分杭峠・2010年5月3日

2010/05/03 - 2010/05/03

思い立って、"パワースポット"分杭峠に行ってきた時の記録です。

パワースポットを紹介する本を読んでいて、見つけたのがこの分杭峠です。
この峠はゼロ磁場となっていて、なんと病が治る！？との評判があるというではありませんか。
自分もちょっとした持病を持っていますので、家族に頼んで連れて行ってもらうことになりました。

エリア 伊那(長野)

• 交通手段: 観光バス 自家用車

神奈川県の自宅を朝5:10に出発しました。
途中サービスエリアや道の駅に寄りつつ、9時半ごろ分杭峠に到着。
分杭峠には、峠のちょっと下にあるバス停(写真)からシャトルバスで行くことになります。自分の車は駐車場か、空いてなければ峠道の斜面に路上駐車させられます。

バス停からは、ピストン輸送で次々とお客さんが運ばれていきます。使用されているシャトルバスは、28人乗り(旅客のみで)でした。
このシャトルバス、運営会社のWeb上で何時の便に乗りたいか予約をするのですが、予約してよかったと思えることは往復600円のバス運賃が、「50円引きになる」ということだけでした。
たとえ9時のバスを予約していても、お客さんの列が長ければ9時に乗ることは出来ません。そもそもピストン輸送なので、「○時の便」というものがありません。
予約した時間を狙って現地に行くと、出来ている列の最後尾に並ばされて順番が来るまでしばらく待つ羽目になるでしょう。50円のお得にこだわらなければ、予約は特にいらないかと思います。

そうそう、バス停には簡易トイレが4基ありました。
水が流れるか流れないかは、運次第(？)です。
どうやら流れないことも多そうな気配なので、流れていなくてもビックリしないで下さいね。

シャトルバスの折り返し所から少しだけ上がると、「分杭峠」と書かれた看板があります。
左側の石碑には「従是北 高遠領」とあります。　
雰囲気のある石碑ですが、昭和に入って再建されたものだそうです。(オリジナルは、どこかの不届き者が持ち去ってしまったとか。重かっただろうに･･･)

ちなみに、南側は「天領」だったとどこかで読んだ気がしますが、違ったらごめんなさい。

シャトルバス乗り場から未舗装の道を延々と歩いていきますと、写真の「気場」にたどり着きます。
このような川になっています。
この岩肌からパイプが4本ほど出ておりまして、ここから流れ出る水を、みなさんタンクや空きペットボトルに詰めて帰ります。
水を詰めるにも、1時間待ちです。パイプから流れてくる水の流れはとても弱々しいので、容器をいっぱいにするのに時間がかかるのです。
また、この川で石を拾っている人たちがいますが、ここの石は気が宿っているのでよろしいのだそうです。

この水場近くで小一時間ほど滞在して気を取り込むとよいそうですが、水を詰める順番待ちでだいたい一時間は経ってしまうので、更にここでゆっくりしていくかは考えどころです。

私が「気」を感じたかと言いますと、正直、よく分かりませんでした。気に対する感受性がないのか･･･。
あるいは、頭の中が順番待ちのことでいっぱいだったからかもしれません。

余談ですが、水の順番を待っている時にNHKの取材班(といっても2名)がやってきました。
分杭峠、NHKでも放送されちゃうんですね。すごいです。