が撮りたかったけど、条件面や腕の面からもあまり良い写真が撮れなかったのが残念でした。

パリにもどってきてルーブル美術館の入口です。地下鉄の駅から直接入場しました。
そんなに並ぶことなく入場することができました。

ルーヴル美術館外観
入場した日とは、別の日に撮ったものですが一応。

ミロのヴィーナス
あまり時間もなく、美術関係も詳しくないので有名なところだけをピックアップしてまわりました。

サモトラケのニケ

モナ・リザはやっぱり人だかりができていました。
全然近づけなかったです。

ハムラビ法典
こんな形でルーヴルに保存されていたのですね。全然知りませんでした。

写真のほかにも美術の教科書で見たことあるような作品はだいたい見ることができました。
これにて今回の観光は全て終了。途中もったいないこともしましたが、おおむね満足できました。

ＣＤＧ空港ターミナル２Ｆ出発ロビー
ターミナルがいくつか分かれているせいかお土産を買えるような店が少なかったです。
バラマキするならモノプリで販売している、パッケージにパリの観光スポットの絵柄がプリントされたチョコレートがお勧めです。