2009/10/01 - 2009/10/07
57位(同エリア99件中)
ドラ息子Rさん
- ドラ息子RさんTOP
- 旅行記6冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 9,752アクセス
- フォロワー0人
人生初めてのインド。到着直後から苦難の連続。ヒンドゥーの神々は、東アジアから来た異教徒に予想を超える試練を与えてくれました。
旅を終えて、もう一度行きたい、と前のめりになるか、もう勘弁、と引き下がるか・・・。まずはご覧ください。
★見終わって、旅の内容をもっと詳しく知りたいという方は、こちらのブログに綴ってありますのでご覧ください↓
「東南の風」http://anianenotabi.blog60.fc2.com/
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 航空会社
- アシアナ航空
-
10月1日。
成田からアシアナ航空機で、まずは乗り継ぎ地の仁川へ。富士山が見送ってくれた。仁川国際空港 (ICN) 空港
-
仁川空港のデリー行き便の出発ロビー。一気にインド色が濃くなる。緊張感が増してきた。
仁川国際空港 (ICN) 空港
-
午後11時過ぎ、デリー・インディラ・ガーンディー国際空港に到着。成田を離陸してから12時間近く経っている。
ネットで予約したホテルの出迎えが来ているはずなので、ネームボードを探すが・・・ない!初めての印度で、ネット予約に頼りきった自分がバカだった。
人混みをよく探すと、別人の名前が掲げられたボードに、宿泊先ホテルの名前を発見。予約があることを説明すると、すんなり車に乗せてくれた。助かった!インディラ ガンディー国際空港 (DEL) 空港
-
デリー市内へ向かう道は、街灯も少なめで暗い。空港から市内へはリムジンバスも出ているが、バス停の位置が分かりにくいうえ、本当に運行しているのかすらはっきりしない。インドで夜の到着便を選ぶときは、市内までの車を手配しておいたほうが無難だろう。しょっぱなからヘマをしたが、運が良かった。
インディラ ガンディー国際空港 (DEL) 空港
-
10月2日。
泊まったホテルは、ニューデリー駅に近い「AJANTA HOTEL」。きちんとお湯も出るし、ベッドも清潔で良かった。アジャンタ ホテル ホテル
-
ホテルの部屋からの眺め。朝から日差しは強く、人々の話し声や車のクラクションが響いてくる。いよいよ、インドの雑踏へ踏み込む。いやでも気合が入る。
アジャンタ ホテル ホテル
-
デリーには1泊だけで、この日のうちにブッダ・ガヤへ向かう予定。最寄り駅のガヤまでの鉄道切符を買うため、ニューデリー駅へ赴く。駅前周辺は雑然として、古い建物も多く、経済成長著しいインドの首都の玄関としては意外な感じだ。牛が引く車が、道の真ん中を悠然と進んでいる。
-
さて、ニューデリー駅に着いたものの、外国人向け窓口はどこだろう。某有名ガイドブックによると、建物の2階にあるが階段が分かりにくい、とある。
探していると、男が声を掛けてきた。今日はガンジーの誕生日で、窓口は休みだという。切符は、コンノート・プレイスの旅行会社でしか買えないと。
怪しいとは思ったが、10月2日がガンジーの誕生日だというのは本当だった。切符が買えないのは困る。男に連れられるまま、ついオートリクシャーに乗ってしまった。
(その後起きたことについては、旅ブログ「東南の風」のインド編「洗礼」http://anianenotabi.blog60.fc2.com/category12-1.htmlに詳しく書いてあります)ニューデリー駅 駅
-
カナダ人の若者のおかげで難を逃れ、再びニューデリー駅へ。よく見ると、駅舎の前に看板があり、その案内をたどると簡単に外国人窓口にたどり着くことができた。焦らず、注意深く周囲を観察することが大事なのだ。
ニューデリー駅 駅
-
夕方に出発する寝台列車の切符を手に入れ、一安心。時間を取ってしまい、時刻はもう昼下がり。駅前のメイン・バザールをそぞろ歩きする。
メインバザール 市場
-
気づいたら、朝から何も食べていなかった。地元の人たちで賑わっていそうな食堂を選んで入り、チャパティーを注文。
メインバザール 市場
-
インドと言えばナンが有名だが、チャパティーはナンに比べて薄く、より庶民的な食べ物らしい。安いので、もう一皿お代わりして満腹に。
メインバザール 市場
-
午後3時過ぎ、ホームの列車に向かう。出発時刻よりかなり早めだが、インドでは何が起こるか分からない。
ニューデリー駅 駅
-
乗ったのは、エアコン付き2等寝台車。2段ベッドが向かい合わせのコンパートメントで、なかなか快適。
ニューデリー駅 駅
-
発車後、しばらくして車内食が出る。係員が、乗客一人ひとりに注文を聞いて回る。インドは宗教上の理由でベジタリアンも多く、ベジタリアン向けとその他の2種類から選ぶ。これは、非ベジタリアン向けメニュー。食事の前におやつも出た。
-
10月3日。
朝4時過ぎにガヤ到着。当然、まだ暗い。降りる人が結構いる。ガヤ駅 駅
-
地元の人たちはさっさと駅を出て行ってしまうが、旅行者が闇の中を行動するのはリスクを伴う。明るくなるまで、待合ロビーで過ごす。たくさんの人々が、床に座ったり寝転んだりして列車を待っていた。
ガヤ駅 駅
-
ようやく夜が明けてきた。駅前広場に出て、ブッダ・ガヤへ向かうオートリクシャーを探す。貸し切りだと、違う場所へ連れて行かれるなど騙される可能性もあるので、地元の人たちと乗り合いのリクシャーを探す。
ガヤ駅 駅
-
見つけたリクシャーの座席は、既にすし詰め状態。僕らは荷台に乗せられた。でも、地元の人たちと同じリクシャーに乗った方が絶対安心。
ガヤ駅 駅
-
朝日が昇り始めた。
-
ブッダ・ガヤ着。ホテルで荷を解き、1時間ほど休む。デリーとは違い、周りは緑が豊かで静かな環境。わずかだが、列車での長旅の疲れが癒えた。
-
腹が減った。某ガイドブックにも紹介されている食堂「FUJI GREEN」へ。
-
広々とした店内。エアコンは、ない。目の前に大きな扇風機が置かれ、気化熱で急速冷却。
-
チベット風焼きそば「チョウミエン」を注文。量は十分。美味かった。
-
腹も膨れたところで、ブッダ・ガヤをふらつく。街中には、タイやミャンマー、チベットなどそれぞれの国・地域の様式で寺が建てられている。ここは、印度山日本寺。
印度山日本寺 寺院・教会
-
境内で祈る僧侶。
印度山日本寺 寺院・教会
-
日本のある宗教法人が建立したという大仏。
-
大仏の敷地では、手足が不自由な人や子どもたちが、参拝客にしきりに喜捨をせがんでいる。多くは素通りするが、このおばさんは、手を差し出す者すべてにお金を渡していた。
-
チベット僧院。
-
こちらは、新タイ寺。
ブッダ・ガヤの街は、さながら寺院建築の博覧会のようだ。 -
いよいよ、ブッダ・ガヤの中心、マハーボディー寺院へ。巨大な仏塔の中には、ブッダの骨「仏舎利」が納められている。寺院の中は靴を脱いで歩かなくてはならない。
-
仏塔の中に安置されている仏像。
-
仏塔の裏手には、ブッダがその木陰で覚りを開いたとされる菩提樹の子孫にあたる樹がある。
-
樹の周りには、多くの僧侶や参拝者の姿。樹に向かって祈る者もいれば、静かに座っているだけの者もいる。
-
樹を眺めてしばらく座っていると、一枚の葉がひらりと舞い落ちてきた。一人の少年僧がどこからともなく走り出て、葉を拾い上げ、それまで立っていた位置に素早く駆け戻った。その動きをずっと追っていたら、視線を感じたのか、彼が寄って来てその葉を差し出してくれた。
思いがけない、ブッダの贈り物。今も額に入れて家に飾ってある。 -
境内に夕闇が迫る。
-
陽が沈むと、ライトアップされた仏塔の向こうに、月が昇った。闇の中でも、僧侶たちは熱の残る石の床に座り、祈りを続けていた。
★見終わって、旅の内容をもっと詳しく知りたいという方は、こちらのブログに綴ってありますのでご覧ください↓
「東南の風」http://anianenotabi.blog60.fc2.com/
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
アジャンタ ホテル
3.22
この旅行で行ったスポット
もっと見る
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
37